ウップ。
 ずいぶんヘロヘロになって彼のマンションに到着。
「ケケケ。今日はヤルんでしょ」
 うわ。ヨッパライだ、あたし。
「ん?やんないよ」
「エ”ッ!お泊りって書いてあったのに〜!」
「ん〜と、触ったり、舐めたりだけ」
「うそ〜! 帰る」
「まぁ待てよ」
「やだ! ムぁんッ……」
 またいきなりキスされた。
 だめだ…… この前のこと思い出しちゃって……
 お互い酒臭い鼻息を掛けあい、ちゅっくちゅっくと唾液を交換すると、どろーんとエッチモードに連れて行かれた。
 ドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
 酔いも手伝って、頭がグルグルになり、どんどん切なくなって妙なことを口走る。
「ねぇ…… したいよぉ……」
「だーめ。 今日はキスと、触るだけ」
 規制をかけられたとたん、じわわわわっとさらにオツユが溢れ出してきた。なんでダメって言われて濡れてくるのぉ?
「ちょっとずつ、大事に大事にやるのさ」
 ドキーン!!
 それだ!
 規制で濡れたんじゃなくて、丁寧にしてくれるって気持ちに濡れたんだ。
 そして私の頭の中で、『物足りない』と『どうなるの?』ってドキドキが、ぐるんぐるんと廻り、 最後に『どうなるの?』が勝った。
「うん…… そのまえに、お風呂……」
 素直にうなずいたものの、舐めると言われてこのまま事に及ぶほどお互い野獣モードじゃない。
「おう」
 二人でお風呂場に行った。

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