ほんとうは、このおはなしは、さらにつづきます。

そのみちは、はながさかなくなったので、
つちをほりかえして、ひとのいえをたてたそうです。
そして、きれいじゃないからというりゆうで、
でんせんは、つちのなかにうめられました。

あの、でんしんばしらも、たいちょうも、ほかのでんしんばしらも、
みんな、たおされてしまったそうです。

はながたくさんさく、ちいさなむらへつづくみちは、
はなも、でんしんばしらもない、おおきなまちのみちに
なりました。

これで、ほんとうにおしまいです。

                                                  2000/10/2  M Hishida






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