キャビア日記 2002年 3月
3月21日
■入院
なんかいろいろと蓄積されていたらしく、発作が起きてしまい痛みが耐え難かったのでテレーホ前に救急車に乗って病院へ。なんかカルテが見つからないとか外科の先生がいないから検査できないとか、ストレッチャーに横たわってウンウン唸ってるのに10分くらい放置されてヤな気分。しかしレントゲン技師とかも出払ってるし今回は最初から胆嚢であることはわかってるので、おざなりな触診だけで痛み止め等の点滴をしてもらえた。スゴいよ、みるみる痛みが消えていくよ!でも手の甲に点滴するのはカンベンしてくださいおながいします指曲げたりすると痛いんだよ。
▼外科病棟へ入院ということになり、点滴が効いて朝までぐっすり。起きたら痛みも全く無く、昼からいきなり常食で、食っても全然痛まないしこりゃスゲえやっつーかさっさと帰りてえ、と夕食後に医者に言うと「あー血液検査も異常ないし、痛みもないんだったら今から退院ってことでいいですよ」と。うわ、ユル!早!というわけで結果的に一泊だけしてきました。薬も処方してくれなかったのはちょっと納得いかないんだけど、つーか腹減った。
▼それにしても外科病棟の常食は美味いな。
昼 魚介のクリームシチュー グリーンサラダ めし パイナップル&キウイ 牛乳
夜 まぐろの揚げ煮with大根おろし かぼちゃの煮物 冷やっこwith青シソ&桜海老 めし
薄味だけど、薄すぎない上品な味付けで(゚д゚)ウマー。内科病棟は味がなくてちょう不味いけど。

■鯨統一郎「とんち探偵一休さん 金閣寺に密室」(NON NOVELS)【4】
京都弁を喋る憎たらしげな一休さんが、橋の真ん中を渡ったり仏に背を向けて読経したり屏風の虎を追い出すように言ったり金閣寺の密室殺人を解明したりする話。そのまんまじゃねえか。タイトルにそぐわず、フツーにおもしろいまともなミステリ。
3月18日
●とんち探偵一休さんと火星夜想曲と20世紀SF50年代、60年代、70年代を平行して読みちゅう。50年代SFはイイなあ。

犬育てちゅう。セントバーナードに樽付の首輪つけるとかわいすぎ。しかしタイピングゲームはブラインドタッチができないと辛いよママン!いや、やろうと思えばできないことはないけど、VとかCとかLみたいな滅多に使わないキーはキーボード見ないとダメだ。あと、タイプする単語が出る位置がいつも違うと困る。固定しる!

ファミレスでの生活
ちょっと気になる。というわけでさっそく朝っぱらからサイゼリヤに行って読書しながら粘ってみたが、2時間で飽きた。ケツ痛てーよ。

●同人板の合宿所スレってまだ続いてたのね。つーかどんどんエスカレートしてーる。まとめサイトのコレ1,2,3,4は最強だとオモタ。
3月13日
■川又千秋「反在士の指輪」(徳間デュアル文庫)【4】
スゲえおもしろかったのに、ありきたりなラストでガカーリ。未完のままのほうがよかったかも。鏡の向こうには別の世界がある、と激しく妄想することでワープする航法「アリスドライブ」のカコヨサはもう天下一品だった。

■鯨統一郎「ナミダ研究所へようこそ」(NON NOVELS)【3-】
なんつーかセンスが30年前というか、雰囲気的に立ち上げ直後なコバルト文庫のユーモアミステリって感じが…表紙絵も含めて。脱力する推理とか、閃くと涙を流す(お前は胸キュン刑事かっつーの)ところとかギリギリのところでアリ、という判定が(脳内で)下ったので評価は3-。って偉そうな物言いだな。

■田中啓文「UMAハンター馬子 湖の秘密」(学研M文庫)【4】
馬子おばはんの濃すぎるキャラのわりに、淡々とあっさりした味わいがイイ感じな伝奇系蘊蓄モノって感じ。フツーにおもしろいがあまり書くことは無いな。さっさと続き出せやゴルァ!

●今月もガンガンを購入。なんか今回のハガレンは微妙に絵が荒れてるような気がしなくもないんだけど、安定しておもしろいわ。少佐萌え。つーかネジが、ネジが!単行本2巻は5月発売、そして29日発売のガンガンパワードで外伝が巻頭カラーで!今回のはオヤジがやや不足してたので、外伝では通常の二割増しくらいをきぼんぬ。
3月8日
■ポール・アンダースン&ゴードン・R・ディクスン
 「地球人のお荷物」「くたばれスネイクス」(ハヤカワSF)【3】
地球から500光年離れた惑星トーカの原住民ホーカ、彼らは体長1mくらいのテディベアそっくりな姿で、コスプレが大好き。地球の文化に触れたとたんにホームズやらベーブ・ルースになりきり、地球全権大使のアレックスは頭の痛い毎日。って感じの連作短編集。
▼ホームズとかジャングルブックとかドン・ジョバンニとかを下敷きにしたパロディなんだけど、話自体はたいしておもしろくない。おもしろくはないんだけどホーカちょうかわいい。かわいすぎ。抱きしめたい。くま最高。

●川又千秋「反在士の指輪」読みちゅう。こりゃおもしろい。

●半村良追悼ということではないんだけど、偶然12chでやってた戦国自衛隊をみた。死ぬほどバカでサイコー!思わず実況板でスレ探しちゃったわ。千葉真一カコイイ!スゲーよ角川映画。それにしても、千葉真一は激しくムトゥっぽい。
戦国自衛隊・非公式サイト

牛乳プリンちょううまそう。熱いの!熱いの食べたい!

●上大岡駅で偶然○乙さんに遭遇。こりゃ珍しい。つーか今まで鉢合わせなかったのかが不思議なくらいなんだけど。肉だ肉だ。そーいえばギタフリにディープパープルのBURNが入った、と教えようと思ってたのに忘れてたわ。
3月7日
●書こうかどうしようか迷ってたけど、ネタが無いから書いちゃえ。

■「SFが読みたい!2002年度版」をパラパラと立読みしてみて、一瞬ページをめくる手が止まった。体調が悪くてかなり朦朧としていたせいなのか、座談会の参加者4人が全員栗本薫に見えた。石堂藍、妹尾ゆふ子、ひかわ玲子、三村美衣の「ファンタジイが読みたい」のアレなんですがあまりのショックに本を取り落としそうになったですよもう一度良く見たら別に栗本薫に似てない人たちで安心したけど。どうやら白黒写真で、ウェーブのかかったまとまりの悪い長い髪の女性はディテール的に栗本薫っぽいと認識されるようだ。気をつけないとイカン。
▼北野勇作、小林泰三、田中啓文、谷口裕貴、(司会:冬木蛉)の対談は、評判通り谷口氏の発言が極端に少ないなぁ写真写りがアレだなぁなんかそこはかとなく悪意が感じられるのは気のせいかにゃー。対談の内容は全然読んでないけど(朦朧としてたし)脳内でSFマガジンの編集長が「おい、あの日本SF新人賞?なんで早川からデビューしてねえんだよ生意気じゃねえ?ちゃんとウチに話通しとけっつーの」とお怒りあそばしてその結果「生意気な谷口をシめてやる!S澤編集長が見守る中、制裁は行われた。(中略)『●●、コマしたれ』(後略)」といった2chコピペな心温まる情景が浮かんでは消え…

参考コピペ:モビルスーツ編
生意気なアガーイをシめてやるッ!
レビル将軍が見守る中、制裁は行われた。
既にアガーイの口にはガンダムのサオがねじ込まれている。
「タンク、コマしたれ」
親方がいうと、ガンタンクはキャタピラの横から一物を取り出した。
ゆうに10mはあろうかという巨大な業物に、アガーイはぶるっと震えた。
しかし、その恐怖とは裏腹に〜いや、アガーイにとってはその恐怖こそが
色欲を沸き立たせるものだったのかもしれないが〜アガーイの花らっきょうの
ような小振りの一物は痛い程にそそり立っていた。
その「花らっきょう」の皮をガンキャノンが唇でちゅるんと器用に剥く。
ガンキャノンの口中にミノフスキー臭が広がる。
そして、ガンタンクの120mm低反動キャノン砲がアガーイの菊門にねじり込まれていく・…
四体総重量300tを越えるド迫力の4Pファック。
まだ、幕が開いたにすぎない。
悦楽は、ここから始まる。夜はまだ終わらない…。
3月5日
●3月3日は耳の日。ミミの日ってことはアレか、ミミ萩原か?ガハ、ガハ、ガハとか豪快にボケてみようと思ったら、とっくに過ぎてた。なんてこった。

●テレ東で深夜にWWFのライブワイヤーかなんかがやってるらしく、見るともなしに見てたらリーガル様が!紳士萌え!と一瞬思ったものの、なんかやたらショボくれててガカーリ。やはりどんなものでも旬を逃しちゃイカンね。

■古橋秀行の電撃文庫な3冊
「ブラックロッド」【4】
「ブラッド・ジャケット」【4+】
「ブライトライツ・ホーリーランド」【4+】
▼やーおもしろかった。積層魔道都市ケイオス・ヘキサちょうカコイイ。なんつーかパンクだ。よくわからんけど多分パンク。これでもかこれでもかと繰り出されるガジェットがもう辛抱たまらん。でもそこに坊主がいたら坊主に萌えてしまうというのが人情というものであり勇壮なマーチ調にアレンジされた般若心経で登場する機甲祈伏隊(ガンボーズ)マンセー!十字架で撲殺するハックルベリー神父サイコー!