キャビア日記 2002年 9月
9月26日
●街角でバーニーズ・マウンテンドッグを目撃。(;´Д`)ハァハァかわいすぎる。萌える犬ナンバー1なのれす。

●翻訳SFファン度調査のデータがリセットされたということで、再度挑戦。なんで2回目になると増えるのかしら。
既読は250作品中 46 作品です(平均は 51.13 作品)。
123 人中 56 位でした。


●偶然、TVKで巨人の星の再放送を見た。今まで本編を見たことがなかったんだけど、こりゃおもしろいわ。ちなみに、飛雄馬と伴宙太がうさぎとびで対決する回。スゴいよ伴宙太、いやむしろ伴たん。無茶なバンカラっぷりとか30台にしか見えない風貌とか打球を跳ね返す胸板とかステキすぎ。てゆうか、うさぎとびで力尽きた二人がグラウンドに寝転がったまま手を握り合うあたり、激しすぎるショック映像であり死ぬかと思った。こんな卑猥なアニメ放映してイイんですかどうなんですか。つーか、最近腐女子フィルターが暴走気味なので慎みたいと思った。

●ガンガンパワード購入。鋼の錬金術師外伝はたった8Pかよシケてんなゴルァ!!大佐のところにいた3人組の名前と階級が判明。気になっていたおにぎり型な顔の人はブレダ少尉というらしい。つーのはどーでもいいとして、拾った小猫を鎧の中に隠し持つアルはちょう萌え。漏れも入れて!いやむしろ押し入る!
9月23日
翻訳SFファン度調査
250作品中45冊。リストには、見つけ次第読もうと思ってる本が20冊くらいありますた。そして聞いたことすらないような本がいっぱい。なんだかここ1,2年ものすごい勢いでSFを読んでるような気がしてたんだけど意外と少ないれすね。

お奨めアニメ判定
ワンピースですた。フーン。

■アシモフ&シルヴァーバーグ「アンドリューNDR114」(創元SF)【4+】
翻訳SFファン度調査のリストを見て、読んでたことを思い出した。アシモフの傑作短編「バイセンテニアルマン」をシルヴァーバーグが長編化したもの。映画のアレはちょっとナニだと評判だったけど、小説の方は原作の味を忠実に再現してイイ感じに引き伸ばしてます。ロボ萌え。

●鋼の錬金術師3巻を購入。義肢の修理〜VS死刑囚、加えて春の増刊に載ってた外伝を収録。おまけのカバー裏に4コマと、そつなくおもしろいれす。今月末に出る増刊は表紙+カラーだし、荒川たん働きすぎ。

●漫画喫茶で衝動的ににわのまこと「THE モモタロウ」全10巻を読み、当然の事ながらベンケーたん(;´Д`)ハァハァというかベンケーたんは激しくドムに似ているので地面を滑りながらジャイアントバズーカを撃ってほしいれす。

●そーいえば最近流行っている:y=-( ゚д゚)・∵;; ターンは、「殺られる前に死ぬ」という斬新な思想の現れかしら。

( ´_ゝ`)流石だよな俺ら(´<_` )
9月18日
■内臓がないぞう
肩の痛みのせいで術後2,3日はよく眠れなかったものの、だんだんと痛みは薄れてきますた。痛みがとれてくると途端に気になってくるのは衛生の問題であり、毎朝蒸しタオルで体を拭いているものの風呂に入りたくて仕方がないわけれすがやはり傷がある程度塞がるまで禁止であり辛い。というか驚きだったのが、傷口を保護するものが絆創膏だけということ。なんかこう、包帯ぐるぐる巻きとかに憧れてたのにヒドいよ!ぞんざいすぎるよ!
▼ちなみに穴というか傷口はヘソのすぐ上、鳩尾、脇腹右下、胃袋やや右といった4個所。ヘソのすぐ上の傷はなんというかアレだ、いわゆるギャランドゥが生えているので、絆創膏を交換する時はギャラ(略)がへばりついて痛いとても痛い。看護婦さんに「痛い痛い痛いシジチュの時ってフツー剃毛するんじゃないんですか?」と聞いてみたところ、なんでも毛を剃ると小さな傷ができることもあり、それが感染症に繋がるために現在ではあまり剃毛は行われていないってことらしい。ガカーリ。
シジチュ=剃毛
剃毛=プレイ
故に、シジチュ=プレイ
という完璧なる3段論法が崩されてしまいますた!そんな!
▼でも尿道プレイとか浣腸があるので、どっちにしろプレイ。

●ワショーイ!!フィーヴァードリームの旧版ゲトー!!

●ポップンミュージック8の隠し曲に、筋少の釈迦が!日本印度化計画だけでも驚いたのに、コナミはどーなってるですか?しかも、どちらもカバーじゃなくて原盤で収録。意外と使用料がお安いのかしら。
9月14日
●今月もガンガン購入。鋼の錬金術師は、アルとエドが仲直りできてヨカタ。大総統閣下ステキ。と思ったら中佐が!中佐が!!…良い死にざまですた…

■今野緒雪「パラソルをさして」(コバルト文庫)【2】
マリア様がみてる、の最新刊。もうまわりくどくてゲンナリであり勘弁してほしい。いいかげん飽きた。

■ジョージ・R・R・マーティン「フィーヴァードリーム 上下」(創元推理)【5】
南北戦争直前な時代のアメリカ、主にミシシッピ川流域の蒸気船を舞台にした人間と吸血鬼との間の友情物語。蒸気船とか町の風物とかの描写が大変にイイとか料理旨そうとか、とにかくステキなんだが何よりイイのはアブナー・マーシュ船長れすよ(;´Д`)ハァハァ もう萌えた悶えた。物語終盤のセリフで悶えまくり。タスケテヽ(;´Д`)ノ
「きみのためだけで充分だったのだ。わしらはパートナーなんだぞ。なあ、そうじゃないのか?」
9月11日
■内臓が無いぞう
肩が痛くて仰向けに寝れない、というのは大変に難儀なことで、ずっと左向きで寝てるとだんだん足とか痺れてくるしよく眠れないし大変厳しいわけですがそんな折、術後の内臓の様子を見るためにレントゲンを撮られることになり技師に「はい仰向けになって下さい」と言われて「でででできません痛いんです死ぬほど」「仰向けじゃないと取れないんですよねほんの少しでも無理ですか」「少しでも無理っていうかイヤです」「急いで撮りますからちょっとだけ」「んじゃ15秒以内でおながいしますよマジで」といったやりとりのあと、台に腰掛け深呼吸し、血液に酸素を充分に行き渡らせた後息を吐き、一気に仰向けになった。「は、早く!おながいだから早く!」と懇願してなんとか撮影を乗り切ったりいろいろ大変だったのれす。
▼それにしても、術後の痛みを和らげるための硬膜外麻酔というのは痛みをサパーリ和らげてくれてないのではないだろうかと疑問に思っていたものの、ある日脇腹をポリポリ掻いていたところ発見。ちょうど胆嚢があった場所の胴体を輪切りにしたあたり一帯が無感覚。つまり、効く範囲が限定されてる痛み止めなのれすね。背中のチューブに繋がったスプレーみたいなボトルをぶら下げて歩くのは邪魔臭いと思ってたけど、ちゃんと意味があるのね。肩の痛みにはサパーリ効かないが。
▼痛いといえば、ベッドから起き上がる時にやたらと腹が痛く、腹を切られたんだから痛くて当たり前なんだけど妙に馴染みのある痛みという気がしてならないというか明らかに筋肉痛なので、医者に聞いてみたところ「あーそれは腹を炭酸ガスでパンパンに膨らませて手術したんで、その間中、腹直筋とかが伸びてたんだから筋肉痛になるかもしれませんね〜」だと。これは意外なことですた。

●そーいえば、最近ヒカルの碁に森下先生の登場が増えて萌え。森下先生(;´Д`)ハァハァモリッシーって呼んでいいれすか?

■トレヴェニアン「シブミ」(ハヤカワNV)【4+】
凄腕の暗殺者が、ド素人テロリストの警護をしたり洞窟探検したりする話。ジャンル的には冒険小説かしら。上海と日本で育って碁打ちの弟子になってたりする主人公の子供〜青年時代が大変におもしろいれす。トレヴェニアンらしく、主人公は激しく鼻持ちならないけど。つーか、あらすじの「シブミ」を体得した暗殺者云々っていうのはあんまりにもあんまりであり信じちゃダメれす。章のタイトルが「フセキ」とか「サバキ」とか「ウッテガエ」とかイヤな日本趣味っぽく感じるのも罠なので信じちゃダメだ。きちんとおもしろいので読め。ブクオフの100円コーナーでよく見かけるので読め。

■秋口ぎぐる「ショットガン刑事シリーズ」(富士見ミステリー文庫)
▼「ショットガン刑事」【2】
▼「ショットガン刑事 強奪エプロン刑事」【3】
▼「ショットガン刑事 刑事暗殺」【3+】
最新刊の刑事暗殺はわりと良かったれす。アメリカのハードボイルド系探偵・刑事モノのフォーマットに狂ったキャラと変な設定とギャグをぶち込んだ感じで、ハードボイルド大好きっ子的には楽しめますた。北摂高校刑事課でナンバー1の検挙率を誇るまるだし刑事(張り詰めた厳しさを漂わせている)とナンバー2のあぶなげない刑事(いつも無意味に余裕たっぷり)という対比は腐女子フィルターを通すとニヤニヤできてイイれすね。
9月9日
■内臓が無いぞう
シジチュが終わって集中治療室で寝ていたが、暑さで寝てられず寝返り打とうと試みてみたり首を回したり腕を動かしてみたりしてるうちに、突然肩に激痛が走りビクーリの巻。痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い肩が死ぬほど痛いんですが死ぬ。必死にナースコールを押して助けを求めたものの、なんで腹のシジチュなのに肩が痛いわけ?って感じの冷たい態度にゲソーリ。痛いのよ痛いんですよ特に息を吸うとズキュウゥゥンと痛みまくり痛み続け祭りなんですよわかってくださいおながいしますと懇願し、とりあえず座薬を入れられることになったものの痛くて身動きするのも辛いのでベッドに仰向けになったまま「はい膝立てて〜」と言われ座薬を挿入され、思わずヒッヒッフ〜、ヒッヒッフ〜と呼吸したくなったがそれはあまりにも空気を読めていない行為なので差し控えた。つーか尿道に管、肛門に座薬。プレイだ。
▼座薬のおかげで少しは痛みが治まったような気がしないでもないが痛い。特に右肩のあたりと胸の中心が痛い。息を吸って胸が膨らむと痛いらしいのでできるだけ息を浅くしながら少しでも痛みが少ない姿勢をとろうとするがそこでいちいち尿道のカテーテルがこうスゴいわけですよ大変に大変。とにかく大変な思いをしながら、ようやく左側を下にして寝れば痛くないことが判明したのれす。朝になって医者が回診に来るまでその姿勢を維持するのはわりと辛い。
▼ようやく朝になり、やってきた医者の話では、腹腔鏡による胆嚢摘出ではたまに肩が痛くなる人がいるらしく、原因は分かってないが横隔膜付近の神経が集まっているところに何かが触ったりして痛むのではないかという気がしないではないとか曖昧なことを言われますた。その後尿道から管を抜かれ(;´Д`)ハァハァ っつーか痛い痛い痛い痛いンですがとても痛いです。とにかく抜かれて大部屋に戻されますた。術後24時間しないうちに歩けるようになるます。肩が痛いけど。点滴台にすがり付くようにトイレへ行って排尿を済ませようとすると衝撃的に痛い。痛いよママン。しかしその痛みも2度目以降は消えたのでヨカタ。
▼肩の痛みは左向きに寝るか、背中を丸め気味にして体を起こすと消えるので、とにかく昼間はできるだけ起きているようにしますた。夜中に眠れなくなると厳しいし、更に寝返りできない状態ではできるだけ体力を消耗させておかないと眠れないから。というわけで歩けるようになった直後から積極的に喫煙所へ行って煙草吸いまくり。喫煙所は病院の正面玄関なので、3回の病室から正面玄関まで1日10往復以上しますた。他には本読むくらいしかすることないし。なんだか腹の中身が癒着しないらしいので、歩くのを激しく奨励されているのれす。全身麻酔をかけられると、後で痰が絡んでヒトいから煙草は控えるようにといわれてたのれすが、別にどーってこともなく肩の痛みを除いては楽な術後ですた。

■グレッグ・イーガン「順列都市 上下」(ハヤカワSF)【4+】
わかんねえとか読めねえと大評判の順列都市ですが、僕はイーガン信者なのでノー問題。理屈の部分は死ぬほど眠くなったけど、肩が痛くてよく眠れない病室のベッドではその点もむしろ歓迎。コンピューターで生命の進化を実験するオートヴァースはスゲー楽しそうでイイれす。実際アレがあったら僕もオートヴァースジャンキーになりそう。オートヴァース宇宙の生命がラストの方でアレするのは「ルミナス」みたいれすね。

●何でも食っていいよと言われたから、どれぐらいまで平気だろうかと思いつつポテトフライとか鳥つくねとかビールとかを過剰摂取したところてきめんにキター!!もちろん痛くはないが、吐き気で目が覚め吐いた。胆汁が足りず消化しきれない茶色の液体がこみあげてそりゃもうものすごい臭いであり舌を灼く刺激的な味でありにっちもさっちもどうにもならないので近所の病院へ行って薬をもらってきた。悪い油を使ったお総菜は体に悪いので控えるのが吉。

●気になる部分に傍線引きながら黒豹を読むのは面倒なので、秋口ぎぐるのショットガン刑事とジョージRRマーティン「フィーヴァードリーム」読みちゅう。ジョージRRマーティンはかなりイイ感じれすよ。しかしRRってなんだ。なんでミドルネームが二つもあるのかしら。略称?ロックンロール?それともリアルリアリティー?僕の感じている感情は精神的疾患の一種れすか?
9月6日
■胆嚢
シジチュは午後から。前日の夜にメシ食って、起きたら浣腸(;´Д`)ハァハァされ、点滴刺されてメシ抜き状態のままシジチュまで震えて待つわけですが、なかなか順番がまわってこない。初めてで緊張してるのに焦らすなんてひどいれすよ。T字帯なる褌に酷似した下履きを身につけ、バスローブみたいなシジチュ着を身につけて本を読んでいたら、やっと看護婦さんが迎えに来てくれますた。
▼僕を乗せシジチュ室へと運ぶストレッチャーをガラガラと押してきた看護婦さんが「じゃあ脱いでください」って。「ハァ?」「その病衣を脱いで、ストレッチャーに寝て下さい」そそそそれはプレイですか褌(に酷似したもの)一丁でストレッチャーに横たわりシジチュ室まで人目に晒され運ばれててしまうれすか(;´Д`)ハァハァと思ったが、いちおう脱いだ病衣を上からかけてもらえますた。廊下を寝たまま移動していく際、すれ違う見舞い客が視界に入るたびに「実は裸なんです病衣の下はマッパ同然なんです」と軽く昂奮気味でありこの時点で既にプレイは始まっていたのだと言えよう。
▼運ばれる直前、麻酔かなんかの筋肉注射を打たれてちょっぴりボーッとした状態でシジチュ室入り。シジチュ台に乗せられ、右側を下にした状態で横になり膝を抱える。シジチュ後に傷口が痛まないように、背骨に点滴をぶっ刺す硬膜外麻酔というのをされるのれすが、しつこく「痛そうヤダ怖いっていうか死ぬほど痛いって大評判だし」と言い続けていたら、手だれの麻酔医が担当してくれたようで思ったより全然痛くなかったれす。ひんやりとした感触の後ぐいっと押され、ちょっとチクリとしたなと思ったら終わってますた。怖がったもの勝ち。ゴネ得。
▼めでたく背中に管が刺さって仰向けになり、左腕に刺さった点滴の管から麻酔薬が流し込まれますた。「今麻酔入れてますよー」「あーなんか冷たいの入ってきましたねー」と会話を交わしたのが最後の記憶で、気がついたら集中治療室に寝てますた。全身麻酔の桁違いの酩酊感とか想像してたのにガカーリ。趣もなにもありゃしない。とりあえず体に何本管が刺さってるのか確認。左腕に1本、背中に1本、尿道に1本…尿道!(;´Д`)ハァハァ というわけで合計3本。なんか全然たいしたことないし。その他心電図の電極が数本へばりついており、口元には酸素マスク。酸素マスクはなんだか憧れてたのでちょっと嬉しいれすね。腹には腹帯が巻かれており暑苦しい。
▼そうこうしているうちに、看護婦さんがやってきたので時間を聞いてみると、午後8時ごろ。シジチュ室に運ばれたのが2時半頃だったから、けっこう長いこと寝てたのね。喉が渇いたとか枕が無いと眠れないとか酸素マスク邪魔とか暑いとか尿道が激しく違和感とか、さんざんわがまま言って全部却下されたので、とりあえずフテ寝しますた。

■ハインライン「宇宙の戦士」(ハヤカワSF)【5】
今更解説するまでもない作品。鬼軍曹(;´Д`)ハァハァっ子は必読。しかし巻末の誌上討論みたいなのがアイタタタであり全くもって余計。どうしようかと思った。夏への扉よりこっちの方が断然好きだな。

●漫画喫茶で技来静也「格闘暗黒伝セスタス1〜7」を一気読み。ローマのネロ帝時代、拳闘奴隷の少年セスタス主人公の格闘&歴史漫画。ヤングアニマルって随分勢いがあるのね。プラネテス並に連載間隔空きすぎだけど、手堅くしっかりおもしろい作品れすよ。特に腐女子はニヤニヤできる作品だと思われ。セスタス総受でデミたん×師匠という線もアリれすか?
9月4日
●先日、9月1日は映画の日だったので、さかたさんが強力にプッシュしている月のひつじを見に行こうと思った。が、もう銀座でしかやってないのね。おかしいなこないだ少林サッカー見に行った時、「次はこの映画館で月のひつじをやるノカー。んじゃ来月の映画の日はコレを見ようかな」と思った覚えがあるんだが半月もしないうちに終わってしまったのかしら?しかしよく考えてみたら、少林サッカーは7月1日に観たのであり、翌月の映画の日は病院行ったりして何事もなくスルーしていたことに気がついた。なんてこった。

●荒川弘インタビュー目当てでぱふを立読み。鋼の錬金術師の3巻は9月21日発売カー。そーいえば月末のガンガンパワードにはまた短編が載るらしいれすね。つーか先月号の鋼は、アルの14歳らしい不安定っぷりに萌えですた。言動が大人びていてもやっぱり中身は子供だしねえ。

●SF JAPANを立読みしようと思ったが見つからず。なんだかいっつもさっぱり見つからないんだけどどうしてかしら。SFアニメ特集っつーことでZOEが取り上げられてるかどうか確かめたかったのれすが。

●マウスを新調しますた。光学式マウスが欲しかったんだけど、あんま安くなってなかったし380円のボール式スクロールマウスでいいや、とレジへ持っていったら何食わぬ顔で「980円です」と言われてのけぞりますた。「なんか値札と違うんですがー」と抗議したらなんだかイヤそうな顔で「こちらのミスですので、値札どおりにお売りします」と。なんれすか漏れが値札を張り替えたとでも!?畜生店員がPOSのデータ更新してなかったのを客のせいにしやがって、店先で焼身自殺してやるますよ(しません)。

■ボブ・ラングレー「北壁の死闘」(創元推理)【4+】
有名な傑作らしいし、実際おもしろかったのでべつに何も言うことはないんだけど、巻末に知らない人がエッセイを寄せており、登山はしないけど山岳小説大好きなひとを「アームチェア・クライマー」と称してますた。畜生、それは僕がバーチャル登山家って言ってたンだよゴルァ!!僕が言う10年以上前に言ってやがった、アームチェアクライマーって言ってやがった!タイムマシンで剽窃されたニダ!

●暑くて胆嚢のこと書く気力が出ねえ。
9月3日
●合宿所スレのダイジェストサイトを読んでいて、ショックのあまり目眩が。人の家の庭先で風呂入ってないデブオタがセクースとか江森備の私説三国志ななりきりでリアル801とかイギリスでハンターのなりきり厨房おおあばれとか、ますます明後日の方へ進化しておりまさにセンスオブワンダーだと思いますた。怖いよう。

■クリストファー・プリースト「逆転世界」(創元SF)【4+】
前方にレールを敷設しながら移動を続ける都市「地球市」を中心に据えた奇妙な世界。これはスゴいれすよヤベえ。ラストがなんかホラーっぽいけど。

■KWジーター「ドクター・アダー」(ハヤカワSF)【4+】
PKディックの熱すぎる序文が読む気を削ぐこと甚だしいんだけど、たしかに1972年にコレが書かれたというのはスゲえ。LAで娼婦の肉体改造を施す闇の外科医ドクター・アダー、彼はADRという麻薬の力を借りて娼婦の自分自身気づいてない願望を読み取り、その望み通りに四肢切断、性器の改造などを施しLAの裏社会に君臨しているわけです。やーもう、30年前の作品なのにあまり古びてなくてビクーリしますた。アダーカコイイ。

■ラリー・ニーヴン「リングワールド」(ハヤカワSF)【3-】
アイデアはスゴいんだろうけど、それ以外の部分がちょっとどーしようもなくつまらないというかニーヴンは肌に合わないことがわかりますた。無常の月だけは良かったんだけど。

■ニーヴン&パーネル「悪魔のハンマー 上下」(ハヤカワSF)【3+】
彗星が地球に衝突して世界が壊滅の巻。衝突するまでが死ぬほど冗長でうんざり。後半はわりとおもしろいんだけど。半分に縮めてほしい。

■クーンツ「戦慄のシャドウファイア 上下」(扶桑社ミステリー)【4+】
内容に関していうと、まぁいつものクーンツであり何もいうことはないんだが、クーンツ史上最高の萌えキャラが出てるので。本が手元に無いからうろおぼえなんだけど、たしかFBIの下っ端捜査官で名探偵とかカコイイ刑事に憧れまくるセニョールのダメっぷりがもう萌え萌えれすよ。なんか老人に聞き込みするんだけど、なんだか威圧されてうまく話を聞き出せなかった。何でだろうとクヨクヨ悩んだ末、晴々とした感じで「そうだ、あのひとはダシール・ハメット先生(ハードボイルド物の作家ね)に似てるんだ!」とか言ってたり。たまんねえ。あと、悪辣な上司をへこませる老農夫のカコヨサにしびれまくったりしてるし最高れす。もう脳内ビジュアルではコマル君になってしまいますた。
9月2日
●帰省した折、車で近所をふらふらしてたらけっこう好きだったラーメン屋が潰れており大ショック。老夫婦が切り盛りしている店で、素朴な味付けがとても好きだったのれすが。客入りが悪かったわけではないので、やはり老いには勝てなかったということなのかしら。切ないのうラララ。

●潰れるといえば、上大岡駅の改札をシナモン臭を振りまいていて不愉快だったシナボンが潰れてますた。しかし胆嚢が治ったら1度くらい食ってみようと思ってたのにもう、潰れた後でもムカつかせやがる。1ヶ月くらい持ちこたえてろっつーの。そーいえばこないだ秀さんにおごらせたとき、バーニングミートな焼肉屋に行こうとしたらすでに潰れてますた。この店に関してはもう、むべなるかな、としか言えず…。

■胆嚢
手術前の発作はたしか午前2時ごろだったか、とにかくこの痛みはマズいなと思いつつ既に手慣れてしまった感じで動けるうちに入院の準備をしてあらかじめ病院へ電話しといてからパパンを起こし、車でGO!24時間体勢の病院は便利だね。時間外は内科と外科の医者しかいないけど。
▼港湾病院の医者が汚い字でしたためた紹介状を判読するのが困難なのか、20分くらい待たされて顔面蒼白になったものの、医者が素早く痛み止めの静注をしてくれることになり一安心の巻。「せんせえ、ブスコパン程度じゃ全然効かないんですけどもうちょっとガツンと効く薬をおながいしますよマジで」と額に脂汗を浮かべながら懇願したところ、「あー大丈夫大丈夫。今回は最終兵器を投入するんで。コレ効かなかったらヤバいよ」と豪語してくださいまして大変に心強いことれすね。
▼いつもはクソ痛い筋肉注射をうたれたあげく、結局ろくに痛みが治まらず更にもう1本とか追加で座薬といった仕打ちを受けてきたわけですが、今回は水分補給&抗生剤の点滴の脇から静脈にクイッと注入してくれるわけですよ。「それじゃ入れますよーヤバいからとりあえず半分くらいね」と注入されてくる冷たい液体、15秒くらいで早速効いてきますた!速ッ!!こうなんというか、一瞬で酩酊状態というか感覚が麻痺してきて痛みがほどけていくような感じれすよビバ最終兵器!
▼というわけで大事をとってシジチュの日まで入院することになったのれすが、痛み止めのおかげで明け方までは病室で眠れていたものの結局痛みで目が覚め、痛み止めをおかわりする羽目に。まったくよう、半分なんてケチ臭いこと言わずに全部注入してくれりゃよかったのによう、と思いながら再び最終兵器を注入してもらいますた。それにしても本当すぐに効いてくる薬だねもう視界が暗くなってきたYO!もう息をするのもメンドくせえ…つうか息がッ!?マズいよこのままお迎えが来てしまいそう、という勢いの効きっぷりに慌てて深呼吸して、なんとか事無きを得ますた。
▼後日、看護婦に件の痛み止めの名称を聞いたところオピスタンというそうな。退院後さっそく調べたところ、塩酸ペチジン(オピスタン)はモルヒネの1/8程度の鎮痛作用で、多めに投与すると呼吸抑制、呼吸停止などの副作用が出る場合がある麻薬指定の薬なんだそうだ。ひょっとして危なかったのかしら。生命の危機にちょっぴりトキメキ。

■ロバート・シルヴァーバーグ「夜の翼」(ハヤカワSF)【5】
遠未来を舞台にした幻想SF。もーとにかく美しいのれすよ。詳しい内容は覚えてないけど(帰省中は4,50冊読んだしね)古本屋で発見したら即、捕獲するべし。

●さびしんぼうっぷりを晒してみたら、早速メールが何通か届きますた。この手はしょっちゅう使うと嘘吐きな羊飼いの少年みたいに効果が無くなるのでちゅういがひつようだ。
9月1日
■胆嚢
実家に帰ってから1週間ほどマターリしてから紹介状持って病院へ行ったわけですが、シジュツの日取りが決まっていよいよ5日後、くらいの時期にまた発作を起こしてしまい、シジチュ当日に入院するはずだったのが5日前くらいから病院に監禁されっぱなしという事態になってしまいうんざり。しかもCTではどうも胆嚢がよく見えないらしく、もしかしたら内視鏡でのシジチュではなく腹を掻っ捌いてする本格的なものになるかもしれないと言われてちょうビクビクしたりしてますた。内視鏡なら長くて1週間くらい、たいしたことなければ術後24時間で退院できるはずだったのに、本格的に切られたら2週間くらい入院しなきゃいけないのれすよ病院は舌噛んで死にたいくらいに退屈なのにヒドい、ひどいよドクター!と思ったのれすが結局は内視鏡で小さい穴を4個所あけるという当初に予定していた術式でOKだったので一安心の巻。
▼シジチュのあと聞いた話では、胆嚢がヒドい炎症を起こすと周りの脂肪組織が胆嚢にへばりついてレントゲンやエコーなどではよく見えなくなるそうで。シジチュは過去に起こした重い発作のせいで軽くへばりついてた脂肪組織を剥がしながら行ったそうなのれす。もうちょっと激しくへばりついてたら腹掻っ捌かなきゃいけないところだったそうな。怖いよう。

■ニール・スティーブンスン「クリプトノミコン1〜4」(ハヤカワSF)【5】
栄養バランスのとれた、理想的な朝食だからこそだな
「なんでコレがSF文庫に?」とか「こんなクソ長いのに、このカタルシスに欠けたラストは何?」とか「なんで死んだはずのキャラが何事もなかったように出てくるの?」とか思うところはいろいろあるものの、読んでる最中はメチャ楽しかったので評価5。すげーおもしれえええええ!つーかワラタ。
▼話の内容は現代、フィリピンに絶対安全なデータの集積基地を作り、完璧で信用のおける電子通貨を創造しようというハッカーグループ、そして第二次大戦中の暗号戦、枢軸国が秘匿した金塊などが絡み合う話なんだけども本筋とは関係無い話がおもしろすぎ。
▼主人公の一人、ランディの元同棲相手が書いた髭についての論文とか、後ろに縫い目のある黒いストッキングの話とか、キャプテンクランチっていうシリアルの食べ方とか、親知らずを抜いた話とか最高。あと、ある女性シンガーソングライターを表した文章がステキすぎ。
毛色が変わっていて誤解され、とても知的なのだがかなり情緒的で、理解されないってそうなのよねと理解を示すリスナーの間で順調に売れている、というミュージシャン
▼訳文もこなれていて読みやすいし、1冊880円とお高いけどちょうおすすめれすよ読んどけ!あ、そうそう後藤伝吾たん萌え。あとルディの喋り方がケイン・コスギみたいで萌え。いやケイン・コスギ自体はさっぱり萌えないけど。

●快気祝ってことで秀さんに酒をおごらせますた。酒飲んでも痛くならないってすばらしい。読みちゅうである「黒豹スペースコンバット」の素晴らしさについて力説しておいた。

●うかうかしてたら、すでにWMF旗揚げしちゃってたのね。つーかプレ旗揚げ戦でミスターが生歌を披露ってアナタそんな寝耳に水ですよ。しかも旗揚げ戦では人生とタッグなんて、なんてッ、なんてッ!(;´Д`)ハァハァ ズルいよ知らない間にそんなことになってたなんてズルい、ズルすぎ。漏れのハートがチュクチュクしてきますた。
9月2日
●帰省した折、車で近所をふらふらしてたらけっこう好きだったラーメン屋が潰れており大ショック。老夫婦が切り盛りしている店で、素朴な味付けがとても好きだったのれすが。客入りが悪かったわけではないので、やはり老いには勝てなかったということなのかしら。切ないのうラララ。

●潰れるといえば、上大岡駅の改札をシナモン臭を振りまいていて不愉快だったシナボンが潰れてますた。しかし胆嚢が治ったら1度くらい食ってみようと思ってたのにもう、潰れた後でもムカつかせやがる。1ヶ月くらい持ちこたえてろっつーの。そーいえばこないだ秀さんにおごらせたとき、バーニングミートな焼肉屋に行こうとしたらすでに潰れてますた。この店に関してはもう、むべなるかな、としか言えず…。


■胆嚢
手術前の発作はたしか午前2時ごろだったか、とにかくこの痛みはマズいなと思いつつ既に手慣れてしまった感じで動けるうちに入院の準備をしてあらかじめ病院へ電話しといてからパパンを起こし、車でGO!24時間体勢の病院は便利だね。時間外は内科と外科の医者しかいないけど。
▼港湾病院の医者が汚い字でしたためた紹介状を判読するのが困難なのか、20分くらい待たされて顔面蒼白になったものの、医者が素早く痛み止めの静注をしてくれることになり一安心の巻。「せんせえ、ブスコパン程度じゃ全然効かないんですけどもうちょっとガツンと効く薬をおながいしますよマジで」と額に脂汗を浮かべながら懇願したところ、「あー大丈夫大丈夫。今回は最終兵器を投入するんで。コレ効かなかったらヤバいよ」と豪語してくださいまして大変に心強いことれすね。
▼いつもはクソ痛い筋肉注射をうたれたあげく、結局ろくに痛みが治まらず更にもう1本とか追加で座薬といった仕打ちを受けてきたわけですが、今回は水分補給&抗生剤の点滴の脇から静脈にクイッと注入してくれるわけですよ。「それじゃ入れますよーヤバいからとりあえず半分くらいね」と注入されてくる冷たい液体、15秒くらいで早速効いてきますた!速ッ!!こうなんというか、一瞬で酩酊状態というか感覚が麻痺してきて痛みがほどけていくような感じれすよビバ最終兵器!
▼というわけで大事をとってシジチュの日まで入院することになったのれすが、痛み止めのおかげで明け方までは病室で眠れていたものの結局痛みで目が覚め、痛み止めをおかわりする羽目に。まったくよう、半分なんてケチ臭いこと言わずに全部注入してくれりゃよかったのによう、と思いながら再び最終兵器を注入してもらいますた。それにしても本当すぐに効いてくる薬だねもう視界が暗くなってきたYO!もう息をするのもメンドくせえ…つうか息がッ!?マズいよこのままお迎えが来てしまいそう、という勢いの効きっぷりに慌てて深呼吸して、なんとか事無きを得ますた。
▼後日、看護婦に件の痛み止めの名称を聞いたところオピスタンというそうな。退院後さっそく調べたところ、塩酸ペチジン(オピスタン)はモルヒネの1/8程度の鎮痛作用で、多めに投与すると呼吸抑制、呼吸停止などの副作用が出る場合がある麻薬指定の薬なんだそうだ。ひょっとして危なかったのかしら。生命の危機にちょっぴりトキメキ。

■ロバート・シルヴァーバーグ「夜の翼」(ハヤカワSF)【5】
遠未来を舞台にした幻想SF。もーとにかく美しいのれすよ。詳しい内容は覚えてないけど(帰省中は4,50冊読んだしね)古本屋で発見したら即、捕獲するべし。
9月1日
■胆嚢
実家に帰ってから1週間ほどマターリしてから紹介状持って病院へ行ったわけですが、シジュツの日取りが決まっていよいよ5日後、くらいの時期にまた発作を起こしてしまい、シジチュ当日に入院するはずだったのが5日前くらいから病院に監禁されっぱなしという事態になってしまいうんざり。しかもCTではどうも胆嚢がよく見えないらしく、もしかしたら内視鏡でのシジチュではなく腹を掻っ捌いてする本格的なものになるかもしれないと言われてちょうビクビクしたりしてますた。内視鏡なら長くて1週間くらい、たいしたことなければ術後24時間で退院できるはずだったのに、本格的に切られたら2週間くらい入院しなきゃいけないのれすよ病院は舌噛んで死にたいくらいに退屈なのにヒドい、ひどいよドクター!と思ったのれすが結局は内視鏡で小さい穴を4個所あけるという当初に予定していた術式でOKだったので一安心の巻。
▼シジチュのあと聞いた話では、胆嚢がヒドい炎症を起こすと周りの脂肪組織が胆嚢にへばりついてレントゲンやエコーなどではよく見えなくなるそうで。シジチュは過去に起こした重い発作のせいで軽くへばりついてた脂肪組織を剥がしながら行ったそうなのれす。もうちょっと激しくへばりついてたら腹掻っ捌かなきゃいけないところだったそうな。怖いよう。

■ニール・スティーブンスン「クリプトノミコン1〜4」(ハヤカワSF)【5】
栄養バランスのとれた、理想的な朝食だからこそだな
「なんでコレがSF文庫に?」とか「こんなクソ長いのに、このカタルシスに欠けたラストは何?」とか「なんで死んだはずのキャラが何事もなかったように出てくるの?」とか思うところはいろいろあるものの、読んでる最中はメチャ楽しかったので評価5。すげーおもしれえええええ!つーかワラタ。
▼話の内容は現代、フィリピンに絶対安全なデータの集積基地を作り、完璧で信用のおける電子通貨を創造しようというハッカーグループ、そして第二次大戦中の暗号戦、枢軸国が秘匿した金塊などが絡み合う話なんだけども本筋とは関係無い話がおもしろすぎ。
▼主人公の一人、ランディの元同棲相手が書いた髭についての論文とか、後ろに縫い目のある黒いストッキングの話とか、キャプテンクランチっていうシリアルの食べ方とか、親知らずを抜いた話とか最高。あと、ある女性シンガーソングライターを表した文章がステキすぎ。
毛色が変わっていて誤解され、とても知的なのだがかなり情緒的で、理解されないってそうなのよねと理解を示すリスナーの間で順調に売れている、というミュージシャン
▼訳文もこなれていて読みやすいし、1冊880円とお高いけどちょうおすすめれすよ読んどけ!あ、そうそう後藤伝吾たん萌え。あとルディの喋り方がケイン・コスギみたいで萌え。いやケイン・コスギ自体はさっぱり萌えないけど。

●快気祝ってことで秀さんに酒をおごらせますた。酒飲んでも痛くならないってすばらしい。読みちゅうである「黒豹スペースコンバット」の素晴らしさについて力説しておいた。

●うかうかしてたら、すでにWMF旗揚げしちゃってたのね。つーかプレ旗揚げ戦でミスターが生歌を披露ってアナタそんな寝耳に水ですよ。しかも旗揚げ戦では人生とタッグなんて、なんてッ、なんてッ!(;´Д`)ハァハァ ズルいよ知らない間にそんなことになってたなんてズルい、ズルすぎ。漏れのハートがチュクチュクしてきますた。