050501地域のニュース

2005年5月1日 地域のニュース「ばんばおむろ山」を6500部、新聞折込みした。

www.omuroyama.info 2005年5月 1日

どなたでもご参加いただけます

史跡 馬場小室山遺跡 自然観察会

皆様のご尽力で、馬場小室山の縄文遺跡はこの度、3月29日付でさいたま市の史跡に指定され、史跡案内の説明プレートも設置されました。
すっかり住宅に囲まれた市有地部分ですが、まだまだ縄文の森の自然と遺構の景観が残っています。新緑の美しい5月4日に、森林浴を兼ね、この縄文の森の自然と遺構を観察する会を開きます。お誘いあわせの上、ぜひ、ご参加ください。

日時 5月4日(祝) 午前10時50分〜12時
集合 小室神社入口(地図参照)
★申込みは不要です。当日、集合場所にお越しください。

なお、考古学に興味のある方には、午後1時半から東大能研三室教室(三室1972-9)で「研究会ワークショップ」も開催されます。

3月27日の馬場小室山クリーンアップ風景

馬場小室山遺跡メモ


馬場小室山遺跡は、見沼低地を見下ろす台地にある縄文時代の集落跡です。
これまでに区画整理や宅地造成事業に伴い、発掘調査を実施した結果、この集落では縄文早期から人々の活動が始まり、中期になると大規模な集落が営まれたことがわかりました。
さらに、後期から晩期にも集落が継続されますが、この時期には特徴的な「盛土遺構」があります。
出土品は県指定文化財の「土偶装飾土器」や「人面画付土器」のほか、信仰や祭りに使われる土班・土偶・土製耳飾・独鈷石・石棒・石剣などが発見されています。
史跡に指定された場所には、遺跡の中心となる窪地と盛土遺構が残されています。

以上インターネット「さわらび通信」より
http://homepage1.nifty.com/sawarabi
地元のお問合せ 飯塚 048-874-3159

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見沼たんぼに出現

さいたま市
指定文化財

馬場小室山の第2遺跡 ?

3月29日、馬場小室山遺跡のうち市有地部分の約4000平方メートルが、さいたま市の史跡に指定されました。しかし、指定に先立って馬場小室山の造成地部分からダンプカーで見沼田んぼ等に運ばれた土の中から、たくさんの土器や石器が見つかっています。3月27日、見沼田んぼで土器拾いを行った考古学愛好家から、「さいたま市の文化財保護行政は大丈夫なのか」と心配する声があがりました。考古学協会の鈴木正博氏は、「土器の移動は、将来、例えば100年後に、考古学的に混乱を招くおそれがあるので、馬場小室山遺跡からのものであることを記録してほしい」と、文化財保護課に第2遺跡発見の報告書を提出しています(4月4日)。

馬場小室山の造成地から運ばれた土の中から発見された土器や石器。地表に出ているものだけでも、これだけあった。見沼代用水西縁にかかる清水橋と馬場橋、芝川に囲まれた範囲に数カ所にある。(写真提供「さわらび通信」 2005.3.27撮影)

土が運ばれた跡の窪地で打ち合わせする文化財保護課の人たち(2004.11.24) 西側擁壁工事でも土器の交ざった土が運び出された(2004.11.24)

2004年11月30日、「西側擁壁工事現場で土器が出ている」と、飯塚が連絡すると、文化財保護課の小山課長は、「業者には、注意するように、出てきた土器は拾っておくように伝えてある」と、述べた。翌日、現場のショベルカーの運転手に聞くと、「教育委員会が時々、見に来ているが、特に聞いていない。」ということだった。

報告 飯塚 048-874-3159

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