バイクに乗り始めて6年です。10年以上も乗っている方からみれば尻の青い若造
です。ロードは1年ちょっとで、2年目からはオフロード信仰者になり、あちこち林
道を駆けてます。
バイクに乗り始めたきっかけというのは、小学生の頃、北海道で女性ライダーを見
かけ、それが記憶に鮮烈に残ってたのと、友人からバイク旅話を聞いたりと幾つもの
のきっかけが重なって、そんな際立った理由もなく、免許を取ってしまいました。
冒険と聞けば心が沸き躍るほど、私は冒険すきです。好奇心が特に強くてあそこに
行ったら何があるのかなと知りたくて迷うこと無く突き進んでしまうこともあってか、
バイクに乗ることによって、色々なところへ気ままに行けることに魅力をもち、免許
を取ってからはあちこち「旅」してます。
「旅」をすることによってその土地の風習や文化を知ることが出来たし、出会ってき
た人たちの価値観をこの目で見てきて、自分の悩みはこんなにちっぽけなんだと改め
て心が洗われる思いもたくさんしてきました。旅をすることイコール観光地を巡り、
記念写真をとることじゃないはずです。旅をすることイコール学ぶと言うこと。話が
脱線してしまいましたが…。
バリアフリーと言う言葉を存じてますか?障害についてなんですが、どこの国でも
障害者は不便と思われがちだと思います。
実際にバイクに乗っていても、耳が聞こえないから危ない、すごいですね、と良く
言われることが日常茶飯事です。では聞こえてたらあぶなくないのか?聞こえても聞
こえてなくでも乗り方次第で危ないとも言える場合もある。
障害を持つことによってこうなると言う概念を頭から葬り去って欲しいと言うのが
私の願いです。たしかに障害を持つことによって、不便なところはありますが、障害
はもう生活の一部で、そんなに不幸ではないのですから。それ以上にかばう必要も無
いと言うことです。
その子に未来を託す:モンゴルにて