ペプシのCF
ペプシのCFNEW!!
アメリカでペプシコーラが二年ほど前おこなったTVCFが、いま話題になっ
ている。
それは、ペプシについているクーポンを集ると、戦闘機ハリアーが貰える、と
いうもの。
それで、ある大学生が8000万円分のペプシを買い込んで、ペプシにクーポンを
送り付けたところ、それがジョークだったということで、なしのつぶて。
怒った学生が、裁判を起こすが、「26億もするハリアーが、8000万で手に入る
はずがない、」と敗訴した。
日本では、こんな嘘の広告には、かならずキャプションが入る。
(これは、ジョークです。とか、本当は当たりません。とか)
もしキャプションを入れなければ、まずJARO(日本広告審査機構)に訴え
られるだろう。
今回の事で面白いのは、片方で、運転中に飲もうとしてこぼしたコーヒーでや
けどを負ったと裁判され、負けたマクドナルドや、最近では、GM車の欠陥訴
訟など、ことごとく企業が負けているのに、「クーポンを集めるとハリアー」
は、広告上のジョーク、とされた事だ。
ジョークと嘘との境界線は、いったいどこに有るのだろうか。
アメリカ人のその感覚が、よくわからない。
すこしUPが遅れて 1999/8/20 M
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