| 「Drive to the Baltic!:死闘!北方軍集団」 エラッタとQ&A 山内 克介 エラッタ: 付属チャートの訂正 セットアップエリア ドヴィナ河河口 チャートについて ユニットのエラッタ 記事について Q&A: 戦略移動(その1) (その2) (その3) (その4) (その5) 移動 戦場の霧 ◆Q&A ■■■ 「増援の登場」一問一答 ■■■ Q1: 「10.0 増援」に関して、少々お伺いしたいのです。 以下、イエスもしくはノウで答えていただければ結構です。 10.1では、「増援の登場予定へクスが塞がれていた場合、隣接するへクスが使用される」とあります。 まず、「登場予定へクスが塞がれている」というのは、ユニットによって該当へクスが埋められていることを意味するのでしょうか? A1: <イエスかノウか>:YES Q2: それとも、(もし盤端より向こうにもへクスがあると仮定して) Zoc to Zoc となるような状態であることを指すのでしょうか?(つまり2ユニットによって包囲されたような場合の中心へクス) A2: <イエスかノウか>NO Q3: また、「隣接するへクスが使用される」というのは、「登場予定へクス」の隣接へクスに限定されるのであって、つまり「登場予定へクス」及びその隣接する2へクス、が対象となる。つまり、「登場予定へクス」及びその隣接する2へクス、が前記の「塞がれてしまった」状態となるならば、援軍は(その援軍登場へクス及び近傍)からは出現できないのでしょうか? 要は、3個師団も送れば、一つの増援予定へクスを塞いでしまうことができる、と。 本誌のリプレイ記事の記述から、どうも増援へクスを果てしなくスライドさせてもよいようなイメージを受けましたので。 A3: <イエスかノウか>NO ●イメージされた通りです。マップ西端(独軍補給源となる盤端)ならば、増援へクスを果てしなくスライドさせることができます。 Q4: 次いで、10.0および10.2に関わる点です。 援軍の登場するセグメントは、特に限定されないのでしょうか? つまり、自分の抱くイメージとしては、第1セグメントに両軍とも登場するような印象をもつのですが、別に第1セグメントには限定されないわけでしょうか? A4: <イエスかノウか>NO 〔5.2参照〕 ●あくまで両軍のプレイヤー・セグメントが開始される前、管理セグメントの(C)の段階で、両軍同時に登場可能ヘクスに配置されます。 他のゲームと異なり、このゲームではSS第3装甲軍団も含めて全ての増援ユニットは、マップ上に進入する形ではなく、登場ヘクスに配置される形で登場することに注意して下さい。 従って、増援として配置されたものの、C3Iポイントを与えられずに増援ユニットが、いつまでも盤端に止まっているといった状態も発生します。 言い換えるなら増援ユニット配置の時期は、補給チェックを行なった後すぐであり、両軍の増援ユニットの配置が終わってから、そのターンに新たに受け取るC3Iポイントを総合記録欄上のマーカーで表示します。 また、増援ユニットの配置と同時に、戦闘チットの投入/取り出しを行なうことに留意して下さい。 Q5: 全般として、リプレイ記事から受けた印象では、ドイツ軍は早々にリガ近郊に陣取り、援軍出現へクス列である西方を放棄しているように思われます。 そうすると、ソ連軍としては強力なドイツの装甲師団の出現へクスを塞いでしまって出現不可として、後の反撃を不可能たらしめることができたのではないか、と思えるのです。(登場へクスが南方に限定されているGD師団などは特に)それで、援軍登場へクスはどんどんスライド可能であるので、とてもソ連軍が全登場へクスを塞いでしまうことは事実上不可能なので、そういうことはしなかったのかな、と解釈した次第です。 A5: ●御推察の通りです。 登場ヘクスをちょっと埋めるだけでゲームバランスが崩壊してしまうようなゲームは、血の通わない電脳ゲームだけで充分です。 Q6: まず、「登場予定へクスが塞がれている」というのは、ユニットによって該当へクスが埋められていることを意味するのでしょうか? (A1:YES) それとも、(もし盤端より向こうにもへクスがあると仮定して)Zoc to Zocとなるような状態であることを指すのでしょうか?(つまり2ユニットによって包囲されたような場合の中心へクス) (A2:NO) このQ1・2の回答を総合しますと、増援ユニットは、出現と同時に敵包囲下に置かれてしまうことになります。 そこでさらに、疑問があります。 出現と同時に敵包囲下に置かれたユニットは、管理セグメントの際の補給判定では、補給状態とみなされうるのか? 常識的には補給下にあるとは考えにくいのですが。盤外に攻撃不可の支援ユニットがいるというのも変ですし・・・。 A6: <イエスかノウか>YES ●補給状態とみなされる まずルール〔10.2〕をご覧いただければお分かりいただける通り『増援ユニットは補給下状態で登場する』とありますから、例え出現と同時に敵包囲下に置かれたとしても、そのターンの間じゅうはずっと補給下として行動できます。 またゲーム手順的にも、(B)補給状態の判定が終わってから、(C)増援を登場させるので、登場即補給切れは起こり得ません。 なお、「常識的には補給下にあるとは考えにくいのですが。盤外に攻撃不可の支援ユニットがいるというのも変ですし」という疑問ですが、ドイツ軍の補給源である盤端に直接隣接した形で登場したのに補給下でないと考えるほうが不自然でしょう。盤外に攻撃不可の支援ユニットがいるという考え方ではなく、ソ連軍が戦略目標であるリガ湾へ向かわずにゲーム的に盤端封鎖を行なって馬鹿勝ちする理不尽を阻止する為の、極めて常識的な処理だとお考え下さい。なぜなら当時これら独軍西方盤端にあたる東プロイセンに対しては、バグラチオン作戦を終えたソ連軍の主力が猛烈な攻勢を仕掛けて、独軍ヘルマン・ゲーリング装甲師団等と激戦を繰り広げており、このゲームに登場するバルト海へ向かったソ連軍が、西方盤端に対して圧力を強めるのはソ連総司令部の意図にないからです。 Q7: 前記質問2で、「Zoc to Zocとなるような状態」のへクスは、「塞がれた」状態ではないということでした。 そこで、次のような場合を考えてみたいのです。「登場予定へクス」そのものには敵軍ユニットが存在せず、その隣接する2へクスには敵軍ユニットが存在している。 したがって、援軍ユニットは、登場と同時に敵包囲下に置かれる状況となっている。 (三つなら三つあるうちの)すべての「登場予定へクス」が上記のように「出現と同時に包囲下」とされるような状況にある場合、援軍ユニットはその包囲下である「登場予定へクス」に出現を強制されるのでしょうか? 登場へクスそのものは「塞がれていない」わけです。したがって、スライドしてよい条件を満たしてはいないように思えます。現実的には、わざわざ包囲されに出現するのはきわめて奇妙ですが。 A7: <イエスかノウか>NO ●ルール〔5.2C〕〔10.1〕上、増援ヘックスが塞がれている条件は、敵ユニットが直接そのヘックスを占めているか、または増援ユニット自身によってスタック制限をオーバーする場合の2点だけです。ですから例え包囲下になると分かっていても、そこへ登場しなければなりません。 ただし増援の登場ヘックスが複数設定されているのは、当然ソ連軍がそのような戦法をとることに対する回答でもあります。ソ連軍が独軍の登場ヘックスの全てをそのような状態に置くためには、それだけC3Iポイントを消費しているわけで、独軍としてはそれだけでも「わざわざ包囲されに出現する」価値があると言えます。 そういう理由ですので、おっしゃる通り、『登場へクスそのものは「塞がれていない」ため、スライドしてはいません。』 Q8: これが今回、私のもっとも知りたい疑問です。前回の質問2で、「Zoc to Zocとなるような状態」のへクスが「塞がれた」状態である、ということであれば、この質問は起こりえなかったわけですが。 また、一つの「登場予定へクス」を除いて、他の「登場予定へクス」が「塞がれて」しまっている場合、「塞がれて」いない「登場予定へクス」への出現が強制される(優先される)のでしょうか? (これは強制されないでしょうかね。もし強制されると、「登場予定へクス」に1ユニットずつ配置しておけば、相手の登場へクスを限定できるわけですから) A8: <イエスかノウか>NO: ●〔10.1〕ルールにある通り、別に登場ヘックスに関して優先順位があるわけではないので(「できるだけ敵のいない登場ヘックスを選ぶこと」などと書かれてはいません)、登場ヘックスが塞がれているなら、空いているその隣のヘックスへスライドすればいいだけです。ですから「相手の登場へクスを限定する」為には、隙間なくユニットで盤端を埋めるほかありません。 以上です。 |