◆「京都おはなしを語る会」のご紹介
いつも素敵な「お話会」をしてくださる「京都おはなしを語る会」との出会いは1990年の11月にさかのぼります。感謝の気持ちを込めて、ここで紹介させていただきます。
〈子どもたちにおはなしを-わたしたちのねがい-〉
耳で聴くおはなしって目で読むのとどう違うのでしょうか。テレビでもラジオでもなく、人と人とが出会い目を合わせておはなしを語りおはなしに聴き入るとどんなことが起こるのでしょうか。
その時、語り手も聴き手も頭の中で自らの絵を描いているのです。おはなしは絵になって目の前に現れます。おはなしに集中するとストーリーを楽しんで感動が生まれます。子どもたちはおはなしの不思議さを受け入れ、心をゆさぶられることでしょう。音として耳から入る言葉は目で読むよりも深く心に響くのです。ことばのリズムを楽しめるのもことばを声に出したり耳で聴いてこそです。
そして、テレビ画面からではなく、目の前にいる「この人」から語りかけられたおはなしは、子どもたちの心にまっすぐ届くことでしょう。人といることの喜び、人への信頼を幼い時から培い、語り継がれてきた人類の遺産ともいうべき昔話をゆりかごとして育まれることは、子どもたちの心と頭をしなやかに育ててくれることでしょう。
(京都おはなしを語る会リーフレットより)
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