050523大田先生

2005年5月23日 月曜日

大田 尭 先生を迎えて


午後1時半に小室山神社の前で、大田尭先生を迎える。鈴木正博さんと、鈴木さんの知人で考古学が中学時代からの趣味というU氏もご一緒だった。当方は宮沢さんと武笠農園さん、それに飯塚夫婦。


武笠農園の中を通らせていただいて、小室山に入る。「農家の裏山に残された高まりが、縄文後期の住居跡の積み重なった盛土遺構です」、「高まりの北側半分は分譲地となって埋まっていますが、調査は行われていません」などと、鈴木さんが説明した。U氏は、「以前、武笠農園の敷地内の発掘調査に加わったことがある」とおっしゃった。それからみんなで中央くぼ地を通って、遺跡の北端の一番高い盛土に登った。盛土を北側に下って、「史跡 馬場小室山遺跡」の標識の横を通り過ぎ、アイダ設計の造成地の入り口のところで話した。

あらためて大田先生に、「10月2日に計画している、史跡指定記念フォーラムの実行委員長になっていただけないか」と、お願いした。

大田先生: いろいろ、引き受けてやっていることがあり、委員長としての仕事に割ける時間があまりないのです。

鈴木さん: お願いしている私達もついこの間までは、見ず知らずの人間で、馬場小室山を通して知り合ったばかりです。でも、いろいろな能力を持った人たちがいる。実務的なことは、私たちがやるのでご心配なく。

大田先生: 名前だけというのは、悪い習慣です。

私: (やっぱり無理かなあ・・・、と思っていると)

大田先生: いろいろな人が協力してやろうということなので、それならば私も協力しましょう。

私: 〈ああ、よかった〉

一同: よろしくお願いします。

別れ際、大田先生から「私の家には集会室もあるから、使ってください」という暖かいお言葉もいただいた。


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