私は、好奇心が非常に強い人間で、特に、美しい物や神秘的なものに心を惹かれます。 大学一年の時に、友達がタロットカードを持ってきて見せてくれました。 私が占いに懲りだしたのはそれがきっかけだったと思います。 トランプ占いや星占いもやりました。私の大きな勘違いは、 占いによって周りの人達を助けてあげられると思っていたことです。手相見の人にも、 カウンセラーに向いていると言われ、他の占い師には弟子にならないかと言われました。 でも、大学4年でクリスチャンになってから、それがどれほど罪深いことで、 神様が忌み嫌っていることかを知りました。結局私は、人助けではなく、 人を単に惑わしていたにすぎなかったのです。
初めての聖餐式で、親指の頭位のパンと葡萄酒をいただきました。 聖餐式は毎月第一日曜日に行っています。聖餐は、 イエス様を信じて聖霊や洗礼を受けた者だけが受けるのを許されています。 キリストの御肉と御血をいただくことによって、イエス様と霊的にひとつになり、 いつまでもその恵みを忘れないために行っているのです。 私が初めて聖霊の働きを体験したのはその日でした。アパートに帰ってきて、 本棚にたくさん並んでいる占いの本を見るなり、居ても立ってもいられなくなりました。 私にとっては、ヨーロッパに行ったときに買ってきたタロットカードなど、 何年もかけて集めた宝物ばかりのはずでした。確かにその日の朝は何ともなかったのに、 急に嫌悪感を感じ、それを持っているのが耐えられなくなったのです。
私は、直ぐに占いの本やカードを大きな紙袋2つに詰め、近くの公園に持っていきました。 占いの霊は神様の敵サタンが支配しているものですから、 警戒して聖霊のお祈りをしながらそれを全て焼いてしまいました。そのあと、 私の心は喜びと平安で満たされました。私は初めて聖霊の強さを知りました。 サタンと神様両方につかえることは出来ません。無理したわけでもなく、 聖霊によって私の心は聖別され神様が嫌っている占いを捨てることになったのです。 殆ど習慣化していましたから、自分の努力でそれをやめることは出来なかったでしょう。 私は占いに支配されたり惑わされたりすることがなくなり、心は開放感でいっぱいになりました。
その後のコインランドリーでの出来事です。 使用中のままちょっと別のところに買い物に行って戻って来たら、 自分の洗濯物に誰かが漂白剤を入れたため、 ボーイフレンドとペアで着ていたトレーナーが台無しになっていました。 どれだけショックだったことか、、、。次に思ったことは、 絶対に許せないと思ったことです。そして怒りでいっぱいになりました。 どうしてこんなことが出来るのか、本当に理解に苦しみました。 仕返ししてやりたいとまで思ってしまいました。 そうしたら、自分の心が、怒りから悲しみに、悲しみが苦しみに変わりました。 自分でも何で心が苦しいのかわかりませんでした。でも、ネガティブな考えを持つと心が苦しくなり、 そのたびに「ごめんなさい」とイエス様にお祈りすると心が平安になるのです。
もはや私は、悪の霊に支配されるのではなく、神様の霊によって導かれるようになったのです。 それはどんなに幸いなことでしょうか。ハレルヤ!