6TH SOUMMER TOUR「はねランドへようこそ!IV」(04 Aug.96)

というわけで、昨年の暮れのクリスマスライブ以来となるはねちゃんのライブが開催されたので、いつも通り、川崎のクラブチッタに出かけました。
立川の自宅を出たのは午後1時30分。なんて暑いんだろうね、ほんとに。南武線に乗って一路川崎へと向かう。車中では読みかけの竹本健治の「ウロボロスの基礎論」(講談社刊、2500円)を読む。なんとか川崎に着くまでに読了。
チッタに着いたのは午後3時少し過ぎ。ちょうど開場しようとしていたところ。外で一服した後、関係者受け付けへ。
「おはようございます」
さすがに尾木プロの人は知っている人ばかり。大川さんや山中さんがいた。今回の差し入れは桃。前日に木からもいだばかりの産地直送のもの。今朝、田舎から宅配便で届いたのである。桃とか梨とか林檎とかはやはりもぎたてが一番です。
会場の入りは7割くらいといったところか。まぁ、こんなもんでしょう。僕は、会場の後ろのPAの右側に陣取る。はねちゃんのライブは大概この辺にいることが多い。
取り敢えず、曲目リストです。

01 SHA.LA.LA(リミックス・バージョン)
02 Love^2 はねP
[MC 1]
03 Believe Again
04 迷子にさせないで
05 無敵のONLY YOU
[MC 2]
06 夢からさめないで
07 TWO HEARTS
08 夏空のDreamer
[着替え]
09 だから涙と呼ばないで
10 あなたに逢いたくて〜Missing You〜
[MC 3]
11 星に願いを
以下アンコール
12 夢だけ見てる
13 A Girl's Night
[MC 4]
[着替え]
14 SHA.LA.LA(オリジナル・ミックス・バージョン)

ライブが始まってしばらくしたところで、池田さんに見つかる。
「どうしたの? 呼んでないよぉ(笑)。まぁ、終わったら、寄ってね」
ライブはひさしぶりということで、けっこう盛り上がったのですが、あのKOZY KUBOのプロデュースの曲はなんとかなんないものでしょうか? 正直なところ、あまり好きな曲調ではない。
で、思ったのは、楽曲がよければ、演奏者が下手でもけっこう聴けてしまうものがあるなぁということ。これは逆に言えば、演奏者の力量が高ければ、すばらしい楽曲は至福の瞬間をなすということでもある。音楽の面白さはその辺にもある。
アンコールまで含めて90分間のステージ。まぁ、こんなもんかなという気もしないではないですが、これで当日券5300円というのは結構きつい感じもする(金払ってみてないのに偉そうなことを)。

とりあえず、昼の部が終わったところで、バックステージへ行く。
一服してボケーッとしているところへ、はねちゃんと池田さん登場。
い:はね、ほら、オタッキーな人も来ているから(笑)、あいさつしてきな。
誰がオッタキーだって言うんだ?
は:野村さん、お久し振りです。いつ以来でしたっけ?
の:えーと、TXであって以来じゃないかな?
は:ああ、坂木優子ちゃんがゲストのときでしたっけ。とすると、4カ月振りになるんだ。そんなに会ってませんでしたっけ?
の:テレビでは良く見てるんで、そんな気はしなっかったりするんだけどね。
は:そうかもしれないですね。
の:そういえば、「Clickパパ」は見事に1クールで終わっちゃったね。
は:大阪の方ではそうでもなかったみたいなんですけど、東京ではやっぱり数字が厳しかったみたい。あの時間帯の30分番組だと難しいですよね。
の:結局、インターネットの番組なのか、初心者向けのパソコン番組なのか、ハッキリしなかったし、結構「そんなこと言っていいんですか?」みたいないいかげんな解説もあったしねぇ。
は:板東さんが視聴者の方の立場にたって、ずいぶんと番組スタッフの方に言っていたんですけどね。
の:とろりんこと知美ちゃんがゲストに出るという話もあって、その収録にあわせて、ホームページの改装を行なったり、収録のときにはついていくはずだったんだけど、結局出演がキャンセルになっちゃってね。
は:そうだったみたい。生稲さんには出てもらったんですけどねぇ。
の:最近は全然触ってないでしょ?
は:触ってないですね〜。いかんなぁ。
の:そうそう、例の企画がなかなか進行しなくて申し訳なく思っているんだ。
は:ねぇ、なんかやりたいですよね。私はぜんぜんOKなんで、池田さんと打ち合わせしてもらって進行したいですね。
の:その件は、後で池田さんと話しておくんで。
は:お願いします。

私は、とりあえず夜の部の合間に本を買いに行く。チッタの近所の本屋さんではプロレスの本を買った。同じ本屋さんの婦人雑誌のコーナーにどこかで見たことのある人がいるなぁと思ったら、はねちゃんの母上であった。
続いて、西武デパートの書店リブロスに行く。
この10年くらい、日本のミステリーの世界では東京創元社の戸川さんと講談社の宇山さんが仕掛人となって「新本格派」がブームになっており、僕もここ最近その手のものを集中的に読んでいる。リブロスではその「新本格派」の綾辻行人や京極夏彦などを買う。有栖川有栖や安孫子武丸も探すが、残念ながらここには置いていないようだ。月曜日にでも書泉でさらに買い漁ろう。
そんなこんなで時間になったので、チッタに戻る。

2部の曲目リストです。

01 SHA.LA.LA(リミックス・バージョン)
02 Love^2 はねP
[MC 1]
03 恋のバカンス
04 ささやかな誘惑(レトロ・バージョン)
05 恋のジャンクション
[MC 2]
06 君を行く
07 幸せかもね
08 無敵のONLY YOU
[着替え]
09 だから涙と呼ばないで
10 オリビアを聴きながら
[MC 3]
11 メロディー
以下アンコール
12 TWO HEARTS(イントロ・スロー・バージョン)
13 A Girl's Night
[MC 4]
14 SHA.LA.LA(オリジナル・ミックス・バージョン) [着替え]
15 夢からさめないで

夜の部の方が入りはいい。ほぼ10割近くの入りというところか。
昼の部よりは1曲アンコールが増えています。

で、再びバックステージへ。
は:今日はどうもありがとうございます。いつも2回ともつきあってくださってすみません。
の:こういうときでもないと、なかなかはねちゃんにも会えないからね(笑)。
は:そうそう、桃ありがとうございます。なんか、みんなでもういただいてます。
の:そういえば、ペニンシラのチョコはちゃんと届きました? 以前の約束通り、香港に行ったんで買ってきて送ったんだけど。
は:ちゃんといただきました。でも……
の:融けてた?
は:ペニンシラのチョコっておいしいじゃないですか。だから、疲れたときなんかに一つずつ食べようかなって思って車の中に入れてたら……
の:そりゃ、融けるわな。
は:でもすごくおいしかったです。ピーナッツの入っているのが特に。
の:じゃ、とりあえず、また近いうちに。
は:ええ、進めましょうね。
の:池田さんと簡単に打ち合わせしとくから。
で、池田さんと打ち合わせ。
の:時期的な問題とかもあるんですけど、一応、こんな感じかなって。当初の予定よりだいぶ遅れているんですけどね。
い:スケジュールの調整もしなきゃいけないしね。
の:大筋はこんな感じで、もう少し詰めたのは近々に連絡するっていうことで。
い:そうだね。連絡して。
の:じゃ、今日はこの辺で。お疲れさまでした。
い:ほい、お疲れさま。


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