*証し会(4/24/94)

(外資系のトップの秘書は常に不安定。上司の定年退職の為に私も辞めなければならないことに。
トップの秘書の仕事に失望していた私でしたが、私が予想もしていなかったお導きと祝福が・・。)

主の御名によって、新しい仕事が与えられたことをおあかしさせて頂きます。私は、ヨーロッパ系の会社で、代表をしている上司の秘書をしていましたが、彼の定年退職の為に去年のクリスマスイブに解雇されました。本来ならば、後任の外国人が来るはずなのですが、副代表がそのまま代表に昇格することになりました。彼にも秘書がいますから、上司のいない秘書(私)は必要ないわけです。だいだい3年位で上司が変わることが多いので、外資系の秘書は、私のようなこともありますが、仮に残れたとしても次の上司と合わない場合はクビになったり、上司が自分の秘書を連れてきたりしますから、非常に不安定な職業ともいえます。

10月に上司とのことであかしをさせて頂きましたが、その時にはもう辞めることが決まっていました。この不況の時に仕事を失うことはとても辛いことなのですが、難しい上司に苦労していたので、入社時から、「御心ならばここを辞めさせて下さい、御心でないならば耐える力を与えて下さい。」と祈っていましたので、「ああ、やっと御許しがでてここを卒業させてもらえる。」と喜びました。 前の会社とブランクをおかないですぐに働きたかったのですが、今回ほど苦労をした就職活動はありませんでした。でも、イエス様があえて不況の一番大変な時を選ばれたことに意味があり、イエス様の御導きで前の会社に入り辞めることになったので、精神的には楽でした。きっとドラマチックな素晴らしい筋書きで新しい仕事が与えられるに違いないので、私は又あかしをさせて頂くことになるだろうと想像していました。

11月から就職活動は始めたものの、秘書の仕事に失望していた私はいったい自分は何をやりたいのかはっきりしませんでした。海外セールスアシスタントか部長秘書かなと漠然と考えていました。12月に面接した会社を通して、セールスアシスタントの年齢は若く、叉秘書と同じ位の給料は望めないということを知りました。外資であっても、若い人ならばキャリアが同じならば安い給料で雇えるのです。とりあえずどんな方法を使ってでも探さなければと思い、人材銀行に5カ所登録し、IYさんにアメリカ人のヘッドハンターを紹介してもらったり、ジャパンタイムス、朝日新聞、自分が通っていた秘書学校やとらばーゆ、又、職安にまで仕事をさがしに行きました。秘書学校の先生からのアドバイスで、マッキントッシュを習得し、それによって非常に美しい英文の履歴書が出来ました。

1、2月は英会話の勉強が中心になり、就職活動は二の次になってしまいました。でも、英会話のブラッシュアップが出来たこともあり、だんだんと、外人付の秘書になろうと思い始めました。又、部長秘書を希望すると、役員秘書をしていたのに何でランクを下げるんだと思われ、それが不採用につながるので、役員秘書で行くことに決めました。3月になり、30日は誕生日がきてしまうし、4月3日には失業保険がきれてしまうこともあって、かなり大胆に応募していました。求人に「英語が堪能」とあるだけで躊躇していた頃もあったのに、最後には、「ネイティブ並みの会話能力」とある求人にも応募していました。3ヶ月間学生生活が出来たので、楽しい失業生活を送ることが出来たのですが、経済的には大変でした。3月中旬にはアパートの契約更新で15万円も払い、失業保険は安いので毎月赤字になっていきました。自力で生活出来るのはあとわずかでしたので、3月の最後の週は少々焦りました。S牧師先生にお電話した時は、派遣社員になることも考えていました。

4月3日イースターの日、失業保険が切れた日でもあったわけですが、とても満たされた一日を過ごすことが出来ました。次の日からは、不思議と全く平安な気持ちになり、「今日からはイエス様に養って頂いている」と実感しました。何も心配することはない、私が教会から借金をしてW市に来たときは、一文無しでももっと純粋な信仰を持っていたし幸せだったのではないかと思いました。イエス様が与えイエス様が取られるのだから、又ゼロから始めなさいと言われるのならそうしよう、そして主の御名が崇められる為に用いて下さるのならばそうして頂こうと思いました。

4月4日月曜日。もう3週間もたっていたので忘れかけていた会社から電話が入り、火曜日に1次面接に行きました。結果は1週間後だと言っていたのに水曜日に電話があって、木曜日の午前中に2次面接に行きました。そして面接の帰り道、前の会社の人達と千鳥が淵でお花見をしながらお昼を食べて家に着いたら、「貴女に決めました」という留守電が入っていました。そして金曜日、給与の交渉も希望が全面的に通り、無事契約が済みました。

4月11日月曜日から、ヨーロッパ系の会社の代表をしているデンマーク人付きの秘書として働いています。今度のボスは、前のボスと全くタイプが違うので、仕事がやりやすくのびのびとした環境のなかで楽しく働くことが出来、本当に感謝しています。後で前任者の秘書から聞いたのですが、応募者は60数名だったそうです。ジャパンタイムスの求人は、ひとつのポジションに英語の出来る人ばかりが何百人も応募してくるので、それを考えると私は非常にラッキーでした。長い間、先生を始め多くの方々のお祈りをありがとうございました。

*追記*

私は、この会社で素晴らしい人達と出会いました。家族的な雰囲気の会社で、私の心の傷はこののびのびとした環境と暖かい人達によって充分すぎるほど癒されました。でも、前の会社での苦しい下積み時代がなかったら、ここでは決して勤まらなかったでしょう。改めて主のご計画の完璧さに驚き、「全てのことを万事を益として変えてくださる」のだと、つくづく思います。応募者の人数の件ですが、実は12月にも求人を出していたので、合計120人もの人が応募していました。後で分かりました。普通の能力しかない私が何で選ばれたのか、それを考えると神業としか思えません。ハレルヤ!それに、深い縁があったのだと思います。(3/30/97)