1910年ロンバルダの実業家達がイタリアーナ・ダラックを買収、ロンバルダ自動車製造株式会社(ミラノ市北東のポルテッロ工場)を設立。 ロゴのALFAとは"societa Anonima Lombarda Fabbrica Automobili"の頭文字をとったもの。 また左側の十字は、十字軍遠征の際最初にエルサレムの城壁を登り十字架を立てたミラノ人を讃えたミラノ市の紋章を表し、 右側は、ヴィスコンティ家初代が大蛇を刻んだ盾を携えサラセン人との戦いに勝利した事にちなんだミラノの名家、 ヴィスコンティ家の紋章を模したものである。 | |
1915年、技師ニコラ・ロメオはALFAの株式の過半数を取得しその経営に参画することになった。 戦後すぐに、戦前モデルのストック部品を使用し生産が再開されたが、この時はじめて"ALFA-ROMEO"とエンブレムに入ったのは1920年のこと。 | |
1972年以後エンブレムから"MILANO"の文字がなくなった。1968年にAlfasud S.p.A.が南部のナポリに設立されAlfa Romeoは1971年11月のトリノショーでAlfasudをデビューさせたためである。 |