フィフス・エレメント



監督:リュック・ベッソン
出演:ブルース・ウィルス/ゲイリー・オールドマン
・・・・ミラ・ジョボビッチ



  



  




▼あらすじ

    1914年。ナイル河畔の地下神殿に書かれた古代文字を考古学者が解読しようとして
    いた。火・水・土・風の4つの要素に囲まれた5番目の何か。その謎に近づいたとき、
    空から巨大な船体が降り立った。船から降りてきた謎の生物は神殿の壁を開き、4つの
    要素を彫った石を持ち去った。

    2214年。正体不明の有機体が地球に接近していた。統一宇宙連邦大統領に接見を
    求めたナイルの神官の後継者、コーネリアス神父は、その有機体が5千年に一度
    地球にやってくる邪悪な反生命体であること、それを撃退するため、宇宙最高の知力を
    モンドシャワン人が、かつて持ち去られた4つの石を持ってくると告げる。だが、
    モンドシャワン人の船が、宇宙連邦最大の武器商人ゾーグ(ゲイリー・オールドマン)
    の手下に撃墜されてしまう。地球に持ち帰られた彼らの死体の一部から細胞を
    再生すると、一糸纏わぬ美しい少女が現れた。少女は研究室のガラスを破って飛び出し、
    地上450階からダイブした。そこに、元宇宙連邦軍の精鋭で、今はタクシー運転手の
    コーベン・ダラス(ブルース・ウィルス)の車が通りかかる。突然タクシーに飛び
    込んできた彼女の美しさに惹かれたコーベンは、とっさに追ってくる警官隊を振り
    切った。彼女の名は、リー・ルー(ミラ・ジョボビッチ)。
    コーベンは、地球上唯一彼女の言葉を理解できるコーネリアス神父の元に彼女を連れて
    行き、彼女こそが地球を救うカギだと知る。そして迫り来る反生命体から地球を救う
    ため、彼女とともに失われた4つの石を追うことになる。

▼コメント

    リュック・ベッソンが原作・監督とは思えないようなSF映画でびっくり。
    子どものころから暖めていた構想だけあって、とても子供っぽいストーリー
    で、やや退屈だったが、2214年の地球の風景とか、家とかがとても
    リアルでおもしろい。

97年11月 小松一郎
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