自分がだんだん、快感に蕩けた肉の塊になってゆくのがわかる。逃げ道を絶たれ、
どれを爪弾いても、喘ぎの音色を奏でる吟線に絡め取られている。身を捻っても、
しなやかに付いてくる残酷な凶器、そのコブの威力を嫌というほど思い知らされて……
手がまだ自由なのに、もう体の戒めのことばかりで頭がいっぱい。
「後ろで手を組んで」
と、靖之に言われて初めて思い出した。後ろ手をお尻の上で組むと、それをグイと
背中の中心まで捻り上げられ、ごってりと縄を巻きつけられ、さらにオッパイの上と下に
3重に縄を巻かれ、きっちりと縛られた。
「はふぅぅぅ……」
ドロドロに甘い嘆息が漏れる。もう、自分が自分で無いみたいだ。
「ここまでハマるとは思わなかったな」
「フーッ」
「フーッ」
「フーッ」
靖之が嫌味っぽく言う言葉も耳をかすめるだけ。あたしは呼吸を整え、胴体の下方から
チクチクと上ってくる甘い刺激を受け流すだけで精一杯だ。
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