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世の中に春を
立春が近づき、ああ、やっと春らしくなってきたなあと感じるこのごろ。教え子たちからポツリ、ポツリと合格や就職の話が届きはじめ、目を細めるのです。子どもたちよりお母さんのはずんだ声が印象に残るのもうなずけるような気がします。
我が家の花畑(というには狭すぎますが)の片隅にも、一週間前には雪があったはずなのに、ひょっこりと福寿草が顔を出しているし、その反対側には水仙の芽がにょきにょきと自己主張しています。
去年の今頃、子どもたちとのお別れ式のとき、
つくし!、つくしが出た
小さいのが一つ出た
あったかいので
ぼく出るといって
出たのかな?
と、子どもたちの前で読み上げました。二十数年前の着任のときにも、はじめましてと紹介した詩でした。どんな小さな命にも心を寄せるやさしい子でいてほしいという願いからでした。
国が、国民の命を大事にした政治をおこなおうとしないいま、私たち国民の側から、命を大切にし守ろう、というメッセージを子どもたちやお年寄り、国民に送り、手をつなぎ合いたいものです。政治の流れを変え、私たちの力で世の中に春を引き寄せましょう。
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