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[1/20/97記す] 最近ゴアのPartyがおかしい

 さて、最近友人達と話してて私も思うんだけど、ゴアのPartyがどうもおかしい。 その前に私はどうやらクラブが好きなわけじゃないらしい。だから、クラバーじゃないんだなきっと。

 まず、なんかねぇ音がゴアじゃないというか、ノリが変というか。どう表現すればいいのかわかんないけど、音がミニマル化してるというか、ハードトランスよりになって来てる(?)のか。特にヨーロッパ系はそうなのかなぁとか思う。(って、私全然詳しくないからアレだけど) 私の思うゴアって、「やっぱ野外で聞きたいよねぇ」という音の筈なんだけど、最近のPartyでPlayされるのは完璧室内系な音。 んでもって、高速ないけいけアッパーばっかりかかる。ハッキリ言って、辛い。(辛いと思いつつ、わけのわかんない義務感にかられて躍らされまくって、 終わってみてからなんかわからんけど、疲れたけど面白かったと思ったのがHorg@Equinoxだったけど。 今思えばあれは、Equinoxだから楽しい筈だという自己暗示と戦っていたのかもと最近思った)

 年末に行った某所のPartyとか、もうなんか私の好きなゴアも終わりかもと思いました。 DJがたまに少し落としてゴアなハマリ系の曲をかけるんだけど、私とか友人とかは 「お、やっと少し落としてくれたね。結構、いいじゃん」 と思ってよろこんだのもつかの間、周りの客はそういうTypeの曲がお気に召さないのかフロアで立ち話をはじめる。ちょっと待て!! そんな客多数。で、どうなったかっていうとその曲はいくらもやらないうちに、またイケイケの速い派手な曲に変ってしまった。 当然、周りはきゃーきゃー、ひゃーひゃー手を挙げて騒いで喜んで跳ねまくってる。私とか踊るのも馬鹿らしくなってしまって、 だらだらしてるとまたDJが、ちょっと落として来た。お、これからやっとゴアらしい展開が始まるのかなと期待したが、 結局、フロアがあんまりノってこないのでもとの木阿弥。一曲全部やらないうちに、イケイケトランスナイトと化していた。あーあ。 来てた友人達も「これ何?テクノ?音がぜんぜんゴアちゃう。このDJこんなんやったっけ?」ととっとと引き上げてった。
 なんか、普通DJが作るであろう流れとか山とか谷とかぜんぜん無視。ただ、速くて、うるさくて、わけわからんのばっかり。 しかし、みんな楽しそうに踊っている。そんなんで喜ぶなよぉ〜、ゴア的にはぜんぜんよくないよ。 DJもスタッフとダラダラ談笑しながらPlayしてるし、馬鹿にされてる気分だった。 これが今世間が求めてるモノなの?これが今はやっている「サイケデリック・トランスのParty」なの?

 シーンが拡大するのはそのシーンを知ってそれをいいと思う理解者が増えて喜ばしいことと思う反面、 ほんまに理解してくれてるの?と聞きたくなる「なんちゃってな層」が拡大するのも事実。 でも、以前はその「なんちゃってな層」を巻き込んでしまえるパワーがDJにもフロアにもあったような気がするのは気のせいかなぁ。 そのせいかどうか最近フロアの一体感というのあんまりを感じなくなったような気がする。 これはゴアだけに限ったことじゃなくって、他のテクノのイベントとかでも思うんだけどね。 みんなで踊ってるって感覚より、私は踊ってるけどねってのが強い。 内向的とういうのかしら。だからDJがアイドル化する。まわりと対話して踊るんではなく、DJと対話して踊ってる。 そんな感じがする。うーん、そんなこと考えてるのは私だけかな。 とにかくねぇ、「あぁ、楽しい」と思えるPartyが減ってきた。それは、たまたま私が行くPartyがそうなのかも知れないけどね。そういう点では、こないだのL5@Vitamin-Qは楽しかった。

 ああ、暗くなってきた。ゴア@インドに行くことでも考えよう。 もう、凄く楽しみ。とりあえず一番の目的は、だらーと暇をもてあますくらい暇に浸る生活をすること。 朝起きて、服来て化粧して、電車乗って会社行って仕事して、客先行って仕事して、時間になったらご飯食べて、 また仕事して、もう帰らなきゃ終電だぁと会社から家に帰って、お風呂にはいって寝てという繰り返しの日々からの脱却。 気のむくままの生活をする。だから、今回はゴアしか行かない。現実逃避?いや、違う現実を体験しに行くんだもん。 そういうことを言ってると会社とかの回りの人から、帰ってこないんじゃないかとか、社会復帰できないとか言われる。 そう言われれば言われるほど、あまのじゃくな私は「ぜってー、帰ってきた次の日からバリバリ仕事してやる」などと心に誓ってしまう。
 私の性格上、旅行に出るとあれも観て、これも行ってと東京にいるのよりも忙しい毎日になる傾向があるので、 今回は他は一切行かないことにした。だってさ、インドって仏教寺院とか遺跡とかいっぱいあるでしょ? あのへん、私大好きなんだよねぇ。一つ行きだしたら絶対アレもコレもってなるのは目に見えてる(笑)
 マーケットぶらぶらしたり、ビーチで泳いでのんびりしたり、絵をかいたり、気が向いたらParty行ってにみたり、 お腹が空いたらご飯を食べて、眠くなったら寝て。 それなら、ゴアじゃなくてもいいって話もあるが(笑)本当は、最初はランカウイ島でデラックスリゾートしようと思ってた。 でも、長期だとお金がかかり過ぎるのと、一人で行ってもつまらなそうなので却下。 そのうちに周りでゴア行くという話が持ち上がってきたのと、行って来た人の話が面白かったので決めた。 インドって、一人でも面白いという話は聞いてたしね。(でも、行くって決めてから実現までいろいろあって一年かかった) ランカウイとゴア。なんか天と地程違うような気がするが、いいのだ。 年取ってから行けないような所にガンガン行くのだ。 とかいいつつGWはヨーロッパ行きたいとか言っているし、去年とか香港でバーゲン三昧してるし(笑)

しまった、テクノと全然関係ない内容になってしまった。


[11/23/96記す] ゴアと私(←なんちゅうお題や)

 しまった。こんなページがあることを本人すら忘れていました。およよ。一年ぶりだな。
なにはともあれ私的には今はゴアですね。ゴア。 サイケデリック・トランスとも最近言ってますけど、ゴアっす。ゴアな曲を聴いて、ゴアなPartyに行くのが楽しみな今日このごろ。 この秋のゴア・アーティストの来日ラッシュともあいまってさらに思いはつのるばかり。 日本ランドでの野外のAstral Projectionに始まって、DoofにInfinity Project。 そして、Equinox@野外のKOXBOXは一生忘れられないLiveになりそう。 ほかにもいろいろ、いろいろ。DJ DOMINOは最高に楽しいPlayを聞かせてくれたし、いやがおうでもゴアが盛り上がるよね。

 思えば、初めてゴアなPartyに行ったのはまだClubもほとんど行ったことがなかった頃でした。 去年(95年)の4月のEquinox@Speack Easyでしたね。 ゴアなPartyに行ってみたいという私の希望を聞いた友人P氏が、栗原さんのLiveがあるから行ってみないか? と連れて行かれたのがそれでした。 この、栗原さんがT.T.T.のMASAさんだったんですねぇ。そん時一緒にVJやってたRee-Kちゃんにもお会いしたのでした。 そっか、よく考えたらQ'HEYくんとかy@k!?さんとかと知り合うよりも前だったんだわ。 いやいや、しかしはじめて行ったEquinoxはべっくらしたですわぁ。ブラックライトに浮かび上がるタペストリーを見て、 「あれ欲しい」と言った私をP氏は冷たく笑って「あっそ」とだけ答えましたよね(笑)うーん、懐かしい。 その後もなんだかんだと、最低月に一回はゴアってましたねぇ。JUNO REACTORのLiveも行ったし、 原宿のホコ天のKey Enersyも楽しかった95年の夏だった。
 来年2月にはゴア@印度行きます。何はともあれ行ってくるです。ゴアを語るためにはゴアいかなきゃね。なーんちゃって(死語) 聞いた話だと、今はアフリカのモザンビークがゴア的には盛り上がってるらしいです。あとやっぱりイスラエルかねぇ。
 さて、この文章に「ゴア」という単語はいくつ出てきたでしょうか(笑)





ここから下は、95年の話です。一年も前ですね。あうぅ。

[11月17日記す]

1週間ぶりにここを書く。

踊りに行きたいぞぉぉぉおおおお!!

[11月7日記す]

 さて、私がTechnoにはまった話でも書こうかと思うのですが、今現在の私を語るに おいて絶対に抜かすことのできないUnitがある。それは、Soft Balletなのである。 しかし、Techno好きの人々にこのことを言うと結構「げえっ」て反応が返ってくる。 (み○君!!君だけは別だよ)でも、私にとっての音楽的嗜好の重要な転換を彼らの音楽 が担っているのは事実なのですね。(そういった意味で私の音楽感を破壊し再構築した アーティストは、過去に富田勲やYMO、Joe SampleとCASIOPEAがあるんですが) そして Technoを聞くきっかけになったのが、アルファ・レコードからリリースされた Soft BalletのRemix Album ALTER EGO と TWIST AND TURNでした。この2枚のAlbumの Remixerの作品を追いはじめたのがそもそものきっかけ。最初は、808STATEだったかな。 やっぱり。というわけで、つづきはまた今度。


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