トゥルーマン・ショー



監督:ピーター・ウィアー
脚本:アンドリュー・ニコル
出演:ジム・キャリー
・・・・・・エド・ハリス/ローラ・リニー


 
   
▼あらすじ 
  
     離れ小島の平和な町シーヘブンの住人、トゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)  
     人の良い保険会社のセールスマン。今朝もいつものように近所の住人に挨拶し、キオスクで  
     雑誌を買い、双子の老人を保険に勧め、オフィスにたどり着く。仕事を終えて帰宅すると、  
     看護婦(ローラ・リニー)と楽しく過ごし、夜は親友マーロンとビールを飲みながら語り合う。  
     これが彼の満ち足りた穏やかな生活。だが、そんな彼にも密かな願望があった。  
     地球の裏側に浮かぶ美しい島、フィジーへ行くことだ。しかし、幼いころに極度の海恐怖症に  
     なった彼が、この島から海を渡って脱出するのは到底不可能だった。  
     ある朝、いつものように車に乗って出勤したトゥールーマン。急にカー・ラジオの受信が乱れ、  
     妙な電波をキャッチした。ある男の「通行人エキストラ。スタンバイ。」云々といった声が聞こえる。  
     これを不審に思った彼は、その日から次第に周りの異常に気づき始める・・・。  
 
 
 
   
▼コメント 
  
    とてもユニークなストーリー。純情人間トゥルーマンの行動にどんどん引き込まれていく。  
    町の人みんなで、トゥルーマンを探すシーンは、ちょっと興ざめだが、アイデアそのものはGOOD. 
    ジム・キャリーの演技もうまい。ラストシーンのトゥルーマンの微笑みの意味は何・・・。  
    今年度観た映画の中でもかなりおもしろいぞ。アカデミー賞の有力候補だ!  
 
 

98年12月 小松一郎
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