キャビア日記 2002年 10月
10月29日
■ジャネット・イヴァノヴィッチ「あたしにしかできない職業」(扶桑社ミステリー)【4】
女賞金稼ぎステファニー・プラムシリーズ第二弾。もうどんな話だったか忘れた(ダメじゃん)。おもしろかったという記憶はあるんだけど…。イタリア系移民の街のどっちを向いても血縁関係なトコとか、おいしそうな料理とか、ステファニーのゆるいのかゆるくないのか微妙な股とか、見所はいろいろあったような気がするけども。

■ヴァーナー・ヴィンジ「遠き神々の炎」(創元SF)【5】
おもしれー。鉄爪族萌え。毛皮がふわふわ。ふわふわ。ふわふわですよ!銀河の外へ行けば行くほど速度の上限が上がり、コンピューターの処理速度も跳ね上がるという設定はカコイイれすね。虫ケラに死を!

ハードボイル度チェックをやってみた。49%ですた。つーか、今日のあなたにこの一冊「俺たちの日」G・P・ペレケーノスってちょうビビリれすよ心の一冊れすよ俺たちの日は。あなどれません。

ライトノベルファン度調査をやってみた。50/300作品ですた。既読率はSFのと同じくらいか。

●ガンダムSEEDを初めて見た。なんかまたシャアみたいな仮面の男がいるよママン!いちおうなんとなくおもしろいような気がするが、どうも萌えるキャラがいないというかシャアもどきが乗ってる艦の艦長っぽいひとは辛うじて許容範囲か。つーかどう見てもドレンじゃねえか。
10月24日
■ディーン・クーンツ「ファンハウス」(扶桑社ミステリー)【3+】
映画「ファンハウス」のノベライズらしい。きっちりクーンツ味で一気に読ませる佳作。カーニバルっつーのは、サーカス込みの移動遊園地みたいな感じなのかしら。

■ジャネット・イヴァノヴィッチ「私が愛したリボルバー」(扶桑社ミステリー)【4+】
失業してにっちもさっちもいかなくなったバツイチ30女ステファニーが、困ったあげくバウンティーハンター(賞金稼ぎ)に転職。賞金稼ぎというのは、保釈されたまま法廷をバックレた人間を捕まえる職業。で、その新米賞金稼ぎステファニーの初仕事は、幼い頃お医者さんごっこしたり処女を捧げた上にその顛末を町中に言いふらされたり、腹いせに街角で見かけたところを車で跳ね飛ばしたりした腐れ縁、モレリを捕まえること。下品で実も蓋も無いコメディれす。おすすめ。サラ・パレツキーの女探偵V.Iシリーズを下世話にしたような感じ。

●引き続き、イヴァノヴィッチ「あたしにしかできない職業」読みちゅう。それと平行してヴィンジ「遠き神々の炎」も読みちゅう。

●ついうっかり逆転裁判2のオフィシャルサイトに飛んで、糸鋸刑事を視界に入れてしまいますた。ズルいよ罠だよ萌えすぎるYO!このゲームのためにGBA買うのは避けたい。
10月18日
■コードウェイナー・スミス「シェイヨルという名の星」(ハヤカワSF)【4+】
中短編集。なんでこんなに絶賛されてンのかわかんねええええええと思ってたけど、「クラウン・タウンの死夫人」と「シェイヨルという名の星」は震えがくるほど良かったれす。下級民萌え。

はてなアンテナが復活してた。もうコレが無いとコマルというほど依存してるので助かったわ。

●100円ショップへ行ったら、100円復刊コミックの棚が出来てた。巨人獣っていうのが激しく気になりますた。つい衝動的に購入。表紙のアオリがものすごい。

●ビッグコミックオリジナル増刊に載ってた「墨戯王べいふつ」が激しくイイれす。中国・宗ぐらいの時代、書画マニアとして名を馳せたべいふつってオサーンが主人公という話らしいんだけど、第一話を見逃してたのでよくわからん。とにかくべいふつ萌え。気に入った絵があったら自分で贋作を描いてすりかえる、とか手段を選ばないマニアなダメっぷりがたまらないれす(;´Д`)ハァハァ
10月14日
●上大岡の本屋はダメだッ!漫画売り場がダメだッ!八重洲ブックセンターは言わずもがな、紀伊国屋もちょっとマイナーなのになると全然ダメだッ!つーかもっと漫画売り場拡大しろっつーのまったくよう。というわけで関内CERTEの芳林堂へ行って、LIZARD KINGの2巻とG=ヒコロウ「みんなはどう?メガキューブ」をゲトー。芳林堂漫画売り場は、良質なオタ女店員の巣窟っぽいので痒いところに手が届く品揃えなのれす。有隣堂本店も悪くないけど、漫画売り場まで辿り着くには階段で6階まで登るか、遅くてなかなか来ないうえに1基しかなく混んでる狭いエレベーターに乗らないといけないから面倒でイヤ。

■馬場康誌「LIZARD KING 2」(ワニマガジンコミックス)は箸本大活躍というかダメっぷりがツボ。本物の破壊王は全く萌えないが、こっちの破壊王は萌え。体の80%が機械化されてるなんてもう(;´Д`)ハァハァ あんま関係無いけど機械化といえば、KOF2002のマキシマたんが胸からビームを出すようになって(;´Д`)ハァハァ

●今月もガンガン購入。鋼の錬金術師は中佐の葬儀。軍部の正装は、上着の裾がダラーっと長いのね。ちょとカコワルイ。妖幻の血がパワードに移ったせいで、どうも読むものが少なくて困るわ。

はてなアンテナの調子が悪くてちょう不便。
10月12日
●馬場康誌「LIZARD KING」の2巻が4年ぶりに出た!祝!ということで遅れ馳せながら本屋へ行って買ってきた。1巻を。いやもう2年越しくらいで探してたので嬉しいことは嬉しいんだけど祝重版。なんで今月初めに出た本なのに売り切れてンだよゴルアァァ!2巻もよこせこの野郎俺に読ませろ!とりあえず1巻を読んで死ぬほどワラタ。プロレスとかガンダムとかタクティクスオウガとかドラクエとかKOF96とかその他いろいろなネタを使った格闘スラップスティックっつー感じか。安定して絵が綺麗れすね。この勢いで、ヤンマガに掲載された読み切りの単行本をきぼんぬ。

[歴史群像]太平洋戦史シリーズ39『帝国陸軍戦場の衣食住』(学研 ¥1,900)を立読み。\1000前後なら迷わず買うのに、高いよ学研!戦術とか戦略は興味ないけど、兵隊さんの日常生活には興味津々なのれす。陸軍シチューおいしそう。

●ガンガンの発売日は12日だが、今月は12日が土曜日なので1日早く本屋に並ぶに違いないと思って探し回ったが置いてない。ムキー!
10月10日
■梶尾真治「未踏惑星キー・ラーゴ」(ハヤカワJA)【3-】
読んでたような気がするけど、内容をさっぱり思い出せないので読んでみたらやっぱり既読だった。たまご熊ちょう萌えなんだが、マリオの容赦無いダメっぷりとかその他もろもろの萎え要素満載でゲソーリ。梶尾真治を再読するのはもうやめよう。

■トム・ゴドウィン他「冷たい方程式 SFマガジン・ベスト1」(ハヤカワSF)【3】
タイトルとシチュエーションだけはやたらと有名な「冷たい方程式」が収録されてるアンソロジー。まあまあ。

■タニス・リー他「死の姉妹」(扶桑社ミステリー)【3-】
女吸血鬼アンソロジー。全体的にダメーな感じ。タニス・リーのは耽美っぷりが足りないし、ニーヴンのリングワールドな短編はおもしろくない上に途中でぷっつり切れてるし。エフィンジャー「マリードと血の臭跡」はおもしろかったけどオチがわかりやすすぎでガカーリ。まあ、2,3イイ感じの作品があったからいいか。

■マイク・レズニック「ソウルイーターを追え」(新潮文庫)【4】
スペースオペラ版の白鯨、って一言で充分。いやおもしろかったですよとてーも。よくできたスペースオペラは、あまり古びないれすね。チャカ×ニコバー・レインと言ってみるテスト。

●たまたまギャラクシーエンジェルを見た。ヒドい目にあいまくるダメなヒゲオヤジは惜しいけど微妙に萌えないと思いますた。アニメとしては良作だが、僕としてはむしろヒカリアンの方が好きかも。
10月6日
■梶尾真治「地球はプレイン・ヨーグルト」(ハヤカワJA)【3】
素朴な味わいの短編集。バカ系としんみり系の話が交互に収録されており、ちょっと落差が激しすぎ。つーか素朴すぎてやや萎えだけど、梶尾真治大好きっ子だったので評価は甘目。

●ニール・スティーブンスン特集ということで、雑誌「ユリイカ」をパラパラと立読み。本当は買おうと思ったけど、1200円は高いYO!スノウクラッシュとかダイヤモンドエイジも読んでないことだし。評論家の人たちは面倒くさいことを考えてるナアと思いますた。つーか東&巽対談はビジュアル的にアレなので写真は載せない方がいいと思った。

●女吸血鬼アンソロジー「死の姉妹」(扶桑社ミステリー)読みちゅう。半分くらいまで読んだが、どうもいまいち。エフィンジャーの短編が収録されてるのはお得な気もしないではないが。

●なぜか今週も、偶然巨人の星を見れた。伴たん最高。
10月2日
■ディーン・クーンツ「真夜中への鍵」(創元推理)【3+】
日本を舞台にした、クーンツ初期の長編。もっとキテレツな日本描写を期待してたのに、けっこう普通でありガカーリ。萌えキャラが出てるわけでもないし、クーンツらしく一気に読める佳作としか言いようがないれすね。

●そういえば、偶然真珠夫人完結編を途中から見た。抱いて!300円よこれでも人妻なんだからわけあってこんなことしてるのねえ安いでしょ旦那さん抱いて!ねえ抱いてよ300円よ抱いて!と、ねちっこくからみつづける奥様萌え。

●谷甲州「仮装巡洋艦バシリスク」再読。砲戦距離12000はヤパーリ傑作れすね。バシリスクの数奇な運命とか、星空のフロンティアは終りなき索敵に直接続いてるのか〜とか、いろいろ発見があってヨカタ。航空宇宙軍史の俺年表が埋まって行く快感フレーズというか。

●来月末に発売のガンガンWINGに、荒川たんの短編がセンターカラーで掲載されるらしい。鋼の錬金術師連載前に、ガンガン本誌に載ってた上海妖魔鬼怪の続編、ってことであと2,3短編が溜まればデビュー作ストレイドッグなどと共に短編集が出るかも。それにしても働きすぎであり心配れすね。

男らしい腐女子に感動。抱いて!
171 名前:通常の名無しさんの3倍 投稿日:02/09/04 06:32 ID:???
>>170
それじゃ801レス行くの目指してネタ振ってみるか(w
トリアーエズ富野×安彦ハァハァ…

177 名前:通常の名無しさんの3倍 投稿日:02/09/04 07:02 ID:???
>>171
何を言ってるんですか!!
ハゲは総受けに決まってるでしょ!!!
あの安彦たんに精神的にも肉体的にもいたぶられて、
挙句に自傷プレイの全否定発言ですよ!?
穴掘られてなけりゃ、あんな発言しませんよ!!

178 名前:171 投稿日:02/09/04 07:20 ID:???
>>177様カコイイ…萌え〜

179 名前:通常の名無しさんの3倍 投稿日:02/09/04 07:26 ID:???
>>178
カコイイのは私ではなく安彦たんです!!
あんな男前でなけりゃ、トミーノが股を開くはずありません!!