CD-ROM Fan1月号の表紙ほか(08 Dec.95)

CD-ROM Fanの連載「羽田惠理香のずっとそばにいて」が12月号で一休みしたと思い、ファンが油断した翌月にいきなり表紙とページ中のグラビア、インタビュー、特集ページに登場と、本当に油断も隙もあったもんじゃない。
この分でいったら、ファンは気を許せないことになるのではないかと思う次第――って仕掛人が自分で言ってどうする?

一部では、はねちゃんの連載の後がまを生稲のあっこちゃんがやっていることで、「さすが尾木プロ」という話もあるようですが、実際は違います。はねちゃんの後がアッコちゃんになった理由はハッキリ言って「私の趣味」です(爆笑)。確かに同じ事務所なので頼みやすいというのはあります。また、尾木プロにすれば1年間の実績があり、ある意味で安心してMYCOMの仕事は受けられると言う事もあるわけ。まぁ、これは内輪の話ですが。
実際、本を作る方としては、素人の目からのレビューページというアイディアは今後もずっと続けていきたいものであるし、その際、若い女の子が担当した方が絵になるし、やっている方も楽しいのである。


以下にCD-ROM Fanのインタビューを採録します。
通常このインタビューは編集長が担当なのであるが、この号のみ尾木プロとはねちゃんのご指名により、私が担当しています。インタビューは撮影とは日を改めて、夜中に編集部でやっています(通常は撮影日に一緒にやってしまう)。


――本日はテレビや舞台などで大活躍の羽田惠理香さんの登場です。羽田さんといえば、スーパーアイドルグループであるCoCoのメンバーとしてデビューされたわけですが……。
羽田 なに改まった口のきき方してるんですか(笑)。
――ほら、やっぱり、今までのこのコーナーのあり方を踏襲しないといけないかなと思って。じゃ、いつも通りに。
はね そうそう。私たちの仲じゃないですか(笑)。
――取り敢えず、連載1年間お疲れさまでした。
はね いやぁ、こちらこそ。あれって毎月原稿まとめるの、大変だったんじゃないのかな。
――毎回あの倍以上の文字量があったのを、泣く泣く削ってた。といいながら、回を追うごとに文字数が増えている(笑)。だから文字はどんどん小さくなっている(笑)。
はね でも、楽しかった。色々と宣伝もしてもらったし(笑)。私がお休みの間、あのコーナーってどうなるの?
――白紙のまま出すわけにもいかないんで、はねちゃんの事務所の先輩である生稲のアッコちゃんに後を継いでもらってますです。
はね 生稲さんなら安心だよね。
――はねちゃんもソロになって1年以上、仕事の幅が拡がったよね。特に「かげろう忍法帖」や「ブラック・コメディ」で演技の世界に足を踏み入れたのは、女優羽田惠理香へ向けての大きな一歩になるのかな。
はね わたくしごときが女優だなんてそんなおこがましい。他の方に怒られちゃいますよ。でもね、将来の方向性はそっちを目指しているんで、そう呼ばれるようになるのはうれしいですね。
――初めての舞台である「ブラック・コメディ」は評判いいみたいだね。
はね ピーター・シェーファーさんの戯曲自体がすごく面白いんです。どこの会場もたくさんのお客さんに来てもらって。
――共演の人達は芸達者な人ばかりだから、アドリブぶちかまされて舞台で右往左往してたんだって?
はね 初日の前に野口五郎さんから脅されたの。「本番になったら全然違う具合に動くから」いきなりそんなこと言われて、ドッヒャーという感じで(笑)。足手まといにならないように着いていくので精いっぱい。
――欽ちゃんの演出ってのはどう?
はね 萩本さんはドラマの部分は演出しないんです。役者に任せるっていうの? その代わり、笑いの部分はものすごく細かい。立ち位置から首の振り方、セリフの言い回しまで。お笑いにすごく厳しい人です。
――板の上に一度立つとその感激が忘れられないっていうよね。
はね 私は初舞台だったんですけど、すごく恵まれた舞台に立たせていただいてる。それだけに、次の舞台の時の方が怖いですね。
――じゃ、宣伝もしようか。クリスマスライブやるんだって?
はね 12月17日に大阪ベイサイドジェニー、23日にクラブチッタ川崎でやります。生バンドバックに熱唱するから、来てくださいね。
――ということで、お疲れさまでした。また色々やろうね。
はね ええ、ぜひ声をかけてください。


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