今回のテーマは、南青山少女歌劇団96年夏の公演「輝く瞬間(とき)を止めないでII〜GITRLS〜」をめぐってです。

今回の役柄について

――こんにちは、久し振りだね。
佳以 ご無沙汰しています。今日はよろしくお願いします。
――未ちゃん、また背が伸びたんじゃない?
 えっ、そうかなぁ? 伸びたかもしれない。
佳以 成長盛りだから(笑)。
――そのうち2メーター越えちゃったりして(笑)。
 いかないいかない(笑)。
――早速なんだけど、今回の「輝く瞬間(とき)を止めないでII」での自分の役について説明して欲しいんだ。僕は東京公演を観たんだけど、2人とも大変においしい役をいただいていたよね。
佳以 そうですね。今回は2人とも全然自分とは違うキャラクターなんですよ。女の子っぽくない役で最初は抵抗があって。ああいう男の子みたいなしゃべり方は慣れてないから。学校でもそういう言葉を使ってみたら、慣れない言葉使ってぇって友達とかに言われましたね(笑)。役作りには日に日に努力を重ねたって感じですね。
――髪の毛も切ったんだよね。
佳以 役にあわせて髪切ったんですよ。髪の毛を切ってふんぎりが付いたっていうのがありますね。前はおとなしそうに見られていたんですよぉ(笑)。
――えっ? そうなの(笑)?
佳以 多分(笑)。でも、面白かったです、今回の役は。
―― 佳以ちゃんの演じた「のぼる」っていうのは普段は男の子みたいな口調で「オレ」とか言ってるんだけど、主人公の真夏と2人だけで話すときには「私」って女の子になっちゃんだよね。
佳以 そうなんですよ。真夏といるときは本当に女の子なんですね。その雰囲気がいいから、男の口調の時との差を出すように注意しました。
 私のやった「尚」は誰といても「オレ」ですねぇ。なんか自分と違うんで、やっていて面白かった。
佳以 役作りとかいってここぞとばかりに男口調でいったりしてね。普通だと言えないような文句を友達に言ったりするんですよ。「なんだよぉ、テメー」とか。
 昨日、みんなとしゃべっていて間違って「オレ」とか言っちゃったんですよ、私(笑)。
佳以 ええ〜、本当に?
 うん、間違えちゃったの。
佳以 それくらい、役に入り込んでいるんです(笑)。
――未ちゃんも、思い切り髪切ったね。髪はいつ切ったの?
 本番の1日前に切ったんです。1回、肩の下くらいまで切ったんですけど、もっと切っちゃえっていうことで、ショートにしたんです。
佳以 2人とも大変身ですよ。
 ショートって初めてなんですよ。ずっと長かったから。
佳以 未っていうとロングっていうイメージだったけど、今は全然違和感ないよね。すごく似合ってる。


リハーサルのこと

――配役が決まったのはいつだったの?
佳以 6月の下旬に発表されました。
 それ以前からローラブレードの練習はしてました。今回のミュージカルはローラブレードでのダンスがあるって言うことは早くから決まっていたんで。
佳以 ブレードできる子やできそうな子を集めて練習してましたね。
 配役が決まってからはかえってブレードの練習はできなかったよね。
――歌や芝居の方覚えないといけないからねぇ。
佳以 一度、練習所のクーラーが壊れたんですよ。
 あれはまいったよね。外の方が涼しいんだもん。
――遊びたい盛りなのに、大変だよね。


東京公演を終えて

――さて、4回の東京公演が終わったわけだけど。
佳以 照明とかでずいぶんと違うっていうか、テンションが上がるんですよ。お客さんの反応も良かった。ダンスや歌が終わると拍手してくれたりして。初めてこんなに台詞の多い役をもらって、感動的な場面にいられて、歌とか歌えて本当によかった。お母さんもすごく良かったって言ってくれて。ブレードとかで出てきたときにはヒヤヒヤしたみたいだけど。いつ転ぶんだろうって(笑)。
――でも、観終わったら、我が娘ながらいい役をもらってると(笑)。
佳以 そうなんですよ(笑)。「あんな子を産んだ覚えがない」っていうのがお母さんの第一声らしいんです(笑)。
 最初はあまり成功しないかもしれないんじゃないかって想ってたんですけど、友達とかがすごく良かったって言ってくれて。
佳以 私の友達も「未ちゃんに惚れた」って言ってたよ。
 そうなんです。女の子がそう言ってくれて、それはうれしいんですけど、女の子に惚れられてもなぁ(笑)。あんまりうれしくないかもしれない(笑)。
――やっぱり、男に惚れられた方がいいわけだ(笑)。
 どうせなら、男に惚れられたいですね、一応は(笑)。


大阪公演の見どころ

――というわけで、東京公演の後は大阪公演なんだけど。結構手を入れ直しているんだって?
佳以 そうなんです。手直しが入ってるんですよ。もっと盛り上げるようにしたり、面白おかしくしたりで。
――それ覚えるのも大変だ。
佳以 そうそう、衣装が変わるんですよ、私。大リニューアル(笑)。
――東京では、ウインドブレーカーみたいな感じだったよね。
佳以 今度はジャケットなんです。もっと暑くなるの。もう5分くらいで汗ダクダク(笑)。ちょっとヒカリモノみたいに入っていて、また新鮮かなって(笑)。
――東京と大阪はまた雰囲気が違うってよく言うよね。
佳以 大阪はみんなの評判が怖いって先輩やスタッフの方が言うんですよ。だから本気って言うか、いつも本気なんだけど(笑)、150%くらい出さないといけないって思ってるんです。東京が終わった後3日くらいお休みだったんですね。だから、今テンションを上げ直しているんです。
 大阪は劇場が小さくなって、舞台も狭いんですよ。BLITZよりも横幅が狭くなるんで、ブレードのところが大変。
佳以 昨日リハーサルで横幅合わせてやってみたら、衝突事故起きまくり(笑)。
――ずっとBLITZの大きさでやってきたんだよね。体で覚えちゃっているから大変だ。
 回るのがこんなにコジンマリしちゃうのぉって感じですね。
――でも、コジンマリした小屋でやる方が、観客とも近くていいんじゃないの
 大阪の方が東京よりも1回、公演数が多いんです。
佳以 ガランとした中でやるよりいいよね(笑)楽日はすごっく盛り上がるはずなんで、楽日は見逃さない方がいいと思います(笑)。
――大阪は当然泊まり込みで行くわけだよね。
佳以 そうなんですよ。大阪公演はみんなで寝泊まりするのが楽しみ(笑)。修学旅行ノリだよね(笑)。
 もう計画立てているんですよ(笑)。最初の日はどの部屋で誰と騒いでとか(笑)。
佳以 ホテルの廊下をチョコチョコ走り回ってね。この前のときは、苦情が入ったんですよ(笑)。隣の部屋の人が一般に人だったんで、フロントの方から、「他のお客様のご迷惑になりますから、もう少しお静かに」って(笑)。
――あの年ごろの女の子があれだけ集まれば、そりゃ大騒ぎでしょ(笑)。
佳以 もうお菓子とか食べまくりですよ。いいのぉ、そんなに食べてぇとか言いながら、でも食べてる(笑)。
 夜遅くまでしゃべっているから、寝起きが悪くて(笑)。
――今は修学旅行なんかもみんなツインのホテルなんだね。僕らの頃は旅館の大広間だったけどね。
佳以 その方が面白いかもしれない。雑魚寝って感じで、どこでも寝れるし(笑)。
――まくら投げもできるぞ(笑)。
 ホテルじゃできないもんねぇ。2人でやり合ってもねぇ(笑)。
佳以 まくら持って全員集合って言っても、2人だけ(笑)。
――ロビーでやるっていう手もある(笑)。
 それこそ怒られちゃいますよ(笑)。


Voice Messages

大阪公演に向けて夏休み返上で頑張っている佳以ちゃんと未ちゃんのわけですが、その意気込みをボイス・メッセージとしてお聞かせしたいと思います。
なお、この音声ファイルはReal Audioフォーマットになっていますので、Real Audio PlayerないしはReal Audio Plug-inを用意してください。

佳以ちゃんからのメッセージ

未ちゃんからのメッセージ