キャビア日記10月 |
●夜のニュース番組には必ず野球のコーナーがあり、野球のコーナーでは必ず巨人ファンが上ずった調子で巨人をプッシュする見苦しいサマが展開されるので野球に興味の無い僕でも巨人は嫌いなんですが日本シリーズで巨人が優勝したことでますます痛々しい巨人ファンがブラウン管に映る率が高くなったりするんだろうかと思うとなんつーか巨人ファンは間引きした方がいい。 |
■キース・ピータースン「裁きの街」(創元推理) 悪徳警官ワッツとウェルズの対決。今回もウェルズさんたら窓枠から片手でぶら下がったり走行中の地下鉄車両連結部からぶら下がったりパトカーの囲みを華麗なドライビングテクニックで脱出したりと年甲斐もないアクションっぷりを見せてくれました。初っ端から人一人殴り殺すし。いや、もうマジおもしろかったって!先が気になって熟読してる余裕なんて無いっつーの!ところで結局、殴り殺された人がエール大学出身なのが問題、っていうのはなんだったわけ?途中でそんなことどーでも良くなったのかしら。 ▼それにしてもこの巻の解説が発狂しててスゴい。キャラ萌えしてますよキャラ萌え!イイんですかコレは。僕はおもしろかったからイイけど。栗本薫のグリーンマイル解説に比べればこんなもんは屁でもないわ。 ●ひさしぶりに2chプロレス板を見たら、「7・4・3ダァー!」って人がどのスレにも頻繁に書き込みしててびっくり。センス無いハンドルだなっていうかイタい人だな、と思ったんだけどよく見てみたらこれ、プロレス板の新しい名無しさんなのね。我慢ならないくらいにアレだわ。 |
●「夏の稲妻」キース・ピータースン(創元推理) なんかくたびれた中年の割に、殺し屋と格闘して撃退したり拳銃突きつけられる大ピンチを銃奪って脱出とか、実はウェルズさんってお強い方なのかしらっていうか御都合主義?いや、イイんだけど。つーかものすごくありふれたいかにもな感じの話なのになんでこんなにおもしろいんだか不思議。引き続き「裁きの街」読みちゅう。 ●隣の部屋の住人がうるせええええ!なんか仲間が集まってアジアカップ観戦、とかそんな雰囲気。奇声を発するのやめれ。 |
■読書 ▼タニス・リー「銀色の恋人」(ハヤカワSF) 少女が美しい男性型ロボに恋する話。乙女心炸裂でステキ。なんか母親とかの描写が薄っぺらいような気がするものの、恋する少女の視点で書いてるんだからそれはしょうがないというか当然なのかしら。 ▼キース・ピータースン「暗闇の終わり」(創元推理) ニューヨーク・スター紙の敏腕記者ジョン・ウェルズが、田舎町で起こるハイティーンの連続自殺を取材する話。もうちょうステキ。ツボ。主人公ウェルズのくたびれた中年っぷりとか記事に対するこだわりとか娘に自殺された過去なんかがイイ感じに魅力的なキャラを形作っててもう。かなり強めにおすすめしたい。編集長ケンブリッジのヤな奴っぷりを同僚と愚痴るあたりも好き。 ▼「幻の終わり」(創元推理) ジョン・ウェルズのシリーズ第2作。ニューヨークのバーで知り合った戦争記者がウェルズの目の前で殺害された。冬のニューヨークを舞台に前作と違ってアクション色の強い話が展開される。もーウェルズちょうカコイイ! ▼今ウェルズのシリーズ3作目「夏の稲妻」読みちゅう。キース・ピータースン最高!たいした期待もしないで古本屋ワゴンでシリーズ4冊まとめ買いしたけど大正解だったわ。4作目「裁きの街」まで読み終わったらブラッドベリの「華氏451度」読もう。 |
●スーパーなんかでよく流れている、ちょっと前の流行り歌を歌無しバージョンに加工したやつ、インストゥルメンタルっていうんでしょうか。先日どっかの店でソレが流れてたんです。なんでこの手のナニは決まって微妙に旬を過ぎた曲ばかりなんだろう、と思いつつ聞くともなしに聞いてたら、聞き覚えのある曲が。グレートチキンパワーズ「ミックスジュース」。うわぁよりにもよってこんな曲をかけなくてもいいじゃんかっつーかこれはもしかして僕だけを標的にした攻撃ですか、そもそもこんな歌無しバージョン聞くだけでソレと判別できる僕は逝ってよしですか。それにしても今やサトウのごはんのCFでしか見かけることの無くなった彼らは何をして生活してるんだろうかお笑い芸人としてのスキルも最低レベルだろうに、そういえば消えた芸人つったらつぶやきシローは何をしてるのかしらグレチキよりもつぶしがきかなそうな気がするんだけど。みたいなことを考えてまんまとイヤぁな気分になってしまい、これじゃあ敵の思う壷じゃねえかと更に鬱。ていうか敵って一体誰だよ。 |
本屋に行くと便意を催す、というのはよく聞く話だけど僕の場合はそんなことはない。てゆうか、本屋で便意を催すと言う人は本屋で1時間や2時間平気で過ごせる人が多いような気がするのでこれは単に確率的な問題に過ぎないのではないかと思うわけです。ちなみに僕の場合は本屋よりもゲーセンで長い時間を過ごす場合が多いのでゲーセンと便意が密接な関係にあったりするんですが。 ▼そんなことを秀さんと電話で話してたところ、気付いたことがあります。秀さんとの電話は僕の便意によって終わることが多い。条件反射? ●陸上自衛隊が装備品の愛称を募集。戦車とかヘリコプターならまだわかるような気もするけど対戦車誘導弾発射装置だの迫撃砲だのに愛称をつけろというのはかなり無理があるんじゃないのか。 |
▼タニス・リー「幻魔の虜囚」「惑乱の公子」(ハヤカワFT) はぁン萌え萌え。それ以外言葉が出ないくらいにステキ。とりあえず作者と訳者に敬礼!みたいな。「幻魔の虜囚」もおもしろかったけどやっぱ平たい地球シリーズの3巻「惑乱の公子」の方が格段に萌え。このシリーズの1,2巻はそれぞれ「闇の公子」と「死の王」なんだそうだ。つーわけで平たい地球3部作も読み終わったしシリーズ続巻の「熱夢の女王 上・下」と「妖魔の戯れ」を探すか。アズュラーン様萌え〜。岡野玲子の表紙絵萎え〜。 ■中継ぎ労働課 阪神の遠山は萌えるけど野球は好きじゃないのでろくに萌えることもできないまま終わってしまったペナントレース。しかし今、テレビ大阪の通販番組に遠山が出てるそうじゃあないですか!なんかボディーブレードのナニらしいけど。見てえ!見てえよ畜生!やはりボディーブレードの振動で頬の肉がぷるぷる震えたりするのかしら。 ▼つーか2chの中継ぎ労働課スレ、選手に課長だの係長だのの愛称をつけるのはべつにイイとして、料理長も100歩譲って良しとしても、容疑者ってなんですか容疑者って。カコイイ! ●いっそのこと通販しちゃおうか、と思うくらいにハマった同人サークルが29日のCレヴォに参加するらしいので、これを機に僕もそのレヴォとやらに行ってみようかと画策中。とりあえずカタログでも買ってみようかと委託販売している店のリストを見てみたところ、僕が(地理的に)気軽に行けそうなところはアニメイトしかなかった。ヤだなあアニメイトは心底ヤだなあと思いつつ、一応横浜駅東口に行ったんだけどどこにおいてあるんだかさっぱりわからず夕方のヤな客で混雑した店内で店員に尋ねるのもはばかられ手ぶらで帰ってきた。なんだかなしくずしにレヴォいくのやめそうな予感。誰か一緒に行ってくれないかしら。 |
●ああやる気出ねえな。2chのえなりかずきスレでも見といて。タニス・リーが良すぎてなにも書く気起こらん。 |
最近めっきりプロレスにも関心が無くなってたところなんですが、日テレのコロッセオを見てたら金髪になった大森がなんだか犬っぽくて胸キュン。レトリバーみたい。肉球とかありそう、てゆうか無いわけが無いね。それはそれとして、ヒロケンさんの掲示板を見てたら何?改造手術?ポイズンの官能ボーイズラブJUNE路線?どーなってるんですかDDT?つーかテイク・ザ・ドリームファイトってなんなんだ。明らかに狂っているNewsのページは要チェキ。 ▼ところで僕はまだ見たことがないんだけどテレ東でも深夜にプロレス番組が始まったらしい。タイトルが「コロシアム」なんだそうだ。水曜深夜がコロシアムで木曜深夜がコロッセオ。なんだか似たようなネーミングなのでどっちがどっちなんだか混乱するわ。テレ東コロシアムがリン魂路線で日テレコロッセオがニュース路線ってことでいいんですか? ■読書 ▼タニス・リー「闇の公子」(ハヤカワFT) 闇の王アズュラーンが人間界で為す様々な悪、それに翻弄される人間達を描いた連作短編集。もーマジでサイコー。大人の童話っていうか耽美(やおいとかJUNEとかじゃなくもっと格調高いやつね)なアラビアンナイトって感じだなあと思って訳者あとがき読んだら、作者本人も千一夜物語を意識してたんだそうだ。とやかく言わずに読めゴルア!震えがくるほどの傑作! ▼ところではちさんのコメントでおもいだしたこと。「夏への扉」の主人公は家事ロボットやら製図机を発明する人なんですが、日常生活や仕事について「ここがこうなればもっと便利になるのに」という発想で既存の技術を組み合わせて製品を作ったりするあたりは、なんだかもの作るのって楽しそうだと思った。ああでもやっぱロリ。エスパー魔美だってロリなんだから問題ないけどロリ。 |
■読書 ▼ハインライン「夏への扉」 なんか主人公が藤子F先生っぽくロリ臭いというか猛烈にロリ。じじじゅ十一才の少女を!いくら女に騙されて絶望したからって、「大人になったらおじちゃんと結婚するのぉ」なんて言ってる少女を!まあ話自体はおもしろかったんだけど。猫も無事だったし。 ▼グイン75「大導師アグリッパ」 今回は比較的ヒドくなかったような。なんだかいつのまにかナリスが世界の中心になっちゃってるらしいけど。いつ死ぬんだよ。つーか今回はあとがきが大変。詳しいことは2chグインスレッドで。 ▼タニス・リー「死霊の都」(ハヤカワFT) うほぉっ!ちょう耽美!ステキ。って思ったのは覚えてるんだけど読んだの1週間前だしなあ。まあ夏への扉も読み終わったし、しばらくタニス・リー強化期間にしようと思うくらいには良かった。 |
■読書 10月下旬発売って話だからそろそろ出てるかなあ、と本屋にグインを買いに行ったらまだ出てなかった。茶を飲みながら本を読みたい気分だったので古本屋に行ってなにか買ってこようかと思ったけど上大岡の古本屋は軒並み再開発のため潰れてしまってる。でもどうしても茶を飲みながら本を読みたい。 ▼というわけで、ハインライン「夏への扉」(ハヤカワSF)を新刊で買った。たいして厚くもないのに640円なんてボってるよ畜生。でも途中まで読んだところ非常にイイ感じですよ。冬になると、家の11個あるドアのうちどれか一つが夏へと通じているに違いないと思いこむ飼い猫ピートがステキ。つーか夏への扉って良いタイトルね。 ●仙台駅西口のアーケード街を夜歩いてたら、以前帰省した時にたくさん見かけたストリートミュージシャンの姿が消えてることに気付いた。前はたくさんいたのに彼らはどこへ行ってしまったのかしらひょっとしてブームが去ってしまったの?横浜ではまだいっぱいいるのに。と思ってふと視線を上げたら、アーケードの天井に 「ストリートミュージシャン諸君、うるさくて眠れません」 って看板が下がってた。非常にストレートでステキ。 ●ヘイ・ブルドッグに日記を引用された。前々から一度引用されてみたいもんだと思ってたけどしかし、いち日にごじゅう人も流れてくるとさすがに怖いです勘弁してくださいこのごろめっきり小心者なの。 |
1週間以上前にひいた風邪を未だに引きずってるというか今が最高潮です。ひきはじめは体の痛みと発熱だったんだけど、発熱が治まってきたら今度は徐々に喉が痛くなってきて、喉の痛みが薄れてきたら今度は鼻水。鼻水がなかなか軽快しないなあと思ってたら今度はそれに加えて咳。 ▼前に書いたような書かなかったような気がするけど、僕はなんの心構えも無しに咳をするとしゃっくりが出るのでこの症状は非常に辛いわけですよ。「ゴホゴホゴひゃッゲハゲハゲひッ」みたいな感じで咳込んでる途中にしゃっくりが挿入されるようになるので、咳込むとただでさえぐったり疲れるのに+しゃっくりで、老人なら一発で死んでしまいそうなほど消耗します。 ▼咳するとしゃっくりが出る、という体質のおかげで、僕はおそらく人よりもしゃっくり経験が豊富だろうと思うんですがそれでもしゃっくりが出るタイミングというのがつかめません。タイミングがわかってればしゃっくりが出る瞬間に腹筋に力を入れるなどして備えられるのに。人間の体は予期せぬ動きを強いられるとかなりの勢いで消耗してしまうわけですが、しゃっくりってのは予期せぬ動きの最たるものだなあと、いつまでも出続け止まる気配も無いしゃっくりの最中考えたりするわけです。 ▼でも無理してゲーセンに行って音ゲーやってると、コンパネに向かっている最中は症状がピタリと治まりいつもと同じ、いやさそれ以上に頭の中が冴えるのでなんつーか病は気から、というか心頭滅却すれば、というか筐体から離れるととたんに症状がぶり返すあたりドラッグ系って感じ。 ■読書 ンまあSFな人から文中リンクされてる。「夏への扉」はそんなにおもしろいのかしら。秀さんも以前強力に薦めてたし、読者からの滅多に来ないメールでも「夏への扉ちょうチェキ」とか書かれてたし。僕も最近それに感化されてものすごく読みたい気分真っ盛りなんだけど古本屋の100円ワゴンに入ってないのよね。未読の本が20冊くらいあるのにまた古本屋巡るのもアレだしなあっつーか新刊で買えばいいのか。ああでも貧乏性だから新刊で買うのは…。 ▼つーこたぁどーでもよくて、途中まで読んで1ヶ月近く放置してたA.C.クラーク「地球幼年期の終わり」(創元SF)をやっと読み終わった。すげえおもしろかったんだけど、なんでこんなに長いこと放置してたのかしら。序盤のスパイアクション気味の展開とか上主の宇宙船に密航とか、かなりツボ。ラストもちょう良かったし。ニーヴンの「無常の月」と同じくらい好きかも。 ●はちさんの日記からやたらと人が流れてきてる。およそじゅうご人くらい。わーい。 |
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@来年の正月暴走@ モナーとギコ猫が目印らしいゾ☆COOL!COOL!COOL!COOL!COOL!COOL!COOL!!! 無力なパンピーどもへ 7までで終わってればサイコーのネタスレだったのに。ハンドルに注目。 ●7月から9月までのFMWppvを一気に見た。詳しいことはそのうち書くかもしれないし書かないかもしれないけどとりあえずミスター最高!萌え!思わず抱き枕を久しぶりに抱いて寝ちゃった。テヘ☆ ●Mさまへ私信:そろそろ再開します。 |
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●そーいえばオリンピック、一番楽しみにしてた体操男子床を見逃した。段違い平行棒も見逃したしムカつくわ。体操の何がイイってそりゃもう無闇に回転するあたりがたまりません縦横斜めとバカみたいに回りまくるのを見ていると人類ってスゴいと思うわ。他の競技には興味無し。あ、女子平均台の中国人はスゴかったな。 ●2chのグインスレッドで、ニフのグイン特設会議室において遂に「グイン読むのやめます!」という趣旨のスレッドが立ったという情報を目にしたので久しぶりにニフへログイン。うわ、前回のログインは昨年の12月だって。で、さっそく150発言くらい落として読んでみた。もうニフも終わってるナァって感じだわ今更ながら。ついでに栗本薫というか中島梓自身が作ったというサイト神楽坂倶楽部も見てみた。…ダメだこりゃ。 ●ハインライン「月は無慈悲な夜の女王」(ハヤカワSF) ちょうおもしろかった。地球に搾取されている月の住人が、意識を持ったコンピュータの助けを借りて革命をおこす話。革命は燃えるね。で、これがおもしろかったもんだから「メトセラの子ら」と「愛に時間を」も読んでみたんだけどこっちはハズレっていうかハインラインの保守的というか右翼というかそーいう価値観がどうしようもなく鼻についてちょう不愉快。でも「夏への扉」は読んでおいた方がいいのかしら。 ●よく見たら小柳ゆきって少なくとも10人は殺してそうなツラだ。なんだあの眉。 |