いぎりすえにっき(5月前半)

口さがない我らFlat 17のメンバー。今日も今日とて、噂話に花が咲く!
文中の名前はすべてイニシャルにしてありますが、バレたらえらいこっちゃなので。密告しないように(^-^;


10/05/98 はれ

さて、タイ料理と巻寿司とアイスを堪能した我々。ルームメイトのCが一度部屋に戻り、キッチンに戻ってきた。彼女はなにか手紙のようなものを手にしている。手紙ならふつう部屋で読むのになあ、と思っていると、なんとそれはAがCにあてた手紙だったのである。内容は、というと「なぜ私に対する態度が変わったのか?」という文句レターらしい。Cは先日、Aが誰かまわず課題のことや進路のこと、インターネット友達の事をしつこくしゃべるので、頭に来て、直接Aに文句を言ったらしいのだ。AとSを除くフラットメンバー総勢6名が手紙の内容に興味をもたないわけがない。Cに手紙の前文を読んできかせてほしいと頼んだ。そしてCが手紙を読みあげる。

A曰く。「私は課題についてフラットのみんなにうるさく何かを言った覚えはない。みんなが私の課題を心配していろいろ聞いてくれるから、質問に答えていただけ。私は悪いことはなにもしていない。だから、どうしてみんなが私にたいして怒っているのかわからない」本人は気づかないことでも、周りが頭に来ていることはよくあることである。「本人にどうやってわからせるか」「いや、わかるはずがない」と議論。しかし、その手紙にはA自身「こうしてほしい」という解決の提案には何一つふれられていなかった。ので、どうしようもないから放っておこう、という結論に至ってしまった。あれ〜?しかし、それって、どうもあまりよろしくないんじゃないかなあ、なんて思ってしまう私であった。これまで、こういう性格の人間には何人か出会ったことがあるし、私自身、自分が気づかないうちに周りから総スカンを食っていたということがあったからだ。しかし、Aが変わらない限り、たぶん気まずいままになってしまうんだろうな。しかし、Aのあの性格は変わりそうにないしなあ、はあ。

Aが手紙の中で書いていた課題やら提出期限延長だけが問題なのではない。それ以外にもかなりたくさん、それもほんのささいな出来事が幾重にも、半年分ほど積み重なって大きな溝ができているのが事実だろう。Gが巻寿司を作っているところにAがキッチンに来て「作り方教えて〜」と言ったそうなのであるが、Gは日ごろAが全くといっていいほど料理をしないのに、それよりも手間がかかる寿司をAが本気で作ろうとするはずがないと内心思ったらしく、その場でお茶をにごしたそうだ。まあ、誰かが珍しい料理を作っていたら「今度作り方教えてね」とあいさつ代わりに言うのはごく普通のことであろう(というのはもしかしたら日本の中だけの常識なのか?でも、私は「作り方教えて」なんて言ったことないなぁ。材料は何つかってるの?くらいは聞くけど。)さてさて、どうなることやら。


09/05/98 めっちゃいい天気!

今日はまさにピクニック日和、いや、寝転び日和とでもいうのだろうか。寮の敷地内の芝生にごろーんと寝転がる人多数。鳥のフンも気にならないようだ。こんな日も夕方まで寝てしまった自分をうらむ。うぅっ....

今日はEurovisionコンテストの日。ヨーロッパ各国から一組ずつ代表が出て、視聴者の電話投票により優勝者を決定する。アマチュアバンド(かな?)なので、クオリティは必ずしも高くない。もっと言ってしまおう。レベルは低い!が、その分ヘンなパフォーマンスが期待できる。25カ国がコンテストにのぞむのだが、東欧や北欧、「旧ユーゴスラビア共和国マケドニア」やトルコ、バルト三国、はてはなぜ?と思わせるイスラエルが出場。代表を出していない国もたくさんある。が、それらの国代表はどうも、本選に出られないほどレベルが低いようだ。

Tはテレビ中継の間中「なんでイスラエルがヨーロッパなの?」と何度も言っていた。そんなのこっちが聞きたいぜ。なぜかイスラエル代表のDana Internationalが優勝。一応女性、しかし「彼女」は性転換をしているらしい。Aはその事を知ってか知らずか(たぶん知らないだろう)、しきりに「彼女ってセクシーよねぇ。腰がくねくねしてヘビみたい。ほら、見てみて!ヘビ!ヘビ!」とわけのわからん事を言っている。Aはへビが好きなのか?(謎)ドイツ代表のオジサンはフリルのついた派手な衣装でステージを走り回っている。そしてあげくの果てに客席に降りて若い男の子にキスをしたりしている。おひ。

このコンテストは毎年行われ、前年の優勝者の国で開催されるらしい。去年はイギリス代表が優勝。今年の会場はバーミンガム(イギリス)である。来年は....イスラエルで開催Eurovision!!イスラエルって、ヨーロッパ?コンテストの後放送されたニュースで「中東和平」について話しているのを聞き、Tと二人で「方やお祭り騒ぎで、方や和平交渉って、ねえ」と顔を見合わせてしまった。来年、Eurovisionがちゃんと開催できるといいのだが。


08/05/98 晴れときどき曇り、雨

Aはフラットのみんなに同じ事を聞きまわっているらしい。「今度インターネットで知り合った男の子がイギリスにくるんだけど、会いたくないの。何かいい言い訳はないかしら?」だそうだ。会いたくなければいやだ、って言えばいいのに、と言うと、「それは相手にたいして失礼じゃない?」だそうだ。どうしろってんだ。ったく。

よく聞くと、その男の子とは友達でいたいのだそうだ。しかし会いたくはないらしい。ネット友達に実際会うとイメージが崩れるのが嫌なのだそうで。んなこと言ったってねえ(笑)期待はことごとく裏切られるのが常....。Aは実際に会うことでお互いのネット友情(?)が崩れるのを恐れるというよりは、その男の子に襲われるのを怖がっているらしい。はあ、でもそれって、ちょっとオーバーなんでは....と苦笑してしまった。まあ、用心するのは構わないけどさ、君が誰と会おうが何しようが、こっちは知ったことじゃないんだよ、と内心思う私。ちなみに私がこの話を聞いたのは3度目である。同じ話しばっかり、もう聞き飽きたぜというのが正直なところ。

さて、Sに久しぶりに会った。おぉっ、口紅つけてる〜〜!!何やらすごくたのしそうだ。なんでも、これからピクニックに行くらしい。へぇぇ、誰と?(笑)そして、夜、また彼女に会った。「ピクニックはどうだった?」と聞くと、まあ、うれしそーな顔で「天気もよかったし、もう、すごくよかった」とのこと。そして、「ねえ、いいニュースがあるんだけど」と言う。なんでも、「友達」と旅行に行くのだそうだ。へぇぇ、誰と?(笑)「本当は彼女の友達と5人で行く予定だったんだけど、他の子たち、忙しいみたいでキャンセルみたいなの。」「へぇ〜」しかし、私はここで「彼女の友達」と言うところを「彼の友達」と言いかけてとっさに訂正したのを聞き逃しはしなかった。彼ってだれだ!!!しかし、そこまで深くツッコミを入れるほど私は野暮ではないのだ。

キッチンでテレビをぼーっと見ていたら、ルームメイトのCがやってきた。そこで1時間ほど就職活動の話をする。
「7月にちょこっと日本に帰ろうと思っててね」 「えー、論文は?」 「それが問題なのよねえ。」 「仕事を見つけるっていっても、1週間やそこらじゃ無理でしょ。」 「うーん」 「9月に日本に帰ってからじゃ遅いの?」 「うーん」 ってな感じで話しをする。が、そのうち映画の話になり、映画大好き少女のCは英語以外の映画について語りだした。彼女のイチオシはスペイン映画。こんど学内の映画館で上映があるので行こうという話しをする。そして、イタリア映画では「自転車泥棒」がよかったよね、とか、フランス映画は議論ばっかりだね、などと話す。Cは非常にさばさばした人で、話していておもしろい。そして各自勉強に戻った。


07/05/98 曇り一時雨、すぐやんで晴れたと思ったらまた曇り

イギリスは曇りが多い。なんでからっと晴れないのさ、と問い掛けてみたところで無い物ねだり。ああ、天気よくならないかな。

さて、今日は昼飯を食べながらのろけられてしまい、ちょっと不機嫌である。うちは女子寮だが、かといって男子禁制というわけではない。彼氏や男の子の友達を連れてきて食事をしたり、パーティをしたりしている。

Gには年下の彼氏Jがいる。Jは毎朝7時半にキッチンにやってきて、Gのために朝食を作っている。そして、授業を終え、夕方にはまたキッチンにやってきてGのためにいつも豪華な夕食を作っている。もちろんGもJと仲良く料理をしている。さて、今日の昼、Gが冷凍庫をごそごそとやっていて「あらぁぁ〜」と素っ頓狂な声をあげるので、なんだなんだ、と思って聞いてみた。すると、G曰く「私が知らない間にフルーツシャーベットが入ってたの〜」「え?それってどういう意味?」「Jがね、私がこのシャーベット好きなの知ってるから、私に内緒で買って入れておいてくれたみたい。」....ラブラブである。

あー。知らないうちに私の好物をそっと冷凍庫に入れておいてくれる彼氏がほしいぜ。しかし、私の場合、それに気づかずに「買った覚えがないからこれは私のじゃないはずだ」となるんだろうなあ。ロマンのない奴>私。 ちなみに私の好物はポテチ、もとい、アールグレイティーである。誰も買ってくれないので自分でティーバッグ50袋入り買ってきちゃったぞ。


06/05/98晴れのち曇り。強風

髪型をセットすることが馬鹿馬鹿しくなるほどの強風。うをー。構内には観光バスが10数台。そして若者たちがぞろぞろと....何かあったんか!?今日はわれらがW大学の「オープンキャンパス」の日だったようだ。(W大学といっても早稲田ではない。当たり前だが)イギリス全土から、そしてヨーロッパ大陸からのバスも数台。どうでもいいが、人が多すぎて歩きにくくて困る。

さてさて、アゴの好きなSはどうなったのか?これがなんと謎なことに、おとといの「彼」の誕生日以来、うちの寮のメンバーでSに会った人間が誰もいないのである!Sは「友達の誕生日なの〜」とうれしそうに触れ回っていたくせに、その日以降、他人に会うのをどうやら避けているらしい。一つ情報を仕入れた。Sは誕生日の当日、私のルームメイトCのところにドレスを借りに来たらしいのだ。Cはノースリーブのワンピースを持っているので、「彼」に会うためにおしゃれをしようというつもりだったらしい。いつも同じニットのセーターにジーパン、化粧なしのSがなんと、なんと、ノースリーブのワンピである!!が、Cもそれ以降Sには会っていないのだという。謎は深まるばかりだ。

さてさてさて、ひんしゅくをかいまくっているAだが、今日もまた彼女のことが話題になった。口さがないFlat17のメンバー、今日も今日とて噂話に花が咲く。事の発端は、Aがもう一年違う学科でマスター(修士号)をとりたいと言い出したことである。彼女は心理学をやりたいらしい。現在所属しているコースでさえも満足にこなせないのに、その上に修士をやるだと?と驚きとともにあきれてしまったのは言うまでもない。もっと笑えたのは、「ケンブリッジ大学に行きたい」とほざいたことである。入るだけなら入れるかもしれないけどさあ....そいつはちとナメすぎなんでないかい?との陰口がたたかれる中、ケンブリッジには心理学のコースがない(らしい)ということが判明した。下調べもせずに大学の名前だけで選んでいるのがバレバレである。そして今日。Aはここ、W大学の心理学コースにしようと決めたらしい。そして、学部の事務室にコースのことを聞きに行ったらしいのだ。A曰く「そこの学科の秘書(事務員)ったらバカでねぇ、コースの内容なんてちっとも知らないのよ〜。あははっ。」しかし、後で「どの事務室に行ったの?」と他の人間が聞いたところ、Aは違う学科の事務室に行ったということがわかった。バカなのはどっちだ(おひ)。そして、課題に追われまくる1年コースの修士に嫌気がさしているAは、修士を2年かけて履修する「パートタイム」コースへの出願を希望しているらしい。が、これはイギリス人かEU諸国民、つまり、働きながら大学に通う人たちのためのコースで、おいそれと労働許可などおりない域外国の出身者には適応されないのだ(Aは域外国、ん?正確には国じゃない?の出身者である)。

さてさて、どうなることやら。 Kは課題に追われながらも、ひとり気楽にスペイン語教室になぞ通い出すし。緊張感のない奴だな>ってあたしかぁ(^-^;;
Hasta Luego!


05/05/98くもりのち雨。

事もあろうに夕方まで寝てしまった。夢で中華料理を食べて「デザートはいかがいたしますか?」と聞かれてメニューをみて「ライチシャーベット」を頼もうとしたところで目が覚めた。ライチシャーベット、食べたかったなぁ(大バカ)
昨日の深夜、3月以来伸ばしっぱなしだった髪の毛のうっとーしさに耐え切れなくなり、 いざ散髪。おもむろにクシとハサミを手にとりジャキジャキジャキ......。指を3個所ほど切ってしまったが(おひ)。さっぱりした。しかし、オカッパだよな、これ。ワカメちゃんorちびまる子ちゃんみたいな頭になってしまった。もうすぐ24にもなろーというのにワカメちゃんって....。

さて、昨日「あご」の話しを書いたところ、早速反応が(見てる人いるのね、ハズカシー!?)「一窮さん」もとい、「一休さん」に出てくる「しんえもんさん」の本名は「新右衛門(しんうえもん)」なのだそうです。(Cさんありがとうございました)

さてさて、二つに割れたあご(英語ではクラブチンといいます)好きなSが買ったワインは未開封のまま冷蔵庫に入れてありました。未開封!!これがいったい何を意味するのか私にはわかりません。そして、なんと、廊下にSが買った花の花びらが落ちていたことも、何を意味するのかわかりません。まあ、Sがなんか話してくるでしょうけど。


04/05/98くもり。メーデー・ホリデー(バンクホリデー・公休日)

昼過ぎに目が覚めた。うー、変な夢っ!課題へのプレッシャーか?

キッチンで昼食をとっていると、昨日金縛りにあったというSが買い物から帰ってきた。花束とワインを持っている。そういえば彼女が熱をあげている男の子の誕生日とか言ってたっけ。その男の子はSと同じ学科の学生で、一度みかけたことがあるが、背がめっちゃ高いナイスガイといった感じの人だ。彼女は彼に「兄」といった感情を持っていると説明しているが、どうみてもそれは「恋」の感情のように思える。実験や授業で彼に会うときには必ず口紅を塗っている。普段はまったく化粧っ気のないSだが、彼に会うのは特別らしい。寮の玄関で立ち話をしているのを見かけたことがあるが、なんと、なんと、口紅だけではなくスカートをはいていた!!彼がではない(当然)Sが、である。いつもズボンしかはいていないのにねえ。ふふふ、恋はなんとやら、って。

さて、私が「そのお花きれいねぇ」と声をかけると、Sはおもむろに「今日は友達の誕生日なの!」と満面の笑みをうかべて話す。「今日は誕生日パーティーでもやるの?」と聞くと、「そうだと思うわ」との答え。そして「もしパーティーがなくても、花束をプレゼントすればきっと相手に印象深さを与えることができるでしょ。だって、イギリスでは普通女性から男性に花束ってプレゼントしなって言うし。」「へえ、でも、お花をもらって悪い気はしないよね」「でしょ。でね、とにかく、彼に料理を作ってあげるの」と、まあ、ニコニコすること。

まあ、ここまで親しければ万事順調に進むだろうねえ、と思ったりするのだが、問題はその相手の彼にはすでに恋人がいるという事実なのだ!

Sのいない場所で口さがないわれらflat17のメンバーは議論した:
「やっぱ彼女持ちはやばいんじゃないの?」
「彼女がいようと関係ないって。好きなら好きでいいじゃん。」
「でも、もし私が彼の恋人の立場だったら、やっぱり、他の女の子からのアプローチっていやだと思う...」

余談だが、Sはマイケル・ダグラスのファンである。問題の「彼」との共通点が一つある。それはあご。しゃ「先がふたつに割れたあご」が大好きらしいのである。もしSが日本にきて「一休さん」を見たら、たちまち「しんえもんさん」(漢字わからなかった)にホレてしまうこと間違いなし。なんてわけのわからんことを考えていた。


03/05/98はれ

昼前に目が覚めた。ルームメイトのCは昼からエクササイズに出かけてしまった。同じ学部に所属するDと2人で連れ立っていった。体を動かすのが苦手な私は2人を見送った。

まずはパソコンの電源を入れ、メールチェック。そして昨日の元X JAPANのギタリスト自殺のニュースの続報はないかどうか、Webでニュースをチェックしようとしたそのとき......おわ、ファイアーアラーム。何ヶ月ぶりに聞いたであろうかこの鬱陶しい音。今回はなんとこのアラームの音の録音に成功した。いそいでアプリケーションを最小化し、Windowsの「サウンドレコーダー」をたちあげる。そしておもむろに録音!どうせ火事じゃないんだろうし、あわてて外に出ても待ちぼうけをくらうだけなのだ(危険)。10秒ほど録音し、そのあとはコートを羽織って外にでる。廊下にはもう誰もいなかった。本物の火事の場合、逃げ遅れること必至である。

アラームの音(WAVファイル約75KB)

その後は昼ご飯を食べにキッチンへ。エクササイズから帰ってきたCと話す。なんでも、昨晩、寮のSが寝ているときに金縛りにあったらしいのだ。Sは理系の学生で、毎日実習やレポート書きに追われている。彼女はこの2週間、ほとんど十分に睡眠をとっていなかったらしい。S曰く、「誰かが体の上に乗っている気がして、苦しくなり目が覚めた。目をあけると、灰色の物体が部屋の中を飛んでいた。恐くなって叫ぼうとしたが声が出なかった」とのこと。Cは疲れとストレスが原因だろうと話すが、Sは灰色の物体を見たといってゆずらないらしい。うーん、こわい。

さて、昨日からの続き。例のAであるが、彼女は「料理」というものを全くしない。たぶん知らないのだろう。いつもラーメンか冷凍食品ばかり食べている。ラーメンの味付けもなんか変。しかし、彼女は自分の作ったものを無理やり人に食べさせようとする。みんなは彼女の作ったものがまずいことを知っているので食べたがらない。なぜ食べさせようとするのかを聞いてみたところ、相手の料理を食べたいからなのだそうだ。(彼女と私以外の子はみんな料理が上手。自身の名誉のために言っておくが、私は下手なりにちゃんと料理はするのだ。)何も言わずに勝手につまみ食いしないだけまだましかもしれないが、本日のマイ・ラブリー・ランチ「グリーンピース入りドライカレー」(けっこうおいしかった)を食われてなるものか、と、食べたそうな目をする彼女を横目に見ながら、私は黙々と食べていたのだった。


02/05/98

2月5日ではありません。あしからず。
まったく、どこの世界にも普遍的に存在するのではなかろうか。何がって? 「仲間はずれ」ってやつです。 同じ寮のフラットに住むAをとりまく様子がなんか変だぞ、と思っていたら、 みんなして実は無視攻撃に入っていたとのこと。おいおい、んなこと知らねーぞって。 Aはわがままな私が言うのもなんだがかなりわがままな子で、他人の立場などお構いなしなところがある。今は試験や論文執筆が集中する時期で、みんなピリピリしている。 が、その子は論文で疲れている子を見ると「おもしろい話しを聞かせてあげるね〜」と これまた全くつまらん、クズな話しばかりしてくる。おもしろければまだ許せるのだが、論文で疲れている身には「なによ、この子」となってしまうわけで。 はあ、女の子ってこわいわ。

彼女は勉強がことのほか嫌いらしい。彼女自身も論文を執筆しなければならないのだが、しめきりはすでに2週間すぎている。が、彼女いわく「提出期限?そんなの知らないわ」だそうで、締め切りに間に合わせようとする努力のかけらもない。そういうところも他の寮生の反感を買い、まさに非難ごーごーなのだ。

昨日、冷蔵庫と冷凍庫の大掃除をフラットの寮生総出でやった。 中味を全部だして、雑布で中をふいたり、はりついた氷を除去したり、古くなった食べ物を処分するなど、協力して作業をしていた。その間例の彼女はひとりでテーブルにすわりヨーグルトを食べていた。そして「このヨーグルトはねえ、一パック買うともうひとつ タダでついてくるのよ」とのたまった。 少しは手伝え!!!!!!!(怒)

しかし、彼女には何を言っても無駄だと他のみんなはあきらめているようで、 私もそろそろあきらめようかと思っている。 ちなみに彼女によれば、私は彼女の「親友」なのだそうだ。うへぇ。 ええい、そんなことはどうでもいいのだ。さっさと論文の構想を練らねば。


5月後半へつづく

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