ナショナルトラストとは?

『ナショナルトラスト』とは「みんなのために永遠に」という理念で自然と歴史的文化遺産を残す運動として1895年にイギリスで生まれた保全活動の形態で、現在その会員は200万人を越えています。 土地の購入など、その活動に要する資金は、主に一般の人々の寄付やメンバーの会費などで賄われ、現在も貴重な自然環境や歴史的移籍、建造物などが購入され保全されているとともに、人々の憩いや教育、観光などに活用されています。ピーターラビットの作者として知られるビアトリクス・ポターさんが、自ら購入したイギリスの湖水地方の所有地をナショナルトラストに寄付したことはこの運動の大きな力となりました。

参考文献:『ナショナルトラストの旅』 横川節子



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