いつも私の病気の為にお祈りをして頂きありがとうございます。昨年10月の証会から半年経ちました。 その間の直腸がんに関する治療や手術等の経過について、主イエスキリストの御名によって証させて頂きます。
私の癌はステージ3で昨年7月に手術予定でしたが、6月中旬以降に突然穿孔腹膜炎を起こして緊急手術を受け5週間入院しました。 7月末から9月上旬迄の放射線治療、10月中旬から抗がん剤治療が始まりました。前回の証は抗がん剤治療を開始して2週間経った頃でした。 抗がん剤治療前には、医師からは沢山ある副作用の説明を延々と聞かされました。でも、皆さんのお祈りのお蔭で、放射線治療の時と同様副作用が殆ど起こらず、12月中旬に治療が終了しました。
1月になって手術前の様々な検査を受け、2月14日にS病院で癌切除の手術を受けました。治療でステージは2b〜3になりましたが、最終的に6時間半かかった手術ではステージ2でした。 クリスチャンでも癌と聞いたら落ち込み絶望感を感じる人もいますが、私は昨年6月に癌だと宣告された時から今に至るまで、神様にお任せし信頼していたので心が揺らぐことがありませんでした。 神様は何でも出来る方なので、化学治療で小さくなった癌は、手術をする時には消えていると信じて祈って来ました。 結果的に癌が消える奇跡は起きませんでしたが、完全に心の平安が守られている事そのものが奇跡なのだと思うようになりました。
動かないと腸閉塞になる恐れがあると主治医に言われ、翌日にリハビリの先生と一緒に廊下を歩きました。主治医や看護師さん達から、もう歩いたんですか凄いですねと驚かれました。 神様に委ねていたので、癌に対する恐れはありませんでしたが、15日間の入院中には色々な心配になる問題が起こりました。 ベッドから電話が出来ないので、その度に教会にショートメールでお伝えし、細々とお祈りをして頂き感謝でした。それらのお祈りは直ぐに聞かれ安心することが出来ました。
今回の手術後に、お腹に管が刺さったドレインが1つ、尿管、点滴位しかなかったので驚きました。 昨年の腹膜炎の手術後はドレインが3つ、尿管、鼻から胃まで入っている管、首にカテーテルの束の点滴等がついていたからです。 それで、昨年から顔見知りの看護師さんに聞いてみました。 今回の手術は予定されていたので安全でしたが、昨年の手術は緊急だったことや、そもそも腹膜炎の手術は「生きるか死ぬか」の大きな手術で、 手術中亡くなったり意識障害が残ったりする難しい手術だったと知り本当に驚きました。昨年何の症状も起きていない時に救急車を呼んでいなかったら、私は間違いなくその晩命を落としていました。 今回の手術と比較して改めて、「生かされている」という意味を考え何倍も重く受け止めました。
新年の御言葉は、「その打たれた傷によって、われわれはいやされたのだ。」イザヤ書53章5節だったので驚き喜びました。 5月の検査で縫合された大腸が正常に動いていれば、6月にはストーマ(人工肛門)を閉鎖する手術をする予定です。これまでも今もずっと、先生方献身者の方々や兄弟姉妹方のお祈りに支えられています。 本当に感謝しています。ありがとうございます。