「アガステアの葉」をご存じですか?


山本由紀子
「アガステアの葉」をご存じですか?

それは「アガステア」という3,000年だか、4,000年だか前のインド人が遠い未来にまで渡って、彼を訪ねる人の人生を予測した、というもの。その予言を古代タミール語で沢山の椰子の葉っぱに書いて残した、のだそうです。アガステアさんの予言を探し出すのに必要なのは、男性なら右手、女性なら左手の親指の指紋だけ。その指紋を元に候補となる葉っぱの束を探し出し、沢山の葉っぱに書いてある項目を質問し、訪ねた人本人の名前、職業、親の名前、配偶者の名前、兄弟の数と性別、などなどを探り出し「はい、これがあなたの葉っぱ」とでてくるわけです。その葉っぱには将来に渡る予言も書いてあります。

ナディリーダーと呼ばれるアガステアさんの葉っぱを受け継いだ人が葉っぱを繰りながら「お父さんの名前にア行があります」「あなたの名前は3文字です」「食物に関係ある仕事をしています」「末っ子です」「お母さんの名前は○○○」などの質問をすると、それにイエスかノーかだけで、答えていくうち、あるところで急に当たり出すんですね、これが。で、私は私の指紋から検索された葉っぱの束、2束目の最後で私の葉っぱがでてきて、両親の名前、私自身の名前、生年月日、職業(そのものズバリではないですが、「食物と農業に関係のある仕事」とかなり近かった)、等々を見事当てられました。そして、それに書いてある未来の様々なことをノートに書いてもらいました。いやー、不思議。

私はあんまり占いや運命の類は信じないのですが、なにしろこのいかがわしさに魅了され、しかも目前で固有名詞を当てられちゃうと、どうなってんのー?すごーい、とはからずも感動する始末。で、そのアガステアさんの予言によると、私は80歳まで生きるようです。39、40歳くらいで家を買うというのはともかく、49,50歳では「secret  income(秘密の収入)」でお金を得るなどという面白い予言もいただきました(脱税でもするのか、それとも密輸入か、うーん)。そして55−60歳では、外国に出て食品の輸出入の会社をだれかと興すらしい。で、成功するだろうと。この予言がまた大変「らしく」、私の回りの友人たちは、ありそうー、っと言ってくれます。私含めて3人で行ったのですが、みんなそれぞれ「らしい」事が出てきました。未来のことはわからないし、信じる信じないは別ですが、とにかく面白い。インドのいかがわしさと奥深さを堪能するには、まさに打って付けといえるでしょう。