(残念なのですが、企業秘密的な部分がありますので、実際に証しした内容の一部分を割愛したり、固有名詞なども書き変えています。)
主イエスキリストの御名によって、会社の事情で失業し、半年近くの失業期間を経て新しい仕事が与えられたことを感謝してお証しさせて頂きます。イエス様が、会社の大きな問題から私や他の社員の問題に至るまで、どのように導いてくださり主の栄光をあらわして下さったかを、昨年の6月頃から順を追ってお証しいたします。
私は、3年前の4月からヨーロッパ系の会社で、社長秘書として働いていました。私のボスは私より一年前に日本に赴任して来ました。彼には、ある会社と合弁会社を設立するという大きな使命がありました。上司とは相性が良く、とても楽しく一緒に働いていました。奥さんもとても素敵な人で、社員からも慕われていました。小さな会社で、とても家族的なリラックスした会社でした。ここで証しをしましたが、私の前の会社での心の傷は、こののびのびとした環境と暖かい人達によって充分すぎるほど癒されました。私の人生の中で、一番素敵で幸せな3年間でした。
私は役員秘書なので、秘密事項を誰よりも早く知ってしまう立場にありました。合弁会社のパートナーの会社とうちの会社、本社の社長の3社の社長会議が年に何度も国内外で開かれました。会議の英文議事録に目を通した時に、とてもショッキングな計画を知ってしまいました。私の会社は、合弁会社を設立する過程で、自分の工場を12月末で閉鎖し、新会社の本社も東京ではなく関西に移転することがわかりました。いつの間にか、相手の会社に有利な話になっていたので驚きました。私はとてもショックでした。うちの工場で働いている人達の多くは40代後半や50代前半で、子供の教育費や家のローンなどで一番お金がかかる人達なのです。それに、私達も失業するかも知れないということなのです。私はこの秘密を、自分の胸にしまっておかなければなりませんでした。去年の6月頃の話です。他の社員達は何も知らなかったので、私は彼らの幸せそうな顔を見ているといっそう苦しさが増し、私の細い神経ではとうてい耐えることが出来ないように思えました。
私はだいぶ前から、この会社の経営と自分が定年まで働けるようにお祈りをしていました。それで、イェス様に、「あなたにお祈りをしてきたのに、どうしてこういうことが起こらなければならないのですか。もしボスが、工場の閉鎖のことをその一ヶ月前に従業員に発表するようなことになったら、あの人達はどうしたらいいんですか。」と言いました。私はだんだん精神的にも肉体的にも疲れて来ました。とても苦しい日々が続きました。私はイエス様に、「あと半年もとても耐えられません。」と祈りました。すると、7月の上旬になって、私のボスが、内々だけでスタッフの前で、進めているプロジェクトや私達が現在置かれている立場について発表してくれました。私は、ボスがみんなの前で早めに全てを話すように、主が導いて下さったことを心から感謝しました。
一時は良かったのですが、私の心は何か重たく暗いままでした。ある日、マーリン・キャロザース牧師が書かれた「讃美の力」を読むように導かれました。この本は4年以上前に読んだ本でした。私はそのころ、3週間ほど前から原因不明で右膝が痛んでいました。ある朝、Y駅で電車を降りて、階段を上がると、つい、「痛いなぁ。」と言ってしまいました。でも、ふと思いました。私がイェス様を信頼することが出来れば、悪い事でさえも感謝することが出来るはずだと。階段の中段の踊り場の所まで、私は声に出してイェス様に、「イェス様、あなたが私にどんなことにも感謝し、いつも喜んでいるように望んでいらっしゃることを知っています。この膝の痛みでさえも、感謝しなきゃいけないですよね。イェス様、あなたを讃美します。あなたは、私に益となるようにこの痛みをも用いることが出来ます。」と言いました。その直後、右足から階段を上がったところ、膝の痛みが突然なくなったことに気がつきました。あんなに痛かったのに、走って駆け上がることも出来たのです。イェス様は、呼べばすぐ答えるところにいて下さって、いつも私の声に耳を傾けて下さっていることを知り感激しました。私はビックリしたのと嬉しさでボーっとしていました。H線に乗り換えても、心の中でずっとイェス様に話しかけていました。すると、「あなたが今暗い気持ちになっているのは、あなたが独りでは決して担いきれない大きな荷物を抱えているからです。それはあなたの荷物ですか?あなたの問題も彼らの問題もわたしに委ねなさい。あなたにとっての最善を知っている私を、ただ信頼しなさい。あなたはただ私の手に荷物を下ろして、私の平安の中に休んでいればいいのだ。」と、私の心に響いてきました。私は、ビックリして、「は・・はい。イェス様。私は間違っていました。私が憂鬱だったのは当然のことでした。私は小さな自分の両肩に重荷を担っていたんですから。主よ讃美します。」と答えていました。すると、突然、私の心が完全な主の平安と喜びと愛で満たされました。それから今の今に至るまで、私の心の平安は揺るぐことはありませんでした。
会社のことでは、恵みの座でお祈りして頂きました。(*割愛しました。*)本社の社長は、東京の本社を神戸に移すことを決めてしまいました。その計画がだめになるように祈っていただきましたが、神様はその計画を中止にはされませんでした。神様のご計画は、私の頭では理解できないところにあることを知りました。私は、イエス様が電車の中で約束して下さったので、とにかくわからなくても信頼してついて行くしかないと思いました。私達は神戸に行くか退職するかの選択をしなければいけなくなりました。私は教会のことがあるので選択に悩む必要はありませんでした。
9月には、転職の準備の為にパソコンを購入しました。本当は新しいソフトを家で独習するつもりでした。そして、ついでに始めたインターネットだったのですが、今年の3月に自分のホームページを2つ持つまでになり、それを用いて伝道活動をするように導かれました。それについては後日お証しをさせて頂きたいと思っています。11月末には、全て会社の費用で、東京の女性スタッフだけ、支店がある広島あたりを2泊3日で旅行させてもらいました。イエス様が慰めを下さったのだと思いました。12月末には予定通り工場を閉め10数人が解雇されました。誰一人として文句を言う人がいなかったことが、いっそう切なく辛く感じました。1月中旬には私のボスが次の赴任地に行ってしまい、すっかり張り合いをなくしてしまいましたが、2月は神戸移転の色々なことで本当に忙しい日々を過ごしました。2月には私と経理の二人が神戸の新しいスタッフに引継ぎをしに行きました。神戸にいる時に嬉しいニュースが入って来ました。私が一番心を痛めていた工場の人達の就職が、一ヶ月の短期間で全員決まったのです。同僚は、「すごい奇跡よね。あなたのお祈りがちゃんと聞かれたのね。」と言っていました。神様には不可能なことはひとつもありませんから感謝です。私達は自分のことのように喜びました。
私の就職活動は、仕事に追われてなかなか思うようには行きませんでした。1月には、ちょうど私が登録しようと思っていた外資系の人材バンクが会社の2件どなりに引っ越してきました。仕事の合間に行くことが出来たのでとても助かりました。2月末に会社を退職し、私の全ての役目が終わったことを感じました。3月、4月、5月は全く面接に呼ばれませんでした。ちょうどホームページが軌道に乗るまでに必要な期間でした。6月から面接が入るようになりましたが、失業保険が切れてしまい派遣で働かなければいけないかなと思いましたが、登録をしに行こうとすると立て続けに面接が入って来る為、お金の為に働くのはよそうと思いました。退職金はゼロになっても、派遣で働くことは御心ではないような気がしたのです。
7月になり、私の就職がなかなか決まらない原因は、前の会社を愛するあまりに、面接の時にどうしても頭の中で比較していたせいだと気がつきました。私は35社も応募をしていましたが、なかなか決まらないし、もう忘れられているかも知れないと、人材バンクのEに、「この際金融業界でもいいから、探してください。」と電子メールを送りました。翌日彼女から電話があり、「ちょうどあなたに良さそうなところがあるのよ。」とその資料をファックスで送ってくれました。某外資系金融企業のトップに付く秘書で、今まで紹介された中では一番興味を持ちました。私が電子メールを出した二日前に求人を出していたのです。仕事は悪くないなと思っていたのですが、ひとつだけ気になることは、会議の議事録を英語で取ることでした。私はショックでした。何故ならば、私は英語のヒアリングがあまり得意ではないと思っていたからです。それというのは、6年前にイギリスの法律事務所で、イギリス英語に慣れなくてひと月で首になったことがあるからです。私は泣きながら、「こんなに気に入ったところが出てきたのに残念です。英語の議事録なんて私には取れません。私には自信がないんです。」と祈りました。すると私の心に、「主の栄光はあなたの弱さの上にあらわれる」と鮮やかな答えが返って来ました。私は、とても満たされた平安な気持ちになりました。今までの仕事だってイエス様に助けられながらやって来れたのだから大丈夫だと思い、Eにこの話を進めてくれるようにお願いしました。
8月7日人事部長とナンバーツーの外人との面接が別々にありました。二人とも自然な感じで、 話しやすくとても楽しい面接でした。 8月13日水曜日の祈祷会でたくさんの讃美とお祈りを捧げることが出来、 翌朝目が覚めた時も満たされた気持ちでいっぱいでした。11時頃にEから電話があり、 翌日15日に二次面接とのことでした。神様が働かれるところにはサタンも働くのだと思ったのは、 その直後突然具合が悪くなりフラフラになって食事も出来なくなったからです。でも、 これは恵みを受けさせまいとするサタンの妨害だなと思いましたので、 「私は負けないわよ。」と宣言をして、 讃美を歌う力もなかったので一日中聖霊に導かれて心の中で讃美をしていました。私は、 「主が、栄光をあらわす為に、私に仕事を与えてくださった。」と感謝のお祈りを捧げていました。 二次面接で、初めて上司になる外人と会いました。私のくだらない話でも、笑顔で何でも聞いてくれました。 彼が部屋を出た後、人事部長が、「彼はあなたのことを気に入ったようですね。」と笑顔で私に言いました。 その後の候補者との面接はキャンセルしたようで、18日月曜日の朝、Eから「おめでとう。」と電話がありました。私は25日から半年ぶりで働いています。イエス様は私が緊張しないように、実に細やかな配慮をして下さいました。その一つには、その企業はひと月前に、私が慣れ親しんでいた町に引っ越しして来たばかりで、それも駅の上の私が使っている銀行と同じビルに移転してきたのです。私にとっては、 非常に嬉しいことでした。
私の周りの友人やインターネットの私の掲示板でも、たくさんの人達がおめでとうと言ってくれました。外国に赴任している元上司にも報告をしました。彼も心から喜んでくれました。(*ここも今の段階では公表出来ないので割愛しました。*)イエス様は、一生懸命頑張って来た私の上司のことも祝福して下さいました。あと経理の二人が失業中ですが、「教会で祈ってもらっているから、ちゃんとそなえられているのよね。」と彼女たちまで言っています。神様は、間違いなく彼女たちにも素晴らしい職場を与えて下さると確信しています。