地域のニュース ばんばおむろ山
2004年2月12日
2月12日午前、小室山に「さいたま市」と書かれたライトバンと小型ショベルがとめられていたので、山の方を見ると、メジャーを持った若い人と文化財保護課の人が働いているのが見えた。
その後、山の奥の方でショベルカーによる試掘が始まった。複数の係の人が見守る中、小型ショベルで少しずつ土を堀り、土器片が見つかる度にショベルを止めては土器を拾う作業が続いた。拾われた土器はかごに入れられていった。土の色が変わると、かごが替えられた。
私は、初め山の中の小径から眺めていたが、土器がでてきているようなので近くまでいってカメラを構えていた。第3層と書かれたかごに土器がたまり始めたころ、発掘に立ち会っていたアイダ設計の方から「正規の手続きを経てやっています。無断で立ち入らないように」とご注意を受け、その場を後にした。
作成 飯塚邦明