12モンキーズ


製作:チャールズ・ロヴェン
監督:テリー・ギリアム
出演:ブルース・ウィルス/マデリーン・ストウ/ブラッド・ピット



 


▼あらすじ

    21世紀初頭、人類は汚染された地上を捨て、地下での生活を余儀なくされていた。
    20世紀末、ウィリスによって地球人口の99%が死に至り、人類は破滅の途を歩もう
    としていた。その原因を探るために、科学者グループは何度となく過去にタイム
    トラベラーを送り込んでいたが、集められた情報は、センセーショナルな新聞の
    見出し、壁に描かれた文字の写真など、脈絡のない物ばかりだった。そしてまた
    ひとり、「志願」という体裁を撮って服役中の囚人がトラベラーとして選び出される。
    
    彼の名はジェームズ・コール(ブルース・ウィリス)。彼は12モンキーズという
    団体の名前を手がかりに、時空軸を超える旅に出た。しかし、その不審な言動から彼は
    逮捕され、担当となった精神病医学者のキャサリン・ライリー(マデリーン・ストウ)
    の立ち会いのもと、精神病患者として強制的に入院させられてしまう・・・。

    12モンキーズとはなんなのか?。無事に人類の未来は救えるのだろうか?。

▼コメント

    この映画のキーパーソンは、マデリーン・ストーが演じるキャサリン・ライリーだ。
    始めはジェームズ・コールの話を信じていなかったが、だんだんとその話が
    真実であると気づき、だんだんとコールに協力していく過程がおもしろい。
    伏線もいろいろと張り巡らされとても面白い。

    精神病患者として登場するブラッド・ピッドが、ゴールデングローブ助演男優賞を
    受賞した。

97年9月 小松一郎
映画紹介<た行>へ