福島県福島市で美容治療(シミ・シワ・ホクロ・たるみ・ニキビ・レーザー脱毛)を行なう、皮膚科・美容皮膚科・整形外科・リウマチ科の紺野皮膚科整形外科にようこそ。当院は平成17年に紺野整形外科から紺野皮膚科整形外科に名称変更し、医師2名で診療するようになりました。
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皮膚の病気Q&A
みずいぼ、水いぼ(伝染性軟属腫、でんせんせいなんぞくしゅ)について

みずいぼは、主に保育園生〜小学生の皮膚に現れる、直径1mm〜1cmくらいの丸くてつやつやしたできものです。
虫眼鏡でよく見てみると、中央が少しへこんで「へそ」になっていたり、中央がやや白っぽく見えたりします。
数は1個だけの場合から、1ヵ所にまとまって10個くらいある場合や、全身にまばらに50個以上ある場合もあり様々です。
夏〜秋に発症する事が多いですが、冬でも時々来院します。

みずいぼQ&A 目次
○水イボを増やさないコツ
○大人は感染しないの?

原因は?

みずいぼは、ウイルスの感染症です。
 

どこで感染するの?

水場(プール、お風呂、温泉)でウイルスが付着した物に触って感染します。
風邪のように空気中をただよって感染することはありません。

治療をしたほうが良い?しなくても良い?

みずいぼに感染しても、数が1〜4個程度で全然増えない人もいます。
その場合は無理に治療しなくても良いです。

肌が弱い人や体を掻いている人は、放置すると顔体中みずいぼだらけになってしまいます。
なるべく早く治療したほうが良いでしょう。

プールに通っている人は、他人に感染する元になっているので治療しましょう。

兄弟がいるお子様も、放っておくとお風呂で感染するかもしれません。
やはり治療したほうが良いでしょう。
 

治療方法は?

1、ピンセットで取り除く
痛いですが、確実な治療法です。我慢できる子なら、5個くらいならこれでいけます。

2、麻酔テープを貼ってからピンセットで取る
痛みはかなり減るのでお勧めな方法です。利点は、痛みが少なくて確実に治療できること。
欠点は、完全に無痛になるわけではない事、麻酔が効くまでに2時間くらいはかかる事です。
いぼ20個くらいまでならこれでいけますが、それ以上になるとやはり苦痛があります。
なお、麻酔テープは保険が効かず、1枚につき100円かかります。

3、硝酸銀ペースト法
硝酸銀液を週1回のペースで塗ると、黒く固まって取れていきます。
利点は痛みがほとんどない事です。
欠点は、人によりかゆみが強い事、効果が弱いので何度も通院する事、液をつけた所が真っ黒になる事です。

4、漢方薬(ヨクイニン)
飲み薬です。利点は痛くもかゆくもない事です。
欠点は、効果が弱くて効かない人も多く、いつ効果が出るかわからない事、まずくて飲めない子も多い事です。
しかしこれだけで良くなる人もいるので、試してみる価値はあります。

5、治療しない
みずいぼは、いつかは自然に治る病気です。
他人の迷惑にならないのなら、放置して治るのを待つのも一手です。
 

みずいぼは自然に治る? 自然に治ります。
体にみずいぼに対する抵抗力(免疫)がつけば、みずいぼは自然に取れます。
二度とみずいぼに感染しません。

当院ではみずいぼ治療で中学生以上の方は滅多に来ません。
なので、遅くてもそのくらいになれば抵抗力がつくようです。

ただし、いつ抵抗力がつくかはわかりません。
抵抗力がつくのに何年もかかる時は、みずいぼがどんどん増えてしまいます。
 

大人は感染しないの?

ほぼ感染しませんが、絶対ではありません。
中年になってからみずいぼになった方が数人来院しています。

まだ抵抗力がない(みずいぼに感染したことがない)人は、大人でも感染します。
 

みずいぼ治療の問題点

今のところ痛くも痒くもない治療はヨクイニンしかありません。

運良くヨクイニンだけで治れば非常に簡単ですが、実際はうまくいきません。
そのため、ヨクイニンのみの治療を初めからお勧めすることはありません。

しかし、そのほかの治療は痛みやかゆみがあります。
嫌がる子供を無理やり病院に連れて行き、泣いて暴れて、取ってもすぐ再発する、の繰り返しで親子ともども治療に疲れ果ててしまう事があります。

増えすぎてどうしようもなくなった場合には、プールや温泉に連れて行かないのであればヨクイニンを飲む程度で様子を見ても良いかもしれません。

その場合は、診察のときに治療に対する希望を伝えていただければ希望に沿うように治療します。

みずいぼをむしられるのが嫌だから、その他の皮膚病があるけど病院に行きたくない、という方も水イボ以外の治療をいたしますので、やはり「みずいぼは取らないで欲しい」と希望をお伝えしてください。
 

水イボを増やさないコツ

公共の水場を避ける事。つまり、プール・温泉・公衆浴場になるべく連れて行かない事です。

もし公共の水場に連れて行った場合は、必ずその後にシャワーを浴びてウイルスを流し去る事、保湿剤を全身に塗って肌を丈夫に保つ事が重要です。

海水浴や川遊びはどうなのか?よくわかりません(医学的データがないです)が、海や川で感染することは少ない印象です。人工物より大自然のほうが感染しにくいと思いますが、高波や滝つぼや台風等、水難事故にくれぐれも気をつけてください。
 

みずいぼが出来てしまったら

1〜2個程度で肌にかゆみがなければ、まずは様子を見てみましょう。
かゆい時みずいぼが増えているときは、まだ数が少ない(10個未満くらい)うちにまめに治療するのがベストです。
みずいぼは数が増えれば増えるほど、痛みで治療が難しくなります。

かゆみがある場合は、掻くと体中にウイルスが撒き散らされてしまうので、保湿剤やかゆみ止め等を使用して掻かないようにする事がとても重要です。

気がついたらみずいぼが大量に増えた
 →治療が痛い・辛い
 →治療を嫌がる、病院に行きたがらない
 →皮膚科だけでなく、どこの病院に行こうとしても暴れて大泣きする
という感じになると、保護者の方も病院に通わせるのがとても辛くなります。

治療しないという選択肢もあります。
その場合は強い決意をもって様子を見てください。


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福島県福島市丸子字漆方6−10
紺野皮膚科整形外科