おばあさんの語学留学記
先生の家に招待されて・・・手作りの中華料理でおもてなし
2001年9月23日記入

 王老師(女性、50代半ば)、老師は大学の副院長で、聡明な女性です。背が高くてスタイル満点でした。大学からイギリスへ語学留学をした人で、英語がペラペラだそうです。でもそんなふうには見せない所が又素敵でした。
 「私の家に遊びに来て下さい」
と招待されましたが、何時も遅く迄働いておられるのに忙しいだろうと思って鄭重にことわったが、
 「ぜひ来て下さい」
と再びお誘いをうけたので、招待して貰うことにしました。
 学校の敷地の中にありますが、広い学校ですから大ぶん遠い所でした。3DKの日本の公団住宅みたいな鉄筋の建物です。違うのはキッチンがセメントで、水を流してもいいようになっていました。他の場所は木です。
今熊野難波金岡資料館

語学留学資料室
 1階でしたので庭がありました。そこに畑を作って野菜が上手く出来ていました。超キャリア・ウ-マンの老師の、時間の使い方が上手いのに驚きでした。
 料理を作るお手伝いをしようと思って来たのですが、手際よく用意してあって、わたしが手伝うと邪魔みたいなので、もう出来上がりをいただくことにしました。
 そのうちに娘さんが帰宅。御主人も帰られて、賑やかになりました。その日は、大連のサッカ-チ-ムが試合をするので、皆一生懸命テレビ観戦です。勝てばハオ、負けたらプ-です。(好)(不好)です。大連は日本の野球のようにサッカ-が盛んで、又強いそうです。
 お台所からは、好いにおいが流れてきます。手際良くお料理が運ばれてきます。大連は海が近いので海鮮物があたらしくて美味しい。貝あり、イカ、さかな………もう食べ切れない程有りました。特に水餃子はとてもおいしかった。
 七品ほどを一生懸命作ってくれて本当に感謝していただきました。帰りには皆さんで送ってくれて申しわけなくおもいました。久しぶりに家庭をおもいだしました。