水原城

  水原城
●8時30分に起床し、9時30分にホテル出発。
  今日は、世界遺産に指定されていることで有名な「宗廟」にまず
  向かう。ホテルからはタクシーで20分ほどで、7400W。
  安い。
  朝(といっても10時だが)の空気がすがすがしい。
  寒い。人が少ない。広い。静か。といった印象。
  建物は確かに立派だが、それ以上の感想はなし。
  
  徒歩で、朝鮮民族資料館を訪ねる。足が棒になる。
  疲れてしまった。腹も減った。
  
  少し昼ご飯を食ってから、「韓国民俗村」があるという、
  水原市に行くことにする。
  ソウル市からは約1時間。850W。安い。
  電車は結構混んでいる。風景は、本当に日本と変わらない。
  ソウルから離れるにしたがって、だんだん田舎になっていくが、
  山とか家とか道路とか電車から見えるものは、日本とあまり変わらない。
  
  15時着。水原駅は結構でかく、人も多い。
  どうやって「民俗村」へ行ったらいいのかわからないので、
  案内所で相談。片言の「日本語」で話をする。
  どうも、民俗村はここからさらに1hかかるし、遅くまでやっていないという
  ことなので、水原城を見学することにした。
  バスで10分ほど行くと、城壁が見えるので、バスを降りる。しかし、
  降りてからが大変。城壁への行き方がわからない。右往左往して、
  ようやく、城壁に到着。K氏・S氏とも元気だが、私だけ、もうへろへろ。
  ここの駄菓子屋で買ったタイヤキがめちゃくちゃうまかった。
  城壁は、万里の長城のミニチュアのような感じ。
  町全体が城壁で囲まれているのが、昔の韓国の町の作り方だ。
  30分ほど城壁を歩いてから、タクシーで水原駅に帰る。
  電車でソウルに帰ると19:30になっていた。
  駅前の本屋で、現在のソウルのベストセラーをながめてから、
  ホテルに帰る。ソウル駅で飯を食ってもよかったが、適当なところが見つから
  なかったのだ。

  ホテルの傍の韓国家庭料理屋へ入る。
  うまい。かなりうまい。
  餃子・キムチ・うなぎの炒め物・玉子と玉ねぎの炒め物・焼き鳥らしきもの
  
  コンビニによってホテルに帰る。今日も歩き回ったのでめちゃめちゃ疲れた。


水原市内を駅からみた景色。


 
世界遺産指定の宗廟。


98年8月 小松 一郎

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