1939年、イタリアのトスカーナ地方。ユダヤ系イタリア人のグイドは、友人フェルッチョと共に 叔父の暮らすアレッツォの街にやってきた。途中でであった教師ドーラに一目惚れしたグイドは 彼女を「お姫様」と呼び一途に想う。彼は本屋を開く計画を立てていたが、申請に行った役所の官吏を 怒らせ、断念するはめに。とりあえず叔父の勤めるホテルのウェイターとして働くようになった彼は、 持ち前の明るさとユーモアで接客業をこなし、なぞなぞマニアのドイツ人医師レッシングに 気に入られる。ある日、オペラ見物にきたドーラと偶然のふりをして再会をしたグイドは、念願の 初デートにこぎつける。婚約者がいるのに、ドーラはグイドの不思議な魅力にひかれていく。 そしてホテルで行われたドーラの婚約発表の場で、お互いの気持ちを確認した後、 グイドは馬に乗って婚約者から彼女をさらい、めでたく結ばれた。 数年後、息子ジョズエにも恵まれ、本屋も開店して幸せな生活を送るグイド。 戦争のためユダヤ人に危機が迫っていたが、彼はそんな情勢を楽観視していた。 しかし、ジョズエの5歳の誕生日、ついに彼らは強制収容所に入るために連行される。
アカエデミー賞主演男優賞などを受賞。そういったものに弱い私ですが、この映画はとても良かった。 どこがよかったのか・・・。よく言われていることではあるが、やはり言葉にすると 非常につらい状況の中でも愛とユーモアと勇気を持って、前向きに生きていこうとする主人公の生き方、 ということになってしまう。・・・なんてアホなコメントなんだ。もっとましなコメントはできないのか・・・。 さすがに、主演男優賞を獲っているだけあって、演技は抜群。奥さん役の人は実生活でも 奥さんだそうだが、息もぴったりだし、子供もうまい。こんなの見ると、日本の子役って言うのは・・・、 と愚痴ってしまうよ。
さすがに、主演男優賞を獲っているだけあって、演技は抜群。奥さん役の人は実生活でも 奥さんだそうだが、息もぴったりだし、子供もうまい。こんなの見ると、日本の子役って言うのは・・・、 と愚痴ってしまうよ。
99年8月***小松 一郎 <映画紹介へ>