「あ、それは落とし穴。 由利が縄で縛られて、未体験ゾーンへ」
「ばばばバッカじゃないの? なんであたしが縛られるのよ!
 もともとそっちのペナルティでしょ?」
「だからぁ、他がスゴイぶん、ちょっとは遊び心が無いとね」
「あたしドウーイしないからね!」
「だって、確率5分の1だよ? 絶対引かないって」
「そう言われればそうね」
「さぁ、そしたらくじ引きだ。 俺もハラを決めたぜ。
 ”すんげーいいワイン”だと助かるな。 比較的安く済むから」
「あたし絶対グッチのポーチ!!」
「くうう、予算いっぱいまで使う気だな」
「当然でしょー! さあ、どれにしようかなっと!」
 靖之が巻いた状態で握っている5本の紙ナプキンの、真ん中の1本をピッと引いた。
「さーて、何かな〜」
 紙ナプキンの巻きを解きながら、ニコニコ笑っている私の目に飛び込んできた文字……
 一瞬、顔を引き攣らせ、
「えーと、もう一枚ね」
 と言って手を伸ばす。
「何言ってるんだよ、一枚だけに決まってるだろ?」
「ああう」
「何が出たの?」
「えと…… その……」
「貸してみな」
 靖之に渡した紙ナプキンには、『縄』の文字が……
「アッハッハ!!」
「ねえ、ウソだよね? ジョークでしょ?」
「約束は約束だよ。 さ、ウチへ行くよ」
「ややややヤダッ!!」
「だーめ

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