RONIN


■あらすじ
パリの中心地。古びた倉庫に集まった見ず知らずの6人の人間。・・・戦略のプロ、サム
(ロバート・デニーロ)装備調達のプロ、フランス人のヴァンサン(ジャン・レノ)、など、そして彼らを
集めたなぞの依頼人と唯一コンタクトの取れる女性ディエドラ(ナターシャ・マケルホーン)。
かつて冷戦時代には、各国の諜報部員/スパイとして活躍していた彼らだが、今は、ただ、
この為だけに与えられた任務を遂行することだけに命を懸けている。
そして、この秘密工作チームに与えられた任務は厳重に警備された中身の不明なブリーフケースを
無傷で盗み出すこと。戦略のプロであるサムをリーダーに、何とか強奪するのだが、そこには
落とし穴が待っていた。
チームの中に裏切り者がいたのだ。お互いに誰も信用できない状況の中、それぞれの
真の目的のため任務に挑むのであった
 
■コメント
ロバート・デ・ニーロが何といってもかっこいい。また、全体のストーリーも演技も映像もなかなか良い。
RONINという題名の通り、今は主人(国家)をなくした人たちの話ということになるが、
日本は特に関係はない。ただ、音楽は、東洋っぽい雰囲気が漂い、これもまたGOOD。
フランスの街を疾走するカーチェイスのシーンもなかなか。

99年8月***小松 一郎
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