デッドマン・ウォーキング


監督:ティム・ロビンス
脚本:ティム・ロビンス
出演:スーザン・サランドン/ショーン・ペン
 

 
 
    

▼あらすじ
    ルイジアナ州立刑務所の死刑囚マシューから手紙を受け取ったシスター・ヘレン。
    マシューと対面した彼女は、彼が若いカップルを惨殺した囚人であると知る。
    敖慢な態度のマシューに憤慨しながらも、心のどこかで彼の無実を信じるヘレンは
    不公平な裁判によって死刑となったマシューを救うために弁護士を探し特赦審問会
    を申請する。だが、嘆願は却下され、同時に被害者の家族の悲しみにも直面する。
    そしてヘレンの努力によって、頑なに閉ざしていた心を開き、人間賭しての感情に
    目覚めていった彼は、真実を告白し、自らの犯行を認めるのであった・・・。


▼コメント
    スーザン・サランドンとショーン・ペンが演じた社会派ドラマ。
    死刑制度の存在意義と死を直面にした人の心の葛藤について考えさせられる
    映画だった。

    この作品でスーザン・サランドンはアカデミー賞主演女優賞、ショーン・ペンは
    ベルリン映画祭主演男優賞を受賞した。



97年9月 小松一郎
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