Mother Earth 絵本シリーズ 1

でんしんばしらがやってきた



それから、そのみちにかわったことがおこりました。 はなのともだちの、みつばちや、ちょうたちが、きゅうに、こなくなりました。 みつばちたちは、うわさをしはじめました。 「このへんは、しんだはなたちがたくさんいるから、もっと、げんきなはなの ところにうつったほうがいい」 「そうだね、よわったはなや、しんだはなのみつは、おいしくないものね」 はなは、みつばちや、ちょうがいないと、つぎのとしに もういちどさくことができません。 これは、いちだいじでした。 まだげんきなはなは、いっしょうけんめいみつばちたちに こえをかけました。 「みつばちさん、どうか、わたしのみつをすってください」 でも、みつばちは、きこえないふりをして いってしまいました。 つぎのページ


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