海がこわくなくなると、 ひなたちはごはんとなる小魚をとる練習をしました。 「だれがあの青い魚をとれるか、競争しよう」 だれともなく言いだすと、どちらともなくもぐります。 翼が短いのでお父さん、お母さんのようにはもぐれませんが、 浮いてはもぐり、もぐっては浮きながら、 ひなたちは少しずつ泳ぎがうまくなっていきました。