キャビア日記 2002年 7、8月
8月31日
●実家の方で胆嚢のシジチュしたりグターリしたりしてますた。

●やっと戻ってきたと思ったら、水道が止まってますた。死にたい。

●1ヶ月以上メールチェックしていなかったおかげで、150通くらいのメールを一気に受信する羽目になってうんざり。しかもすべてDMとプロバイダのお知らせとメールマガジン。胆嚢の調子はどうですか、とか心配するメールくらい、誰かよこしてくれてもいいような気がするのれすがよく考えてみたらメールアドレスを公開してないしそのうえメールフォームも壊れていたのかもしれないよね大丈夫だよきっとフォームが壊れてただけだよとりあえずテストしてみよう、と思ったがフォームはしっかり機能しており死にたい。

●病人食ばかり食べていたせいか、外でメシ食うとやたらと味が濃く感じるのれすが。

●胆嚢切除記念にサイトの名前を一新しようと思ったけど、気力が無いので先延ばしにします。

以下、実家の方で書いた文章。


FTPパスをHOTMAILのアカウントに保存してたのに、30日以上サインインしてなかったおかげで消されちまったYO!ゲイツの野郎、金持ってンだから35日くらい放置してたくらいで消すんじゃねええよゴルァ!!
とりあえず8月22日付。

●ワショーイ!!胆嚢が無くなりますた。実家近くの24時間営業な病院でシジチュをうけてもう発作に悩まされる心配はなくなり、傷も治って退院したので、今のところ涼しい仙台でダラーリしてます。たぶん来週くらいにクソアチュイ横浜に戻ってくる予定、だといいな。結局夏の一番暑い盛りはずっと入院して過ごしたようなもので、べつに入院してなかったとしたら普段どおり家に引きこもって膝を抱えてただけなんだろうけどなんだか貴重な夏を浪費してしまったような気分になってしまうのは何故なのかしら。結局1ヶ月もネットできなかったし(でもネットが無くても死なないんだYO!みんな知ってた?)ゲセンにも行かなかったしとにかくひたすら寝たり本読んだり寝たりしていたらまた体重が落ちて食欲も無くなり切除した胆嚢のあたりが食後にシクシクと痛んだりでそれなりに元気ですおそらくは。鎮痛剤の過剰摂取による体臭の変化も元に戻ったことだし、夏はコ・レ・カ・ラだね!

●とりあえずシジチュとかのアレは、帰ってから書く予定。ふだん使ってるキーボードじゃないと長文書くのダリぃ。

●実は、3,4ヶ月ばかり板を見てもいませんですた。だってどうせ誰も書いてないだろうと思ってたんですものレスつけないですいません放置してたわけじゃないれすよというか書き込んだ人を放置していたという意味ではなく、板自体を放置していたわけなのれすよ。今もなお放置中。
7月20日
■クーンツ「ストレンジ・ハイウェイ1 奇妙な道」(扶桑社ミステリー)【3+】
クーンツの作品集「ストレンジハイウェイ」を三分割したうちの1冊らしい。で、この巻は書き下ろし長編「奇妙な道」と短編一つを収録。この書き下ろし長編はまあまあ良かったんだがそれはそれとしてまた十字架かよ!この能天気なわかりやすさが好き。

●今月もガンガン購入。鋼の錬金術師は今回も66たん(;´Д`)ハァハァ 鎧の上に着てる毛皮がふわふわしててステキ。ベルトの取っ手を掴みたい。アルもフンドシ以外のおしゃれをしてほしいところれすね。つーか66たんの言葉に翻弄されるアルも萌え。悪い大人の言葉を真に受けて悩む少年(;´Д`)ハァハァ

●実家に帰るのでしばらく更新できません。
7月18日
■ジョン・ダニング「ジンジャーノースの影」(ハヤカワHM)【3-】
孤児だった主人公が、大人になって自らの出自を探る話。舞台は競馬場ということでディック・フランシスみたいなものかと思ったが、ディック・フランシスよりつまんねー。とりあえず怪我したらさっさと医者へ行け。

●発作で入院。今回はマジで死ぬかと思った。12時間ノンストップ悶えまくりは体力的にもキツいYO!

■本格ミステリ作家クラブ編「本格ミステリ02」(講談社ノベルス)【4】
入院することになったらどうしようこのクソ分厚い本1冊あればヒマは潰せるかしら、と鞄に入れておいたのが役に立った。2日しかもたなかったけど。とりあえず気に入った作品だけ列挙。
▼若竹七海「交換炒飯」
おいしそう。
▼菅浩江「英雄と皇帝」
▼大倉祟裕「やさしい死神」
▼麻耶雄嵩「トリッチ・トラッチ・ポルカ」
貴族探偵スゲえ。小間使いに推理させるという点だけでスゲえ。他の部分はどーってことないけど。
▼山田正紀「麺とスープと殺人と」
とにかく語り手である代々木主任萌え。無言で部下に柔道技をかけるあたり萌え。作中に1度しか名前が出てこなかったので探すのに苦労しますた。萌え効果で、この作品が本書のナンバーワン短編となりますた(僕の中で)。新聞拡張員の美少女は狙い過ぎなのでダメれす。
▽鯨統一郎「「別れても好きな人」見立て殺人」
この作品は気に入ったというか、オチがうる星やつらでワラタ。アレは悪魔を呼び出すんだったかしら。
7月11日
■谷甲州「エリヌス−戒厳令−」(ハヤカワJA)【5】
第一次外惑星動乱から20年、天王星系エリヌスにおける外惑星連合軍の残党SPAによる武装蜂起を描いた話。厚い!厚いよ!そして読み進むのがもったいないおもしろさ。太陽近傍での戦闘とか美人スパイとか公安・航空宇宙軍・SPAなどの視点から丹念に反乱を追っていく展開とかちょうイイ!航空宇宙軍史さいこう。ロペス部長イイ!オグかこいい。テムジン中尉萌え。

●読書は燃えと萌えの他に「フツーにおもしろい」という要素があると思うのれすが、航空宇宙軍史は燃え3萌え3その他4くらいでとてもバランスが良いれす(意外に萌えるよ!)。イーガンは燃え1萌え0その他9くらい。

●能田達規「ORANGE 4」(秋田書店)購入。巻末のおまけには、BOM飲料旧CMフルバージョンが!ところでマリ子たんと片岡きゅんが同じ顔なのれすがどっちに(;´Д`)ハァハァすればよいのれしょうか。
7月7日
■古本屋巡り
読み返した十二国記があまりにもおもしろかったので、「よーしパパ全巻集めちゃうぞー」と意気込みつつネットで横浜市の古本屋を調べ、とりあえず上大岡の隣、弘明寺近辺の古本屋から見てまわることにした。
▼京急の弘明寺駅を出て、鎌倉街道と反対方向へ歩くと六ッ川へ出る。で、ぶつかった広い道を左に折れずんずん歩いていくと、8分くらいでブックオフに到着するらしい。強い陽射しと湿った風、ゆるやかな上り坂にゲソーリしながら歩くが、歩いても歩いても目印のマルエツが見えてこないよママン!地図ではたしかにこの道でOKだったはずなのに、もしかしてまた方向音痴っぷりが発揮されましたカ?と引き返したくなりつつも、途中にあった古本屋二軒を冷やかしつつ不撓不屈の勢いで歩き続けるとやっとマルエツが見えてきた。遠い!徒歩8分遠いよ!
▼六ッ川のブックオフはツタヤの1Fにあり、そこそこ大きな店舗ですた。早速X文庫ホワイトハートの棚を見てみたが、十二国記は1冊もなかったのでガカーリしながら翻訳文庫の棚とかハヤカワJAの棚などを見ていたところ、航空宇宙軍史の持ってないものをまとめて発見。そうだよ古本屋では二番目にほしいものが見つかるという法則があるじゃあないですか。というわけで「エリヌス−戒厳令」など4冊をゲット。そのほか、梶尾真治の短編集とか谷甲州の山岳小説とかレズニックのアフリカモノじゃないSFとか15冊くらい買い込んで鞄が重くなったから、古本屋巡り中止。そのまま帰ってきますた。
▼まあ十二国記なんて本屋でいつでも買えるし。未読本も溜まってるし。

●開店当初、ものすごい行列ができていたシュークリームの店ビアードパパで、2個ほど買ってみた。昔、萩の月を食べ過ぎゲロ吐いて以来、カスタードクリームは苦手だったんだけどあんなに行列ができてたんならもしかしておいしいのかもしれないと思ったのれす。サクサクしたシュー生地に、ひんやり冷たく甘さ控えめなカスタードクリームがたっぷり入ってちょうウマですた。でも胸焼けするからたぶんもう食べない。今度は隣でシナモンの厭な臭いをぷんぷんさせてるシナボンでも買ってみようかしら。
7月6日
楽俊って誰だったかしら、と思ったのでさっそく小野不由美「海の闇月の影 影の海」(X文庫)を買ってきた。大筋では内容を覚えてたけど、そうですか楽俊はそーいうひとでしたか。身長は陽子の鳩尾あたりだから、110〜120cmくらい?灰茶の柔らかな毛並みで、尻尾にもちゃんと毛が生えててちょうかわいい。しかも「ほたほたと歩く」ンですよ奥さん!落ち込んだりするとヒゲがしおしおと風に揺れるんですよムッシュー!抱き付くとどぎまぎしながら両手で毛並みをととのえる仕草が…(;´Д`)ハァハァ 撫でたい!撫でまくりたい!!こんな萌えキャラを忘れてたなんて作者に詫びたい!詫びたい!!

●ヒラマツミノル「アグネス仮面 2巻」(小学館)購入。出るの遅すぎ。つーか連載ペース遅すぎ。やる気ないんだったら1部で終了させとけやゴルァ!!つーかスピリッツ編集部にむりやり連載続行させられたのかしら。マチルダ編いまいち。アグネスTシャツはちょうほしいけど。
ハーイ
アグネス
です。
7月5日
■チャールズ・シェフィールド「星ぼしに架ける橋」(ハヤカワSF)【4+】
軌道エレベーター建設の話。といっても建設自体はわりとあっさりしていて、中心はむしろ主人公の両親の死にまつわる謎とサスペンスって感じか。小惑星を改造した完全閉鎖生態系萌え。地の底カコイイ。情報産業を生業にしている男とか驚くべき知性を持つイカとかガジェット盛りだくさんで、非常にヨカタれす。

●皆川博子「たまご猫」読みちゅう。どうも合わない。

●パンチョ死去。最近意外な人の訃報が続くね。

●なんだか地味に、じわじわと体重が減り続けており怖くなってきた。食べる量、というか食べられる量が少なくなっただけなんだが。今まで体中を巻いていたあの肉はどこへ!?
7月3日
■小野不由美「華胥の幽夢」(講談社文庫)【4】
十二国記の短編集。短編だけど漢字多すぎで疲れまくり。巻頭の大まかな地図とにらめっこしつつ読むので妙に時間がかかった。つーか楽俊て誰?鼠人間萌え。やはり1作目から読み直すべきかもしれない。

■古橋秀之「ソリッドファイター」(電撃文庫)【4】
バーチャファイターみたいな対戦格ゲーの話。キャラを細かく設定できるのは萌えるね。乳モジュールカコイイ!!一時期、対戦格ゲーにハマってたのでトテーモ楽しく読めますた。で、続きは?続きはでてないのれすか?あとがきに3部作って書いてたのに。そうそう、主人公のクラスメイトである腐女子はワラタ。

●今野緒雪「マリア様がみてる」(コバルト文庫)のシリーズを「レイニーブルー」まで読み終わった。もう乙女心特盛でげっぷが出そう。もう食べれません。

●ミスターと鳥が中心となって新団体設立ねえ…。がんがってほしいけど、明るい要素が見当たらなくてゲソーリ。

●チャールズ・シェフィールド「星ぼしにかける橋」読みちゅう。楽園の泉よりも好み。最初からおもしろいし。
7月2日
●映画の日だったので、少林サッカーを観てきた。狂ってる。笑いすぎて死ぬかと思った。ベタなギャグのために特撮を無駄に使っているのがちょうステキ。見境のないデブステキすぎ。「オレのたまご〜!」ところで、オープニングの少林寺アイコン欲しい。あと主人公は江頭似。

●漫画喫茶で「鉄鍋のジャン」全27巻を一気読み。久しぶりに読んだけど、やっぱスゲえ。とにかくスゲえ。それはそれとして、初期のジャンと小此木は、まるでバナナフィッシュのアッシュと英二のようれすね。

●あーそういえばアグネス仮面の2巻買わなきゃ。