主イエスキリストの御名によって、何十年にも渡る持病が完全に癒されたことと、今治療中の病気についての証をさせて頂きます。
今治療中の病気は直腸癌ステージ3です。6月上旬の検査で癌の疑いが分かり、S牧師先生に電話でお伝えしたところ、先生は「証しないからだよ。S先生(癒しの賜物)に祈って貰えば治っちゃうわよ。」と仰いました。 先生の言葉には思い当たる節がありました。それは、何十年も患っていた持病が完全に癒されたお恵みを教会で証していなかったからです。約26年前に神様から「貴方は証を沢山持っている。 それを自分の心の中にだけしまっておかないで、証を書いてHPを作りなさい。」と導かれ、これまでHPには60以上、ブログにはリアルタイムで証を書いて来ました。 そのように、私の使命は神様の素晴らしさを証することだと思っています。今大きな病気に罹っても平安でいられるのは、その癒された体験があったからなのです。
二十歳の頃から患っていた持病は、重度の偏頭痛、十二指腸潰瘍とスタンダール症候群です。気が付いたらいつの間にか癒されていたのですが、正確なことを確認する為自分のブログを検索して調べました。 2010年5月ペンテコステ礼拝時に偏頭痛で倒れ、応接間で横になっていました。そして、初めてS先生に癒しのお祈りをして頂きました。 美容院で洗髪時に気分が悪くなるスタンダール症候群は癒しの祈りの翌月に、十二指腸潰瘍は2012年3月の人間ドックで、辛かった偏頭痛は2013年10〜12月の間に癒されていたことがわかりました。 持病は体質の問題で一生付き合わなければならないのかと思っていましたが、神様の御心は癒されることでした。今は普通の頭痛さえも起こらなくなり感謝です。
そして、今治療中の直腸癌についてお話します。本来は7月に手術の予定でしたが、6月23日の夜中に容態が急変しました。 死ぬほど苦しくてイエス様の名前を呼んで大泣きしていましたが、夜が明けたら何もなかったように普通に戻りました。でも心配だったので、夜救急車を呼びS病院に搬送されました。 自覚症状はなかったのですが、検査後穿孔腹膜炎を起こしていることが分かりました。医師から「癌よりも今は貴方の命を守ることが優先なので手術をします。」と言われ、真夜中に手術が始まりました。 目が覚めたら体中に管が通っていて、お腹の上にはストーマと言う人工肛門が作られていました。あの日救急車を呼ばなかったら、私は自宅で孤独死していたかも知れません。 正しい判断を導いて下さった神様には感謝しかありません。
感謝なことに、癌を宣告されてもずっと心は平安で守られています。約5週間の入院中、牧師先生方は勿論、聖歌隊や有志のグループの方々に祈られていたことが大きな支えとなっていました。 祈りの力の大きさを初めて体験しました。7月末に退院し、8月上旬から「祈りのサークル」に名前を載せて頂き感謝です。直接お話したこともない方々も、 24時間誰かが私の為に祈って下さっていると思うと言葉にはならない程感謝な気持が一杯で、祈って下さっている兄弟姉妹を祝福して下さいと日々祈っています。
穿孔腹膜炎の手術で入院した為、癌の治療は出来ず結果として癌が成長してしまいました。お祈りをして頂いているのに何故?とショックでしたが、現実を受け止め感謝して神様を讃美していました。 そして、癌の治療法が退院直前に変更され、放射線治療が始まりました。医師からは恐ろしく沢山ある副作用の説明がされました。 7月下旬から9月上旬まで28回の放射線治療中、治療の台に乗っている約10分間はいつも、「癌は消えてなくなりましたから感謝です。」と祈っていました。 結局最後まで特に目立った副作用が起こることはなく、癌は4分の1まで小さくなりました。 8月から礼拝に復帰し嬉しかったのですが、元々の肛門周りの痛みで長時間座っていることが出来ず、9月一杯まで応接間のソファに横になって礼拝を聴いていました。
9月にある兄弟の癒しについてのお話をYouTubeで聴き、目から鱗の体験をしました。「病気はサタンから来るもの。神様の癒しは贖いに含まれている。」と言うことでした。 私はこの動画がきっかけで祈り方を変えました。一般的な願いについては「御心でしたら、こうなりますように。」と祈りますが、癒しのお祈りに関しては「御心でしたら」は不要なのです。 何故なら、病気はサタンが持って来るもので、癒しは神様の御心だからです。私達はカルバリの十字架上で、罪も病もイエス様によって贖われていて、2000年前にそれらは既に完結しているのです。
その後T.L.オズボーンの『みことばの力』に実にタイムリーに出会いました。その本を読んで、聖書の御言葉は真実で神様御自身であり、御言葉には生きて力があるという確信と大きな励ましを頂きました。 「神様に出来ないことは何一つありません。聖書に書いてあることは真実です。主の打たれた御傷によって私は癒されています。」と毎回食前の祈りの時などに、口に出して告白しています。 御言葉を告白することは神様に対する信仰告白であり、サタンに対しては勝利宣言なのです。私は親しい看護師さんや医師達に「私の癌細胞は消えてなくなっていますよ。」と、 そう信じているので、大胆に宣言しています。
御言葉の告白を実行し始めたら、9月の最終週辺りから日に日に体調が良くなって来ました。 10月になり、礼拝中ソファで横になっているのは信仰告白と矛盾していると思い、会堂で礼拝に出てみました。まだ多少お尻は痛かったのですが、最後まで座っていることが出来ました。 次の日曜日には礼拝も聖歌隊の練習にもずっと参加出来ました。その頃には自分の足で20数分かかる教会まで歩いて通うことが出来るようになりました。 そして、先週の日曜日に約4ヶ月ぶりに聖歌隊に復帰することが出来ました。皆が復帰を私以上に喜んで下さり感激しました。
10月中旬からCAPOX療法と言う化学療法が始まりました。1月に癌の手術、3月にはストーマ(人工肛門)を外す手術をする予定です。 今度の化学療法は強いので、誰にでも副作用が出ると言われて覚悟していましたが、2週間経った今も副作用は出ていません。 今は痛みで一時間ごとに夜中に起きることもなくなり、殆ど普通の生活に戻っています。皆さんのお祈りのお蔭だと思っています。 まだまだ長丁場ではありますが、完治したことを又この場で証出来ることを楽しみにしています。ありがとうございました。