玉ねぎ

 

9月26日

玉ねぎの種蒔きをしました。種はソニックです。

今年は9月中旬になっても暑すぎる為遅くしましたが少し遅すぎるでしょうか?
野菜は お祖父ちゃんがいつも作っていましたが、牧場の人員確保の為、
大規模に出荷しようということになり、まずは玉ねぎ栽培に取り掛かりました。
今年は2反から始め来年以降拡大する予定です。

 畑4
 ↑このような手動の種蒔き機を使います。水で溶けるテープに約1センチ間隔で種が入っています。   押しながら歩いていくと種の入っているテープに土が程よくかかり埋まっていきます。(写真手前 従業員の室井さん 奥の種蒔き機を押しているのが社長)


 まったくの未経験の我々でしたが、岡部のタネの黒沢さんから道具を借りて約1時間30分ぐらいで作業   を終えました。
 実験で、右側少しだけマルチをしいてみました。4〜5日で発芽するそうです。

11月16日

玉ねぎの定植に向けて黒穴あきマルチ(9515)を敷きました。
昨日雨が降ったので地面もほど良く湿りました。

マルチを敷く機械を借りたので楽々です。
またひとつ農具が使えるように・・・楽しいです。

まず始めに幅1650mm間隔で棒を2箇所に始点と終点に挿しておきます。
後で歩行式のハンマーナイフで除草できるよう間隔を広くとっておきます。
向って左側だけ水糸をさっきの棒に沿わせて張っておきます。
そしてまずは前進。轍をつける作業です。
自分の視点を機械のマルチを止めている左側の金具が、張った水糸の上を
通るように見える位置をキープしながら前進します。
できた轍を壊さないように轍と轍の間を歩きます。
マルチ 


向って一番先まで行ったら、機械を止めマルチシートの先端を埋めて(先に溝を掘っておく)、

さっき付けた轍の上を今度はバックで敷いていきます。先に轍をつけておくのは、

真っ直ぐにマルチを敷いていくことができるからです。

ガイドローラー?(マルチに土をかけていく左右のアタッチメント)を下へ倒し、ロータリースイッチを入れ

出発!!!最後の部分はハサミで切って土を手でかけます。最初と最後だけは手作業です。

すこし曲がったところもありましたが敷き終わりました。機械は楽ですね。
あと5日前後で定植を始めます。これだけの穴に植えるとなると気が遠くなりそうです。
でも楽しみです。
マルチ

 

 

 

11月20日

玉ねぎの種を植えてちょうど55日目、ちょうど良い苗が出来たので定植開始しました。

玉ねぎ 玉ねぎ

苗 太さ約5ミリ 長さ20cm 葉2〜3枚

本日はお祖父ちゃんお祖母ちゃんもお願いして3畝定植しました。

玉ねぎ 玉ねぎ

さすがに昔からやっているだけあって早いです。まだまだ現役!がんばってもらいます。
薄いビニール手袋をして、人差し指で真っ直ぐ押し込み5本指で押さえる
葉が二股に分かれているところは土にもぐらないように植える。
いったいどのくらいで終わるのか?でも結構楽しい作業です。

 

11月21日

 

玉ねぎ 玉ねぎ

4人がかりで植えていくと結構早い。

玉ねぎ

こんな感じでマルチのなかに植えていきます。
 

11月23日

やっと8畝(セ)の畑の方は完了です。

11月25、26、27、28日 植え付け完了です。合計2反。

 

12月19、20、21、25日 除草 追肥

 

この間マルチがはずれ風で吹き飛ばされたりして土をかけ直したりすること数回

 

3月5、9、10 追肥

 

4月5、14、22、23、24、25、26、27、28日 除草

 

まめに除草したつもりでしたが、こんなになってしまいました。

たまねぎ たまねぎ

スギナ畑です。もともと荒れていた畑を借りたので草の種や根がすごいようです。
近所の人たちが心配そうに見守る中(前年借りた人は葱を植えましたが収穫できなかったそうです。
そんな話を聞いていたら借りなかったのに・・・)
ひたすら草を抜き続けました。(夢のなかでも雑草と格闘するくらい・・・)


たまねぎ たまねぎ たまねぎ

きれいになりました。玉ねぎもだいぶ大きくなってきました。
 

5月25日 玉ねぎ収穫 

部分的に大きいものと小さいものと混在しているので選びながらの収穫です。

 

 


 

収穫したらすぐに根と茎を切っていきます。
 

6月1日こちらの畑は収穫完了

 

6月4日 もう一つのスギナがびっしり生えた畑も収穫完了

草に負けてしまいラッキョウのような玉ねぎばかりでした

あれだけ除草作業をしても駄目でした

 

反省点

1、早稲の品種の種蒔きが遅すぎた(今年は9月5日に行う予定にします)

2、上記に追加して種蒔き後は寒冷紗をかける(試しにマルチをした部分は雨に打たれず土が硬くならなかったので

  生育状況が良かったので)

3、土壌分析をして悪くなかったので元肥をあまりしなかった(玉ねぎは肥料が多すぎるくらいで良いのでは)

4、2月の生育期に雨が少なかった(雨が少ない時は動噴で水をあげる必要あり)

5、スギナの生えてしまっている畑は使用しない(何年かうない続けて草が少なくなってから)

6、マルチは穴あきではなく、普通のマルチに玉ねぎの苗分の穴を開けて植えれば草の管理が楽かもしれません

7、冬に西側の日差しを遮ってしまう西側に建物がある畑で苗作りをしない

 

6月14、15、19、25日、7月1、3、5日 選別、磨き、計量、袋詰め、出荷作業等まだまだ手間がかかります。

今年はこちらは不作でも他の農家は豊作、風評被害等あり、単価が安く大赤字となりそうです。

こんなに手間暇かけて赤字では・・・。じゃが芋で挽回できるかどうか・・・。

 

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