30/07/98 にわか雨と曇りが10分ごとにやってくる
典型的、ブリティッシュ・ウェザーである。とりあえず、雨といっても
しとしと降るようなかわいらしい雨ではない。局地的に、短時間で
ザァァーーーーーーっと降る。本当にシャワーだ。それも全開モード。
そして5分もするとすぐに止み、晴れ間と青空が顔をのぞかせる。暖かくて
適度に湿気もあって、過ごしやすい。が、すぐに黒雲が…。
29/07/98 晴れ やっと夏らしい日々になってきた。この日もちょっと体調を崩し気味。たぶん、あまりにもTheory Test問題集の できが悪いのでショックを受けていたのであろう。あぁ、挫折しちゃう(笑) 夜、キッチンにいくと、何やら外国語教室が展開されていた。パトリシアがちょっとハンサムな白人のお兄ちゃん に彼女の母国語を教えているところだった。フラットメイトたちも、ひやかしに発音の練習に参加する。 あとで聞くと、その白人のかっこいいお兄ちゃんは、パトリシアの知り合いでもなんでもないのだという。え、じゃあどうして? なんでも、パトリシア宛ての手紙がそのお兄ちゃんのフラットの郵便受けに誤配されていて、切手をみたそのお兄ちゃんが 「今度旅行で行くから会話を教えてくれ」と頼んだらしい。ポール(パトリシアの彼氏)がちょっと不機嫌そうに見えたのは そのせいだったのね。
28/07/98 晴れ
イギリスに来たら見ずにすますことはできない、全国どこにでもあるドラッグストア(ケミスト)Bootsがなんと
日本に進出するという。はー。ついにあのブーツがねえ。最近近所のBootsにめちゃくちゃケバいおばさん
店員(おねえさん、かな)さんが現れるようになった。化粧もさることながら、ちょっと髪型がドレッド入って、体格のいい
おねえさんである。オーストリア・ウィーンで撮ったフィルム3つのうち、現像に出したものの、一つが行方不明になっているのだ。
イギリスでこのようなことが起こったら、まずはもどってこないとみたほうがいい。以前、キャロラインもおなじ目にあって(そのときはBootsではなかったが)
写真をなくしている。イギリス人は厄介なことは嫌いだし、「あら、なくなっちゃったわね、それはお気の毒」、
某E氏による分析を借りるなら「Sorry」の一言で
済まされてしまう。「あの写真の件はどうなりましたか?」と聞きにいったところ、そのおねえさんはやはり、
「Oh, sorry about that, Bye!」とそっけなく返されてしまった。写真…(泣)
27/07/98 晴れ
自動車教習からもどってくると、どうも頭が痛い。熱があるようだ。
慣れない運転に緊張して&問題集をやったりして知恵熱がでているらしい(笑)
26/07/98 晴れ 超寝不足でドライビング・スクール初日。本当は寝不足はいかんのだが…。 トレーシーと免許について話をする。なんと彼女は免許をとるのに2年半かかったというのだ。え、そりゃ長いね、と 言うと、大学に通っているときに、夏休みを使って運転を習ったのだそうで。 あとでパトリシアに聞くと、彼女が免許取得のためにつかったお金はタダ、だったという。 友達に習って、試験を受けただけとのこと。「イギリスと日本って道路のルールが違うから 難しいんじゃないの?」との質問。右ハンドルで左側通行だし、ラウンドアバウトはないけど そんなに違わないと思うよ、と答える。パトリシアの彼氏、ポールの出身国も左側通行なので、 「じゃあ、僕も日本で運転ができるなあ」とのこと。はたして、免許がとれるのか?>私
25/07/98 晴れ てんぷらに似たモノをつくる。グロリアがのぞきこんで「あー、これ知ってる〜」 彼女のおばあちゃんが昔よくつくっていたそうな。「ちょっと水っぽすぎない?」「いいのいいの。揚げちゃえば一緒」と 揚げてみたところ、やはり水分が多かったらしく、てんぷらには見えなかった。う。 しかし、味のほうはトレーシーやグロリアにはおおむね好評であった。次回はもっとがんばろうっと。 トレーシーいわく「Kはイギリスに来て料理を勉強したみたいね」苦笑である(笑)
24/07/98 晴れ だーーーーっ。ムカつく、頭にくるーーーーっ。何がって、火災報知器!ぜーはー。いつまで、火災報知器との戦いは続くのか…。朝4時すぎ、ベッドに入る。しかし、なにか寝付けない。何か眠りを妨げるものがある。と、いきなり「ティーラーリーラ」と言葉では表現できない耳をつんざくようなあの音が。のわーっ。で、出た。ファイアー・アラーム。時間はAM4時45分。とりあえずジャケットとスカートを着て外に飛び出す。まだ夜明け前、しかもめちゃくちゃ寒い。今回は20分近く鳴っていただろうか。寝ぼけながらも文句を言い合う寮生たち。そして、5時15分、やっと部屋に戻ることを許されたのである。暖かいおふとんでまたお寝んね〜と思ったのもつかの間。AM6時30分、またしても悪夢のファイアー・アラーム・リターンズである。これには大半の学生もキレたらしく、あちらこちらから汚い言葉が飛び交う。10分後、また部屋に戻る。 さて、2度ある事は3度ある、という格言のとおり、3回目が来てしまった。AM10時10分。3度目のファイアー・アラーム。しかし、外にでる学生の姿はまばら。どうせ誤報だ、と面倒がって部屋にのこっていたらしい。シニア・ステューデント(寮長、みたいなもんかな)が「アラームが鳴ったら必ず外に出ること」と注意していたが、学生が「その前にアラームを何とかしろ!」と反論したので、「それは私の仕事じゃないわよっ!」とあわや議論になるところであった。まあまあ、穏やかに…なれないような音なんだよな、アラームって。今日のテーマは「ファイアー・アラーム狂騒曲」に決定!二度とあの音は聞きたくないぞ。
23/07/98 晴れ、しかし風がつよい 来週の日曜日から自動車教習開始である。一時間14ポンド(約3000円)。免許とるのにどれくらいかかりますかねえ?と聞いてみたところ、それは君次第だね、と言われる。…がんばりまーす。自分が教習所に通う、というのではなく、教習所の先生が大学まで迎えに来てくれて、そのまま路上教習へボンッという制度である。たぶん、日本にあるような路上を模した教習用道路、なんてものはないのだろう。いきなり道路で運転かぁ、どきどき。イギリスの車はミッション車がほとんど。ギアチェンジ、むつかしそー。試験の勉強もしなくては。わくわく、である。 ずいぶん久しぶりだが、寮の村八分、アンナ嬢の話題である。彼女はやっぱりヘンだ。私とグロリアがキッチンで昼食をつくっていると、アンナがあらわれ、「ねえ、これ、みてみて!」とスーパーの割引券やカード類を見せに来た。財布を振り回していたら知らず知らずのうちに落っことしていたらしいのである。「私ったらこれで財布の中味なくしたの3回目よ〜もぉ、信じられないわぁぁ」。いつもは寛容なグロリアも、彼女に対してはムカついているようで、「はん、そうね、信じられないわね。」と冷たい一言。相手しないほうがいい、ってことね(汗)
22/07/98 晴れのち雨そして風 近所のレミントン・スパに買い物。夏用のサンダルがほしい、と思い、ショッピングセンターへ。ヒールの高いイケイケな(死語だ…)サンダルしかないじゃないか。こんなんはけないっつーの。他の店をみつけ、目にとびこんできたのは、茶色の革製のサンダル。29ポンドが20ポンドになってるじゃないの。かかともそんなに高くないし、 サイズもちょうとぴったり。底もクッションみたいになってて歩きやすそう。MADE IN ITALYかあ、うん、悪くないかも。レジに持っていくと、さらに20%引きになる。うーん、なんかありそうだぞ? 帰りのバスは、これまで乗った中でも、一、二を争うほど運転がヘタだった。とりあえず、ギアチェンジがなってないぞ。がっくんがっくん来て、2階席の乗り心地はまるで遊園地。運転手は若いおにーさんだったけど、たぶん新人なんだろうな。こわー。しかし、途中まで来たところで、このバスは大学には行かないバスだと気が付いた、ときはすでに遅く、次の停留所から引き返して歩くこと30分あまり。マヌケだった。マヌケついでに、雨が降り出し、カサがとばされるほどの風がぶぉーっと吹いて散々だった。部屋に帰ってサンダルをはいてみる。うーん、やっぱりいいね〜。さっそくお気に入り。値札のシールをはがそうとしたが、なかなかはがれない。こりゃ、去年からの売れ残りだな、だから安かったのか、と納得したのであった。
21/07/98 曇り ドアを開けると、キャロラインの部屋が開けっ放しになっていて、床の上にはコンピューターの部品が散らばっている。わ、なんだ、と思うと、キャロラインのボーイフレンド、アーサーが組み立て中とのこと。アーサーは自称パソコンマニアで、たまにヲタクな話で盛り上がる。どうも、キーボードを認識しないらしく、困っていた。ネットからいろんなものを落としてくるから、4GBのハードディスクがいっぱいだよ、などという話をする。ZIPとかMOは?と聞くと、CD-Rを持っているので、片っ端から焼いているらしいのだが…。しかし、4GBも何をおとしてるんだ?謎である。
20/07/98 晴れ・くもり 天気はまあまあ。変わり易いのはいつものこと。部屋をしめきると暑いので窓を少し開ける。が、夜になるとこれはすこし困りもの。なぜかというと、虫がはいってくるからである。隣の部屋のキャロラインは会うたびに「虫がっ、虫が」とわめいている。虫は明るい場所にあつまってくる。私たちの部屋のちょうど上に、これまた虫さんの好きそうな明るさのライトが、夜の間中ONになっているのだ。したがって、その下で窓を開けると虫がうようよと…。二人で共用しているバスルームの壁には、虫がたくさん。バスタブに虫の死骸がたくさん。うげえ。同じ寮に住んでいるキャロラインの彼氏の部屋は、一晩中窓を開けっ放しにしていても、全く虫は入ってこないのだそうだ。彼の部屋の近くにはライトがないためである。あまりに頭に来たキャロラインは、ライトを消してくれ、と寮のハウスキーパーに文句を言いにいったそうだ。しかし、答えはNO。非常用ライトなので、消すことはできないという。しかして、虫との戦いはつづくのであった。
19/07/98 たぶん晴れていただろう 仮免が届いた。そう、イギリスで運転免許をとってやろうという無茶な計画を発動させたのだ。イギリスの路上には「L」というシールを貼った車をよく見かける。日本であるような若葉マーク(っていうんでしたっけ)と同じ物かと思いきや、「L」とはLEARNER、つまり仮免という意味なのだ。仮免許証を手に入れるのは簡単である。書類に必要事項を記入して、21ポンドの小切手とともに、DVLAという機関に送付するだけ。1週間ほどで届く。と、仮免をしげしげと眺めていたら、パンを焦がしてしまった…。こういう不注意な人間に車が運転できるのか、とちょっと心配になる。
18/07/98 晴れ 台所に行くと、なにやらすごーくいいにおい。パトリシアの彼氏、ポールが韓国風焼き肉の準備をしているところだった。本場の焼き肉のたれだあ〜。そして、数時間後、台所に行ってみると、ポールが「これ...ひょっとして...Kのかなあ?」と聞いてくる。と、見てみると私がロンドンの1ポンドショップで買ったプラスチックの汁椀が溶けてぐにょぐにょになっていた。ポールいわく、オーブンの上に汁椀を置いたまま調理してしまったため、加熱により溶けちゃったとのこと。「ごめぇ〜ん。これ、Kの分。たくさん食べていいからねっ」と焼き肉をごちそうになってしまった。うぅ、これってば最高においしいっ。プラスチックの汁椀なんていくらでもあげるからもっと焼き肉ちょうだいっ(爆)?。しかし、未だに溶けた汁椀はキッチンの隅で料理の下ごしらえ用に広くつかわれている。
17/08/98 晴れ 現在、うちのフラットではマニキュアがマイブームである。爪さんが息できなくなるから、とマニキュアなぞしたことのない私だが、キャロラインにまっ赤なマニキュアを塗られてしまった。「わあ、似合うじゃない」などと言われてちょっと調子にのった私は、さっそく近所のスーパーに出かけた。あのニオイにちょっとラリっている今日このごろ。
16/07/98 晴れ 今日はグラデュエーション・セレモニー。学部生たちの卒業式である(ちなみに、大学院生の学位授与式は1月)。 朝からヘリコプターの音がさわがしい。ロンドンから来る来賓の皆様の御到着である。 この日は、グロリアの彼氏、ジェームスの晴れの日でもあった。しかし、グロリアは1週間前からそわそわ。 なぜかというと、この日、ジェームスの両親と4人でランチを一緒にするというのだ。 ジェームスはグロリアに「ランチの間だけ、2時間だけお行儀よくしてくれよ」と頼んだらしく、 グロリアは「えー、そんなあ、心の準備が」と緊張していたのである。後でジェームスに「ランチはどうだった?」 と聞くと、「母親はグロリアと話がはずんで楽しそうだったし、父親も認めてくれたんじゃないかな」とのこと。 え、認めるって何を?と聞くと、なんと、ジェームスはグロリアを婚約者として紹介したらしい。うへえ、お熱いことで(笑) うちの寮にも、春が訪れつつある、っていうのかな。
15/07/98 晴れ 今日はトレーシーの誕生日。前回、グロリアの誕生日をフレンチ・レストランで祝ったことから、今回はイタリアン(笑) レストランにしようという話になる。情報誌でみつけたイタリア料理の店リストから これは、と思う名前を選んで決める。近郊の街にある「プレーゴ・ピッツア」という店に決定。しかし、 これが間違いのはじまり。みんなでドレスアップしてバスにのりこむ。店の住所をたよりに、道を歩いていくのだが どうも街の中心部からどんどん離れていくぞ?そして、問題の店を見つけたのだが・・・なんと、テイク・アウェイの ピザ屋だった(笑)もしかしたら、とは思っていたのだが、不安は的中。結果、みんなでタクシーを拾い、 中華街にあるレストランでおいしい中華料理を食べたのだった。
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