おばあさんの語学留学記
モンゴルへの旅・・・汽車の種類
2001年9月23日記入

 朝五時起きで大連駅にみなでいった。寝坊で有名な人も遅れては大変なのでみんなおくれる人も無く駅についた。待ち合い室は乗る列車の等級によって特別室に通される。私達は軟席なので良い所に通された。硬席は椅子が硬い板で出来ている。永い時間座っているとお尻が痛くなるらしい。軟席は車の椅子のように柔らかい。
 長距離の列車は、上下2段式のベットで、4人が一部屋になっている。何時でも眠れるし、お湯はポットに入れて持って来てくれるし、部屋が汚れるとお掃除もしてくれる。疲れない。
 広い中国の列車は景色が変わらない。どこまでいっても田園風景が続きのどかだ。
 モンゴルに着いた。日本の田舎の家に似ている。子供も大人も日本人に似ている。自家製のチ-ズを天井から吊るして自然乾燥させて売っている。目方で売る。まだ天秤ばかりではかっている。鶏もいきたまま篭に入れて売っていた。帰りの車に生きた鶏が篭に入れられて乗っていた。
今熊野難波金岡資料館

語学留学資料室
 モンゴルの観光用に建てられたパオに入ったが可成り大きい。風が入らないように工夫されていて、寒く無い。灯も工夫されていた。パオの中に民族衣装が置いてあって、誰でも借りて着ていい。俄,モンゴル人になった。色が派手なのでとても綺麗だった。
 モンゴルの砂漠は、本当に砂の大きい山小さい山で、夢のような広さだ。人に慣らされた馬やラクダが背中に乗るようにと、そばまで来て足を折り曲げた。もう、おおきなラクダを目の前でみて、恐くて一目散に逃げた。ふたこぶラクダだった。
 馬も上手く乗りこなしている人もいた。私は覇者がいて、馬車が付いていないとだめだ。自然は大きすぎて力強くてめが回りそうだ。
 皆が集まっているので見に行くと、モンゴル相撲が始まるところだった。砂の上に円を書いて、そこでシャツの上にフンドシをまいて相撲をとっていた。円を書いてあるのに、はみだしても平気で、倒れるまで取っていた。
 宿舎は綺麗な所だった。モンゴルは又中国と違った景色だし、人が日本人にとても似ていた。