口さがない我らFlat 17のメンバー。今日も今日とて、噂話に花が咲く!
文中の名前はすべてイニシャルにしてありますが、バレたらえらいこっちゃなので。
絶対に密告しないように
30/05/98 晴れ
昨日はジャズコンサートに出かけ、そのあとはパーティーに行く。3時までさわぎまくり、ダンスに興じ、疲れて夕方まで爆睡かましてしまった。ま、10時まで外が明るいんだからいいや、って何がいいんだか。ルームメイトのCに連れられて行ったパーティー。前回話題のHくんも来るというので楽しみにしていた(?)のだが、彼は来ていなかった。そのかわり、先日Bに告白をしてきたVが来ていたのである。うげぇ〜である。なぜ「うげぇ〜」なのか。理由は簡単である。Vがしつこい奴だからである。先日、Bの部屋のドアに紙が張られていて、そこには英語で「君に会いたい」と書かれていたのである。Bと、事情をしっているCは速効そのメッセージを消した。そしてその次の日。ドアのノックの音がしたので、Bが開けてみると、なんとVがいたんだそうだ。なんでもちょっと通りかかったので寄ってみたとのことだが、君の部屋は1階だろ?通りかかる必然性などどこにもないのだ!(ちなみに我がFlat17は2階にある)Bは速効会話を切り上げて「じゃあね」とドアをしめた。しつこい。ストーカーみたいな奴だ。
パーティーでVを見つけたC。「大丈夫、私が守ってあげるからね」との心強い言葉に、Bは安心したらしい。Bはパーティーに来ていた韓国人の学生としゃべっていた。Cがつかつかっと寄ってきて「B、飲み物をもらいに行こうよ」と会話をさえぎってBを連れて行こうとする。Bは「え、なんで?」とCに聞いた。すると、「B、すぐ後ろにVがいたのよ、気が付かなかったの?」と言う。B、全然気が付かなかった!!背筋がさむ〜くなるB。キッチンに行って飲み物をもらう。BとCはキッチンの中でドイツ人の学生と話す。ドイツ人の彼女とは先日一緒に寿司をつくったので顔見知りである。日本食に興味を持ったらしく、ドイツで海苔が手に入るだろうか、という話しをして盛り上がっていた。そこにCが来て「B、フロアで踊りに行こうよ」と言う。BがCについてキッチンを出て、ドイツ人の女性に「じゃあね」と声をかけようとふっと振り向くと、ぎょえ。Bが話しをしていた場所から1メートルと離れていない場所にVがいるではないか。今回も全く気が付かなかった!Cいわく、「Vは話すチャンスを狙って確実に追いかけてきてる」とのこと。うぉ〜やめてくれ〜。B、背筋が寒くなる。フロアには人が多すぎるので廊下に出る。そこでシンガポール人の学生と話す。しかし、またしても、Bは背後に怪しい雰囲気を感じた。奴が来た。こっちに来る。Cはフロアに踊りに行ってしまった。シンガポーリアンとイギリスについて話しつづける。Vに気づかぬふりをする。目があったりしたらそれこそアウトだ。Vも全くのバカではないらしく、Bの横をとおりすぎ、帰っていった。その後、Bがパーティを満喫したのは言うまでもない。
29/05/98 晴れ(今のうちは)
恋は盲目。おっもっい〜こんだらっ、試練の道を〜行くが女のド根性。「重いコンダラ」ってなんだろう?というのは有名な話である。さてさて、恋とは思い込みである(なんつー定義だ)「あぁ、かっこいい」「あの人ってすてき」と思えば、どんなにぶさいくでどんなに性格の悪い人でもかっこよく、すてきに見えてしまう。そこで、一つのエピソードを紹介しよう。
ルームメイトのCはドイツ語のクラスに通っている。彼女は最近ご機嫌である。なぜか、理由は一つ。かっこいいフランス人のおにーちゃんを見つけたらしいのだ。その彼はフランスから来た弁護士で、年の頃は30過ぎ。大学院で法学を専攻しているという。背が高くて、優しくて、芸術に明るい「すてきな人」なのだそうである。フランス人の割には(なんていったらフランスの人におこられるかな)英語が上手にしゃべれる、とCは大喜びなのだった。昨日もキッチンでCとそのフランス人の話をしていた。
私「ねえ、そのフランス男って名前なんていうの?」
C「えーっと、Hっていうらしいんだけど、つづりわからないの」
私「へ〜、Hね。そういえば私も、同じ名前(以下(H)とする)のフランス人知ってるけど、こいつがまた最悪にヘンな奴だったのよ」
C「Kってヘンな男によく会うよねえ(笑)」
私「ほっとけ〜。で、その(H)って奴が....」
以下に概略を説明すると、(H)は今年の2月、私にペンチ100マシンを売ってくれたフランス人留学生。自称「コンピューターマニア」でやっぱりヲタク(笑)何よりも怪しかったのが、私が「これからパソコンを見に行きますね。たぶん5分くらいでそちらに着くと思いますので、よろしくお願いします」と電話をし、部屋についたとき、なななんと、その(H)はパンツにランニングシャツでワイングラスを持って「ハ〜イ」と来たもんだ。おひ!初対面だぞぉ!前もってこれから行くと電話したじゃないの!それにその格好で平気で寮の廊下をあるいているではないか。おひおひ〜。この出来事で私の(H)に対するイメージは「変なヤツ」になったのである。
同じ名前なのに世の中にはかっこいい人とヘンな奴がいるもんだ、思いつつ、2月以来凍りついた記憶を呼び起こしてみた。そのヲタッキー(H)くん、たしか専攻は法学だと行ってなかったっけ?でも年は私と同じか少し上くらい。英語もたどたどしかったし、悪そうなやつには見えなかったけどでもかっこよくはないなあ。やはりCがドイツ語のクラスで会ったHとは別人か?なにしろイメージが違いすぎるのだ。そこで、Cが知り得る情報のすべてと、私が覚えている情報のすべてをリストアップし、すりあわせてみた。
| Cの情報 | 私の記憶 | ||
| 名前 | H | H | 一致 |
| 出身 | フランス | フランス | 一致 |
| 専攻 | 法学(弁護士) | 法学(学生) | 一部一致 |
| 年齢 | 30過ぎ | 24-25歳 | 不一致 |
| 英語力 | 流暢 | たどたどしい | 不一致 |
| 外見 | かっこいい | まあ、ふつう | 不一致 |
| 特徴 | 芸術センスがある | パソコンヲタク | 不一致 |
| 初対面 | スーツ姿 | パンツ姿 | 不一致!! |
| 印象 | すてきな人 | ヘンな奴 | 不一致 |
結果、住んでいる寮の場所や法学専攻であること、その他の情報から同一人物であることがほぼ確実視された。もう、2人で大爆笑の連続であった。なぜこんなに印象が違うのか。そしてお互いに知らないところでHと知り合っている偶然を笑い合ったったのである。Cは「今度Hに会ったら笑いが止まらないって〜」と腹をかかえて笑っていた。かくして、Cの「かっこいいフランス人のおにーさんと仲良くなるぞ」計画は水泡に帰した...のかな?
余談---Cに私のホームページ(いぎりすえにっき)を見せたところ、彼女は漢字を拾い読みしてほとんど正確に意味をつかんでしまった。やばい。漢字圏の人にはわかってしまうらしい!危機!でも、彼女は日本語のフォントを持っていないのだ。ははは。オッケーオッケー。
再余談---結局この2人は付き合うことになり、大学院修了後、CはHについてHの国へ行ってしまった。この2人がその後どうなったかは誰も知らない。
28/05/98 晴れときどき曇り
S、勇気を出せ、そして自分をいたわれ。彼にはすでに彼女がいるのだ。そして、彼は君に手をだして遊んでいるだけなのだ。とんだ二股野郎だ。そんなやつのために君が傷つくことはないのだ。勉強も手に付かない?苦しくて悲しい?それでも好き!?そんなものは本物の恋なんかじゃないぞ。S、君は気が付いていたはずだ。彼とは決して恋人にはなれないということを。彼が彼女と別れるつもりならまだしも、その気配もない、優しい言葉をかけてくれるって?男なんてのはそんなもんさ。たとえ彼女がいようと奥さんがいようと、他の女にすがりたくなる甘えん坊野郎だってたーくさんいるのだ。そんな奴にひっかかって苦しむ必要などどこにあるというのだ。S、勇気をだせ、そして本当の幸せをつかめ。
と、昨日延々と3時間以上にわたっての大議論と説得工作。うーん、がんばってね。それしか言えないっすよ。しかし、みんなシラフなのによくやるよ(笑)女の子ってこわ〜い(おひおひ)さて、食後のお茶を飲みながら、最初から上記のような話しをしていたわけではなかった。Aがフラットのみんなに、「ハッピーバースデーを○○語では何ていうの?」と聞きまくっていたというのだ。私も図書館から戻ってきて、Aに「あ〜K、ずっとあなたを探していたのよ」といわれ「え、な、なんだなんだ」とドキドキしてしまった(別にときめいているわけではない。念のため。なんかまたややこしいことにまきこまれるのか、という嫌な予感がしたためである)彼女は「ハッピーバースデーって日本語でなんていうの?」と聞いてきた。ま、それくらいならいいか、と彼女のリクエストに答えてやったのだが、聞かれたのは私だけではなかったらしい。一体、なんのために?かくしてAに対する非難大会がまたもや開催された。Aは未だに課題エッセイを提出していないらしい。「誕生日おめでとうを聞いている暇があったら勉強しろ!」というのが統一した見解。一体、何のために?うーん、謎である。
25/05/98 曇りのち晴れ
昨日久しぶりにAにつかまって話をした。彼女はいまだに課題を出していないらしい。さっさと出せよなぁ、と内心思っていると、だしぬけに「ねえ、あれ、もらってもいい?」と聞かれる。「あれ」という彼女の視線は、私のキッチンタオル(キルト加工がしてある厚めの紙ふきん)に向けられていた。先日、近所のスーパーで購入したピーターラビット柄の超カワイーやつである。ちょっと待て、A、君には私がこのタオルを買ったことを話していないし、私がこれを使っているのを君はみたことがないはずだ。他の寮生がAに教えたのかもしれないが、使いたいなら自分でキッチンタオルくらい買えってなもんだ。気前のいい優しい私は「もちろん」とピーターラビットをさしだしてしまった。あぁ、かわいそうなピーターラビット。しかし、ここのところ私の知らないうちに枚数が確実に減っているんだけど。「共有」概念とは恐ろしい。いくらなんでも食料品がなくなっているということはないにせよ、勝手に皿や鍋が使われているのはしょっちゅうだし、キッチンタオルやふきんは各自が持っているにもかかわらず、たまに使われている。
ケース1:このあいだ私が洗った食器をふくために使っているふきん(もう一枚、汚れ拭き用の雑布ももっている)がケチャップまみれで放置されていたことがあった。みんなに使ってもらえてふきんも本望だろう、たぶん。
ケース2:先日、賞味期限が近づいているパンを食べちゃわないと、と思いキッチンに行くと、ない。あれ、ない。どっかに移動されてるのかな、と探し回ったところ、なんとごみ箱の中にあった。ご愁傷さまである。賞味期限がすぎたとおもって心優しくも処分してくれたのだろう、たぶん。
ケース3:今日、日ごろ私が使っているスポンジが見当たらなかった。あれ、どこだどこだ、と思って探してみる。案の定、窓から下に落っこちていた。落としたやつ!!出てこい!!そして拾いに行け!!まあ、落としたのに気が付かなかったんだろう、たぶん。
い、いかん、どうもパラノイアに陥っているらしい.....。
夕方から朝まで爆睡かましてしまった。5月22日、学科の課題論文3本を仕上げ、しめきりの10分まえに印刷完了、そして走って提出。オンキャンパスの利点ですね。「ぎりぎりまでねばれる」単に書くのが遅かっただけではないだろうか?>自爆
さて、この10日間にFlat17で起こったことを抜粋して箇条書きにしてみよう。