アイドリング禁止(政治家と庶民の温度差)
アイドリング禁止(政治家と庶民の温度差)
私の住む東京都では、条例で駐車時のアイドリングが禁止され
ている。それが、現実問題としてどれだけ守られているのかは
解らないが、とても腹が立つことがある。
職場のある赤坂には料亭が多く、政治家の夜の密談?の場とし
て利用されているのだが、ほとんど彼らは運転手付きの公用車
で現われる。その車は料亭の前の細い道に止められ、何時間も
アイドリングで待っている。
CO2がどうの、健康増進法がどうの言っている政治家は、そ
のアイドリングは当然の事と思っているのだろうか。
また、運転手がいるために、路上駐車もとがめられる事はない。
政治家たちは、目の前に横付けされた快適な車で、夜の街に消
えてゆく。
持たざる者のひがみに聞こえてしまうかも知れないが、我々庶
民は、自分の車でどこかに行くと、離れた駐車場に停め、今の
時期なら氷そうな車内でエンジンをかける。
店の前に停めていたら駐車違反も取られる。
こんなにくだらないことでも、彼らとの温度差を感じてしまう
のに、果たして彼らに、我々の事が解るのだろうか?
今、政治への無関心が、我々の暮らしを、様々な形でひっ迫さ
せる結果へ繋げている。
それは、同時に彼らと私達の温度差を広げている。
私達は、こんな下らないことでも、問題にし、改善をもとめて
声を上げていかなければ、と思っている。
2005.1.21 M
ご意見、ご感想をぜひメールでお寄せ下さい。hishida@gol.com
Back to MainPage