キャビア日記 2002年 1月
1月30日
●鋼の錬金術師、略してハガレンマンセー!ということで単行本1巻を何度も読み直しつつ、なんかこうカーッといてもたってもいられないというかにっちもさっちもというか夢見る少女じゃいられないというか、とにかく得体の知れない衝動にかられて街をさまよいつつとりあえず単行本もう1冊買った。スゲえツボなのに「上手い」とか「ちゃんとおもしろい」とか、いまいち熱のこもらない文句しか浮かんでこない我が身の不甲斐なさを追加購入でカバーというか。そして発売中のガンガン本誌を購入し古本屋にガンガンの12,1月号が置いてないか探し回ったあげく収穫無しで疲れて帰ってきたりと取り憑かれたような有様。それほどかようにツボなのれす。それにしてもやたら分厚くて重いくせに、読める漫画が極めて少ない雑誌だなガンガン。そもそも表紙が気味悪い。さっさと必要な部分を切り取って捨てよう。

●浜崎あゆみって、まだ白痴臭い舌足らずな喋り方してるのかしら。それともあの喋りはやめたの?DTP板浜崎あゆみでお困りの方 化粧品のポスターの中山美穂はやたらと美人だなと思ってたんだけど、ヤパーリそういうことだったノカー。

泡沫の日々からレンズマンスレへ。「クロノ神のデリケートな部分にかけて!」というのはどうか。

●夜、伊勢佐木町を歩くとマッサージ屋の客引きがウゼええええ!中国だか東南アジアだか知らんが、「サジいかがデスカ気持ちイヨサンゼンエンからキアリ、キアリよ」と袖を引いてくるのはやめてくださいおながいします。でもサジとキアリの独特なイントネーションはちょっとステキだ。
1月26日
●今日の購入本。ライジング・サン1〜3、ORANGE1、鋼の錬金術師1。ライジング・サンは元々買うつもりだったからいいけど、買いそびれてたORANGEに加え鋼の錬金術師まで出てたのは誤算だった。

■武論尊/松浦聡彦「ライジング・サン 全3巻」(小学館)
経済崩壊とか大震災やらでボロボロになった2040年の日本は、核廃棄物などが世界中から投棄される「世界のゴミ箱」となっていた。ホワイトハウスに戦闘機で自爆テロを敢行した父を持つ主人公が荒廃した日本を立て直すためにいろいろアレする話。
▼サンデー掲載時から生暖かく見守っていたものの、テロの影響で打ち切りにされた不憫さと「賢い大人」な栗林総監萌えで購入決定。シリアスな話なのに緊張感に欠ける絵柄とか激しくナニなので、まったくおすすめできない。ていうか3冊同時発売の本が各1冊づつしか並んでおらず、読んでみたくても読めない人が大半かもしれない。てゆーか読まなくていいれす。

■能田達規「ORANGE 1」(秋田書店)
愛媛の貧乏クラブチーム南予オレンジ。スポンサーのBOM飲料は経営危機に喘ぎ、チームはプロサッカーリーグの2部で万年最下位、銀行に選手寮も取り壊され選手も続々抜けていき、しかもオーナーは女子高生。南予オレンジは解散の危機に晒されていた。
▼ピース電器の能田達規がチャンピオンで連載中のサッカー漫画れす。本誌で読むとパッとしないけど、単行本でまとめて読むとスゲえおもしろいような気がするんですが。チャンピオンでは高橋陽一がサッカー漫画を始めやがったので、ORANGEがワリ食って終わってしまわないように応援したい。

荒川弘「鋼の錬金術師 1」(エニックス)
あらすじ書くの面倒だから2chから転載。
エドワードエルリック(鋼の錬金術師)とアルフォンスエルリックの兄弟が主人公の物語。この世界での錬金術はモノから他のモノを作り出す事をさす。
エルリック兄弟は母親を錬金術で練成しようとしたが失敗。人体練成の禁忌を犯したがためにエドワードは片足を、アルフォンスは体全てを失う。エドワードは片手を代償にアルフォンスの魂だけを練成。魂を鎧に宿らせ、兄弟はお互いの体を元に戻すため、伝説の鉱物「賢者の石」を求めて旅をしている。

▼前々からイラストが好きだった荒川弘の単行本がついに発売!つーか本屋で見かけるまで気づかなかったんだけど。アルのゴツい鎧イイ!鎧大好きっ子なのれす。ついでにさりげなくオヤジ多め。1ページあたりの密度もかなり濃いし読めば読むほど好み。やっぱガンガン本誌も読んでおくべきかな…。これはかなり強力にオススメしたい作品ですよ買っとけ!
1月25日
■センタリング問題
saitouさんで報告してくれたんだけど、WinのIE6では文章にセンタリングがかかって見えるらしい。いったい何がいけないのかしら。ゲイツ?つーかIE6が手元に無いから確認できねえええYo!接続がブチブチ切れてしまいがちな回線でしかも336モデムでIE6にバージョンアップさせるなんて気の遠くなるような作業はとてもじゃないができねえ。
▼ちなみにこのサイトはIBMのホームページビルダー3を使って作ってるので、htmlのソースなんて滅多に見ないのれすが、日記の黒い外枠を画面の中央に配置して、日記が入る薄い灰色の部分は指定無しで枠のなかに入れる。中身の文章も特に指定無しにしてますがつまりこれは灰色の中の文章に左寄せの指定をかければ解決するってことかしら。なんかスタイルシート当たり前なこのご時世に、エラく原始的なことをしてるような気がする。とりあえず昨日と今日の分に手を入れてみたけど、それでもセンタリングになってるという人は引き続き報告4649。

●NYテロの影響で発売中止になってたサンデーのテロまんが「ライジング・サン」が3巻同時に発売されたらしい。買わなきゃ。警視総監だかのオサーンの悪者っぷりがちょう萌えだし。他人には全然おすすめできないけど。

●本屋へ行ってハヤカワの棚をぼんやり眺めてたらジョン・ダニング「深夜特別放送 上下」が猛烈に気になった。第二次大戦中のラジオ局を巡るミステリらしいんだけど戦時下のいろんなアレで閉局が決まったラジオ局、最後の深夜に有志が集まり…とかそーいうベタな感動巨編ですかどうなんですか。上下合わせて1600円はさすがに買う気になれないけど。
1月24日
■トレヴェニアン「ルー・サンクション」(河出文庫)【4】
スラム街育ちで大学教授で高名な美術評論家で元一流登山家で元パートタイムの殺し屋な主人公が、ロンドン滞在中にイギリスの機関に特殊売春屋に潜入することを強制させられる話。皮肉の利いた会話とか現代美術に関する蘊蓄とかが鼻持ちならなくてステキ。娼家の女主人に盲目的に仕える元弁護士で大男の黒人用心棒なプティ・ノエルたん萌え、ということにしておくか。

■テリー・ビッスン「世界の果てまで何マイル」(ハヤカワSF)【2】
原文のリズムを尊重するあまり、エラく読みづらくなってる訳文ぽくてキツい。つーかなんでFTがあるのにもかかわらずSFに入ってるんだろう。半分くらいまで強引に読みすすめてたら、後半はやたら読みやすくなってて納得いかねえ。読者に無駄な苦労を押し付けんなっつーの。

●ハーラン・エリスン「世界の中心で愛を叫んだけもの」読みちゅう。作者の序文と巻末の訳者解説でもうおなかイパーイなのれすが。中身もあんま好きじゃないからイアン・マクドナルド「火星夜想曲」でも読もうかな。

●史上最強の弟子4巻ゲット。ほのかたんは相変わらずイイ!とか思ってたら次の5巻で一応完結というか、4月下旬から週刊サンデーに移る上に話もふりだしに戻るらしい。そりゃないぜセニョール。
1月18日
●デカい鍋はよそに進呈したので、20cmくらいのホーローでガラス蓋のついた鍋(\498)とエンボス加工の18cmフライパン(\498)を買った。安い鍋ってとことん安いのね。安物の表面加工が施されたフライパンは消耗品なので、こびりつくようにならないうちに卵でも焼いて食うか。ホットケーキも食べたい。しかしエンボス加工なので、ホットケーキや卵焼きの表面にギザギザの模様がついてしまうのかしら。

●そーいえばテレ東水曜6時枠で始まった肉二世、二週連続で見逃した!まぁたいして見たくもないけど。セイウチンはちょっと見たいか。超人オリンピックまで話が進む前に終わりそうだから、EZOたんも出ないだろうしなぁ。ていうか超人オリンピックまで続いたとしたらバリアフリーマンの扱いはどうなるんだろうか。アレを夕方6時に放映するのは危険だ。

●上大岡駅前の弾き語り小僧UZEEEEE!今日観測したのは、長渕剛を絶唱する二人組だった。やるせない気分になった。

♪モララのおでん モララのおでん モララのおでんは オデン
というわけでこのフレーズが頭から離れない。テレホマン萌え。

モララーのビデオ棚
なんでもあり。

●スレ一覧を見てると、見落としてるスレがイパーイ。ジュテーム
即dat落ちした誕生スレはもう見れないのかしら。ブックマークでURLを発見したんだけど既に見れない。

トルネコ×ブライハァハァ(FF・DQ板)
ものすごいことになってる。

ヤンボーたん…(;´Д`)ハァハァ WXG導入してえなぁ。
1月16日
■トレヴェニアン「アイガー・サンクション」(河出文庫)【4】
スラム街育ちで大学教授、美術評論家、一流登山家でありパートタイムの殺し屋でもある主人公がアイガー北壁で敵と対決したりしなかったり。こんな鼻持ちならない主人公初めてですよ。我慢ならないくらいイヤ。でも皮肉の利いた会話とかオサレ気味でおもしろかったれす。しかし4分の3くらい読んでもいっこうにアイガーに登らないのはいかがなものか。

●引き続きトレヴェニアンの「ルー・サンクション」読みちゅう。あいかわらず鼻持ちならねえ主人公だな。おもしろいけどムカつく。

●デカい鍋を買った。28cmのアルミ鍋はガス台に乗せるとエラくデカいですデカすぎですこんなにデカいなんてお店では気づきませんでした。白菜半玉、糸コン二袋、長葱三本、冷凍里芋一袋、えのき二袋、シメジ二パック、鳥の骨付きぶつ切り300g、豚の切り落とし200gを投入してもちょう余裕な容量に惚れた萌えた。味噌で味付けして豚汁ともイモ煮ともけんちん汁ともつかない汁ができあがったわけですが、大量に作ると素材から出る出汁がものすごいのでちょうウマ。味が染みてトロリと柔らかい里芋が特にウマ。

●普段本読まない人と、ここ数年本読んでない人とブックオフへ行った。前者には清水義範、後者には麻生俊平ザンヤルマの剣士シリーズを買わせてみたんだけど、なんだか微妙に外したような気がしてならない。でも本当はタウ・ゼロをすすめたかった。
1月12日
●そーいえば、病院のデイルームにある本棚には古橋秀行「タツモリ家の食卓」1,2があったので、暇にまかせて読んでみた。どうもいびつというかチグハグな語り口がアレだよなあと思った覚えが。

■古橋秀行「サムライ・レンズマン」(徳間デュアル文庫)【5】
というわけで、強力にすすめられたもののいまひとつ読む気がしなかったサムライレンズマン。昔アニメで見たような気がしなくもないレンズマンシリーズの続編、みたいな話。原作はサパーリ知らないがすごくイイ!アルタイル系日系人でサムライな主人公であるシン・クザクの怪しげな日本人っぷり(やたらに腹切ったり、バンザイと叫んで切りこんでいったり(貴様はキャプテンサワダかっつーの!)、緊迫した場面でドウモと頭を下げたり)が萌え。つーかダイソン球が超光速移動して超巨大な移動要塞になってたりとか、とにかく豪快でサイコーですよ大好き。

■ロバート・J・ソウヤー「フレームシフト」(ハヤカワSF)【4】
ナチで遺伝でハンチントン舞踏病な話。どうも後味悪いんだけど、アマンダたんの人生がどうなってしまうのか気になる。

●部屋にいるとなんだか体が冷えるような感じなので、使い捨てカイロでも腹に貼り付けておこうかと思ったがゴミが増えるのでやめ。ジップロックに濡れタオルを入れて、レンジで温めタオルで包むとイイ感じの暖房になります。腹に入れても良し、首筋に巻いても良し、冷えてきたらレンジで温めなおせばOK。ちょうおすすめ。

●揚げ物うめえよサイコーだよカツ丼天丼ウマー!
1月9日
■神林長平「グッドラック戦闘妖精雪風」(ハヤカワJA)【4】
眠い。眠すぎ。感情移入できない話なので、読み進めていく牽引力がいまひとつ足らん。敵がジャムなのか人工知能群なのか人間なのかよくわかんないし、と思わせつつも最後の方はグイグイ読み進められて、しかもおもしろかったような印象が残るので多分傑作だという気はするんだけども。ティプトリーみたいなよくわからん作風なのね神林長平。

■ロバート・J・ソウヤー「ゴールデンフリース」(ハヤカワSF)【4】
地球から47光年離れた星へ、1万人の男女を乗せて発進したバサード・ラムジェット推進の調査船。その船の人工知能コンピューターが、乗員の天文学者を殺害する。証拠を捏造しまくりな人工知能のおかげで事件は自殺であると思われていたが、元夫が不信感を抱き調査に乗り出す。
▼やーおもしろかった。コンピューターがなぜ人を殺したのか、記録を捏造改竄し放題のコンピューターをどうやって追いつめ、真相を暴き出すのか。イイSFミステリでした。

●なんか鼻持ちならないSFヲタ度が進行中って感じでヤな気分。というわけでドトールにおいて「次はエフィンジャーのブーダインシリーズを」とか「いくら探しても重力の使命が見つからねええよ!」とか「ハリポタ読むくらいならゲド戦記を読みたいね(売ってないけど)」とか「●●のおもしろさが理解できねえ奴はSF読むのやめろ」とかいかにも鼻持ちならないSFヲタっぽい話をしまくった。死にたい。

●新年一発目のFMW後楽園にサンドマンが来てたらしく、激しく悶え。サンドマン見てえ!生で見てえ!そーいえばミスターが足首を骨折したそうで、もはやあまりショックではないけどあまり怪我とかしないでほしいなと思ったり。つーかミスターは今でも「オレをミスターを呼べ」と要求してるのかしら。
1月7日
■胃カメラ
入院中はそりゃもういろいろな検査を受けまして、なんか造影剤を血管にぶち込まれた上で宇宙飛行士を養成するようなマシーンに乗せられ、立ってレントゲン撮影されたと思ったらマシーンがゴオォォと音を立ててゆっくり縦に半回転して今度は寝そべって撮影とか、寝そべった上からカメラが円を描くように動いて撮影するマシーンとか、かなり未来っぽくてステキだったのれすが胃カメラも飲まされました。
▼喉の反射運動を押さえる麻酔薬とやらを、3分間口に含まされた後に飲み下す。徐々に喉が痺れてきて、カメラが喉を通過する際に異物への反射運動がなくなるんだそうだ。麻酔が効いてくると唾液も飲み下せなくなるという話だったんだけど、喉は痺れてきたものの嚥下に関しては全く支障が無いような気がするのですがちゃんと効いてるのかしら?という疑問を抱えつつも診察台に横向きで寝そべり、胃カメラを挿入された。
▼アレですよいくら麻酔がかかっているとはいえ、ぐいぐいカメラを押し込んでくるのは如何なものか。冷たくて固いものが無理矢理喉を押し広げて胃に到達し、胃の中に空気を吹き込んで吐き気を誘発させるのは苦しすぎですよヽ(;´Д`)ノタスケテ。カメラのワイヤーに擦られた喉に、こみ上げた胃液が沁みて痛いっつーか胃の中で動きまわるカメラの感触がものすごく不快であり一寸法師に腹の中で暴れられた鬼ってこんな気分かしら?とか胃のあたりを手で押さえて「あ、赤ちゃんが動いた」なんてやったら楽しいかもしれないとか思う余裕もねえええぇぇよ畜生!もう二度とやりたくない。

●そーいえばアグネス仮面の1巻を買った。まとめて読むとおもしろすぎ。つーかなんで短期集中連載分を全部載せねえええええンだよゴルァ!これだから小学館はダメなんだよ!プロレスに興味のある人も無い人も、マジで読んどけ!傑作。スピリッツで連載中れす。漫画板 プ板
1月6日
■入院
結局シジチュせずに退院ということになった。なんだよどてっぱらに風穴開けられる覚悟は完了してたのに。内科の担当医である、昔は浅野ゆう子に似てたかもしれない女医が「胆嚢切っちゃいましょう外科へお引越しNE!」とか言ってたのに、外科の医者は「差し迫った病状でもないので、1ヶ月に1回くらい検査して様子を見ながら薬と食事で治療したほうが良いと思われ」なんて主張するし。そんな弱腰の意見を聞かすためにわざわざ仙台からパパンとママンを呼んだのかよゴルァ!!つーか病室に両親揃い踏みで死ぬほど気詰まりであり死にそうになったというか死のうかと思った。
▼なんにせよ、話聞いた後、即退院ということで薬もらって帰ってきました。なんつーかこう、ミステリとかならこんなあっけない幕引きはあまりにもアレすぎるだろ、ということもあり、もうひとつどんでん返しがあってもいいかもしれないと思いながら伊勢佐木町に開店した「かつや」でチキンソースカツ丼を食った。揚げ物ウマ━━(゚д゚)━━!!だがしかし腹が痛くなることも無くむしろ便秘気味で溜まっていた宿便が大量に押し出されることとなり妙に体調が良いのれすがなんだかちょっと納得イカン。ちなみに入院中の最後の食事はフライドポテト、ポークソテー、シメジとワカメの味噌汁、菊の花とキュウリと春雨の酢の物だった。入院中は暇だったけど、食事の面ではわりと満足だったか。

■菅浩江「アイ・アム I am.」(祥伝社文庫)【5】
終末医療に携わることとなった新型看護ロボが、自我に目覚めていく話。病院のベッドで読むと臨場感抜群。つーか素晴らしいので読んどけ!!こんな良い話が400円で読めるなんて安過ぎ。

■林譲治「大赤班追撃」(徳間デュアル文庫)【4+】
木星の大気圏を飛ぶ調査用飛行機VS宇宙軍の巡洋艦。飛行機が木星の大気圏を飛ぶってだけでもうOK。達してしまいそうです。ちょっと食い足りない面もあるけど、木星を舞台にしたその心意気だけで許す!マンセー!

●「グッドラック 戦闘妖精雪風」読みちゅう。どっちかといえば、まぁおもしろいんだけど、のめりこめない。神林長平はどうも合わん。
1月4日
■ゆうきりん「オーパーツラブ おいでやす!ファラオさま」(集英社スーパーファンタジー文庫)【4】
あああああああ年の始めっからこんなもの読んでちゃダメだ!しかも意外とおもしろかったりするからダメだ!前巻「いけません!ファラオさま」もバカすぎなタイトルにも関わらずちゃんとした、っつーかマトモにおもしろかったような気がしたんだけど今回もイイ!!まぁ新幹線のグリーン車を貸し切ってみたり部屋数がやたらたくさんある豪邸に住んでたり当たり前のようにホテルのスイートルームをとってたりする主人公はアレだが。乳が小さいことを気に病む幼なじみは無条件でイイね。あと執事タイプの犬人間も良し。
▼ちなみに今回は、主人公の御一行が京都へ修学旅行に行く話。許婚で乳の大きいドジっ☆娘な陰明師が登場。本当にニヤニヤするほどダメだ。ダメすぎる。助けてヽ(;´Д`)ノていうかイイんだかダメなんだかはっきりすれ>じぶん

●初夢がどんなのだったかはサパーリ覚えてないんだけど、サメジたんが出てこなくてガカーリだったことは覚えてます。いやまだまだ現役で萌えですよ心のナンバーワン独走中ですよ。

●なんとなくテレビのチャンネルを切り替えてたら、TBSとTVKで全く同じ映像を流しててビクーリ。高校ラグビーのダイジェストみたいな番組で、映像も解説もドンピシャでシンクロしてたからテレビが壊れたかとオモタ。

●なーんか腹具合がイイし、シジチュすんのヤになってきたわ。やめようかな。
1月1日
●あけましておめでとうございます。今年も夜露死く。

■殊能将之4冊
そーいえばかなり前に掲示板でハサミ男を薦められたような気がするようなしないような…
▼「ハサミ男」講談社ノベル【4】
なんか西澤保彦「殺意の集う夜」みたいなオチだな。
▼「美濃牛」【3】
あー、なんかフツーのミステリだった。結局、奇跡の泉の話にオチは無いのかしら。
▼「黒い仏」【3-】
たいしておもしろくもなかったけど、ラストで死ぬほどワラタ。もっとヒドい田中啓文みたいな感じか。
▼「鏡の中は日曜日」【4】
帯に騙された。それにしても、キャラが薄い探偵&助手だよなぁ。わりとおもしろいとは思うんだけど、全く萌えないからもう殊能将之は読まなくていいや。

■貴志祐介「天使の囀り」(角川ホラー文庫)【4+】
これはかなり良かった、ていうかイヤだった。ギャルゲー中毒でフリーターの青年とか、なんかこうアレだ。生理的にダメな描写てんこ盛りでヒドいんだけど極めてリーダビリティが高くてなおさらヒドい。寄生虫いやん。個人的には冒頭、アマゾン調査隊のエピソードをねっとり濃厚に書いてほしかったかな。

●ひさしぶりにアクセス解析のログをチェックしたら、妙に具体的な検索ワードが。「12歳〜15歳 エロ ロリ」なぜコレでウチが引っかかりますか?

●ご不用になったPCを譲ってもらえることになった。CPUがペンティアムII200らしいんだけど、PIIって200のもあるのかしら。なんにせよ今使ってるのよりは5倍くらい速そうだから楽しみ。これでSFCのエミュくらい動かせるか。そうだスピーカー買ってこないと。あと今使ってるPCからデータ吸い出すクロスケーブルも。