ズルッと抜いて、ごろりと仰向けになる靖之。
「ハアッ!ハアッ!ハアッ!ハアッ!」
 耳の中までドクドク言っていて、ちっとも動悸が収まらない。
「ふうっ…ふうっ…ふうっ……」

 そのうちやっと気分が下りて来て、隣で靖之がグウグウ寝てるのに気付いた。
 しぼんだスキンが情けない。

 あーもう気分ブチ壊し!

 ……
 ふと、自分の首にまだ首輪があるのを思い出した。

「ふふ」
 私は自虐的に笑い、自分の指先で首輪に触れて、寝てる靖之にちゅっとキス
した。
「しょーがないなあ!」
 誰に聞かせるでもなく、わざと大きな声で言ってから、靖之のスキンを始末しに
ベッドを下りた。

おわり。

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