アート・絵画・現代アート・美術系のイベント・団体展出品作品14
浅野琢也(Takuya Asano)
2012年8月第60回記念 平和美術展 (美術家平和会議)
展示会場=東京都美術館 LB階
「戦闘ゼロに向かって 」平面F20号
今年は、平和美術展が60回記念展である。今年の春に
リニューアル・オープンした上野の東京都美術館に戻って
の展覧会でもある。会期も終戦記念日と重なる。
そこで、映画「月光の夏」と小説「永遠のゼロ」を読んで
「ゼロ式戦闘機」がゼロを描いている雲の中に向かって
離陸してハングしてアルファベットのO(オー)と数字の
0(ゼロ)を明確にするために入れる斜線状の構図にした。
左上には、先に雲を、くぐり抜けた三機を戦闘機の造形物を
貼り付けて表現した。遠近法で丁度良く小さく見える大きさにた。
戦闘のゼロ戦21型は、塗装が白っぽいので死に装束を
イメージするように先頭にした。その後ろにお馴染みの
ゼロ戦51型と紫電改を並べた。
「ゼロ」は、「無」でり「零(れい)」と「霊(れい)」
の発音も共通している。今回は、第二次世界大戦の後に
はじまった平和美術展が60回を向かえた事もあり戦後
間もない時代をテーマにすることで原点回帰した。
展示は、二段掛けで下段は「神風サーカス特攻ライダー」
を飾って共通性を持たせた。
改装前に東京都美術館の職員通用口にいたネコの太郎と花子が
元気で近くにいたので再会できて嬉しかった。
第66回 2013年 日本アンデパンダン展 インスタレーション作品
「キケンなクウキ」にリンクします。
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