・海鳥とは

 地球の表面積のおよそ3分の2を占める海は、多くの生き物にとって「恵みの海」であると同時に、陸上生活に適応した生き物には、不利な、かつ変化に激しい環境でもあります。鳥類は、約9000種が知られていますが、そのうちわずか3%の鳥だけが、広大な広さと豊富な食べ物のある海へと進出したのです。
 海にいる鳥はすべて「海鳥」でしょうか。やや漠然としていますが、通常、海の表面を移動しながらすくなくとも部分的に海から食べ物を得ている鳥たちのことを指します。海鳥は大きく4つのグループに分類されています。ペンギン目、ミズナギドリ目(アホウドリやウミツバメ、フルマカモメなど)、ペリカン目(ネッタイチョウ、ウ、グンカンドリなど)、そしてチドリ目(カモメ、アジサシ、ウミスズメなど)です。海ガモ類やアビ類、ヒレアシシギなども、ときに「海鳥」として扱われることがあります。

目(Order) 科(Families) 種数 一般名
ペンギン目 ペンギン科 16 ペンギン
ミズナギドリ目 アホウドリ科 13 アホウドリ
ミズナギドリ科 55 フルマカモメ、クジラドリ、ミズナギドリ
ウミツバメ科 20 ウミツバメ
モグリウミツバメ科 4 モグリウミツバメ
ペリカン目 ネッタイチョウ科 3 ネッタイチョウ
ペリカン科 7 ペリカン
カツオドリ科 9 カツオドリ
ウ科 27
グンカンドリ科 5 グンカンドリ
チドリ目 トウゾクカモメ科 6 トウゾクカモメ
カモメ科 87 カモメ、アジサシ
ハサミアジサシ科 3 ハサミアジサシ
ウミスズメ科 22 ウミスズメ(Auks)


  Furness and Monaghan(1987) Seabird Ecology. から一部改変、引用

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Revised: 9 Jan. 2002